母が足を痛めたと報告があったので、気になっていたのだが、台風やら雷やら体調不良やらが続いたので少し間が開いた。

どうも挫くかひねるかした拍子に車椅子にぶつけたようだ。しばらくはトイレにも係の人が二人がかりで付き添っていたらしい。ふくらはぎの辺りが青く膨れているがもう痛くないようだし、重大な病気でもなさそうでほっとした。

約10日ぶりの訪問だったのだが、母は私をじっと見つめ、あら〜、久しぶりねえと涙声で言った。

これは3日ぶりであっても翌日であっても同じなので気に留めないでいたのだが、私が誰か分かるか聞いてみたら、ちゃんと分かっているわよ。三女じゃないのと言われてしまった。

前回はちゃんと分かってくれたのだが…。まあ、私が高校3年生の時に亡くなった祖母とその前は取り違えていたのだから、かなりの進歩だw。私はすでに祖母の年をもう7年も超しているのでありがとうだし、妹は私より6歳若いなのでこれまためでたいw。最近、急に体重が減り、体重計の故障か、それとも体の故障かといぶかっていたのだが、若く見えたのなら良しとするw。

娘が要らないと置いていったハリネズミのぬいぐるみを渡すと、大喜びでしっかりと抱きしめた。なんて可愛い、柔らかい、嬉しいと最大級の喜びようだった。いくつかぬいぐるみを買って持って行ってあるが、いくつになっても、いや多分、もう小学生くらいの気分なのかも知れない母にはびっくりするほど嬉しいお土産だったようだ。

父の時もぬいぐるみ何体かをおいていた。臨終の知らせで急いで駆けつけたがほんの数分の差で間に合わず、枕元の父のお気に入りのぬいぐるみが最期を看取り一緒に煙となった。

この間、下の娘宅に寄ると、ノンちゃんマンが帰宅早々、布団を敷いていた。眠いと思ったら直ちに倒れ込めるように帰ってくるとすぐに敷くらしい。でシーツの上に大きめの枕を乗せその上からタオルケットを掛けていたので不審な顔をしたのだろう。娘があれはポチよ、という。

恥ずかしそうに顔を赤くしたノンちゃんマンの説明によるとお腹の上に乗っていると安心して眠れるのだという。そうか、犬大好き人間だけど飼えないのでポチという枕なのね。横になると不整脈が生じて眠る前にひとしきり不安な感情と戦わねばならない私も大きめのぬいぐるみをお腹に乗せ、ついでに一緒にあの世にもついて行って貰おうかなあ。