友人から彼女の会社のホームページの翻訳を依頼された。
翌日までと言う。
ぎっくり腰なんですけどねえ。座ると痛くなるんですけどねえ。

何ヶ月か仕事から離れている。すっかりやる気が消え失せ、もう仕事はいい、このまま止めてしまおうと思っていたのだが、アナタのことも書いたのだからやってよという。彼女の会社の専属翻訳者のような記述だ。別にワタシが頼んだ訳でも、やってと頼まれた訳でもないのだけど、長年の付き合いだ。彼女がそのつもりでいるなら、ま、いいか、と始めた。

40年ほども働いていたって凄いよね。すっかり忘れてしまったと思っていたものが蘇る。なに、この地の文、ぱっと分かるようじゃないとねえ、などと友人だから好き放題にコメントしながら2日かけて訳した。

腰は痛かったが、楽しかった。熱中ということを思いだした。やっぱり仕事復帰しようかな。まだできるかもしれない。

母の施設から契約書の書類一束が送られてきた。増税に伴い色々手直ししたらしい。手書きで沢山書き込まねばならない。連絡先も3箇所、住所、氏名、続柄、電話番号と細々と書き込まねばならない。

息子はまだ家をどうするか決めてないとか、上の妹は急なときにもすぐには駆けつけてはくれないだろうとか、上の娘は固定電話をどうしたのだろうとか、色々な雑念まみれのまま書き込んでいたら、呆れたことに、2ページの書類に7箇所も修正印を押すことになった。娘の姓を旧姓で書いたり、息子の名前を下の娘の姓の後に書きかけたり、ワタシの頭は一体どうなっているのやら。こんな書類、書くのは面倒すぎて嫌いだがこの気の散りようも尋常とも思えない…。

まだ大丈夫と少し前まで意気軒昂に気分が上昇していたのが、やっぱり、ワタシ、もうダメかもと萎んでしまった。

まだか、もうか、悩ましい…。