さまざまな憶測のある、三菱自 軽燃費不正。
日本経済新聞に興味深い記事がありました。
半年前、日産に新型軽の開発を任せると、相川社長が発言。
このとき既に、日産では次期ekワゴン、デイズの開発が行われ、
搭載される新型エンジンも出来上がっていたのですが、
燃費目標に届かず、これを知った三菱側は・・・・
「 日産には技術力ないんじゃない? 」
この三菱側から発せられた毒舌に、不快感をあらわにした日産開発トップの板本副社長は、
徹底的に原因を突き止めるよう、指示。
現行モデルの空力特性やタイヤの摩擦などを子細に検証するうちに、
三菱自が国に届け出ていた車両の転がり抵抗の値と実測値の間に乖離があることが判明したのです。
納得しない三菱。 譲らない日産。
そして今年2月、燃費性能を共同で検証することで合意。
二か月後の四月、三菱がデータ改ざんをしていたことが明らかとなったわけです。
画像元 amazon.co.jp
そのときの三菱側の焦りよう、
ほらみたことかザマァ! 誇りを守った日産側のドヤ顔ぶり。
「 空飛ぶタイヤ 」 につづき、
ドラマになりそうな展開でしたね。
三菱があんなこと言わなきゃ、発覚しなかったのにねぇ。
不用意な一言は、命とりですよ!