2006年10月29日

You tube にて投稿画像大量削除2 G

Gです。
昨日の続きになります。

例えば、書籍について考えてみてください。書籍には図書館がありますね。それは、公共のお金なり、有志の寄付なりで集めた書籍は不特定多数の人が多くは無料で読む事が可能です。次に、レンタルビデオを考えてみてください。これだって、多くは有料ですが、わずか数百円でどのタイトルの映画や音楽を楽しむことができます。これらと、You Tube との本質的な違いはあるのでしょうか?一度テレビ放送として、その著作なりビジネスは完了しています。公共にリリースしたものをその後ユーザーがどのように使おうが、それをどうして規制できるのか?又は規制すべきなのか?この辺を是非説明頂きたいと思います。

少し視点を変えます。著作権関係権利者の団体と事業者の方々にお考え頂きたいのですが、これだけユーザーがいる、ソフトを閲覧している人がいるという事は、それだけマーケットがあるという事なんですね。無料でいくらでも閲覧されてしまう事が問題の本質なのだと思います。であれば、有料化した映像アーカイブスのようなものを立ち上げられないのでしょうか?確かに有料化した場合、閲覧者の数はかなり減少するものと思います。しかしながら、有料でも見たいと考えるユーザーもかなりいるはずです。例えばどうしても見たかったのに見逃したドラマの最終回。小さい頃家族で見て、最終回には泣いてしまった大好きなだった番組。長島の引退試合とか見たいと思う人は多いはずです。

しかも、ビジネスとしてはテレビで放送をした段階で完結しているわけですから、廉価に提供することはできるはずではないでしょうか?電波は公共のものです。そこに流したのに、時間によって見られる人と見ることが出来ない人がいる事はそもそも不公平なのではないでしょうか?昔の失われてしまった映像は別として、現在も保有している映像については、技術的に可能なのであれば、オンデマンド型の方法形態も一つのビジネスモデルとして検討すべきだと思います。従って、技術的にも可能なのに、法整備と著作権関係が調整できないというのは関係者のただの怠慢であると申し上げておきます。可能である事をある理由でしない、行わないと言う姿勢は進歩を阻害するものだと思います。こんな事では、テレビはどんどん時代遅れになってしまいますよ。


gandk at 14:19│Comments(0)TrackBack(0)社会 

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