2018年2月分の読書メーターです。(前月後半もですが)バーチャルYoutuberの動画を見ることにかなりの時間を割いていたのでこちらは量が極めて少ないです。
2月の読書メーター
読んだ本の数:3
読んだページ数:750
ナイス数:9

入門 たのしい植物学―植物たちが魅せるふしぎな世界 (ブルーバックス)入門 たのしい植物学―植物たちが魅せるふしぎな世界 (ブルーバックス)感想
植物学の入門書。入門書であるが網羅的に植物学の内容を概観するのではなく、読者が興味を持ちそうな六つの事例を挙げ、それらについてひとつづつ解説を加えると同時に植物の特性について記述するという形式がとられている。リンネの植物学といえば分類学を意味するが本書には分類学的な話題は含まれていない。キノコにまるまる一章割り当てられているのも特徴的。各トピックに関連して植物に関する知識を得ることはできるが、植物学の全体像をつかむことはできないため、入門の前段階として読む書籍という意味合いが強いように思われる。
読了日:02月21日 著者:田中 修
煉獄姫 (電撃文庫)煉獄姫 (電撃文庫)感想
藤原先生のダークファンタジー。ルナティック→レジンキャスト→アカイロとだんだん明に寄ってきた世界観ですが今回は再び暗に。ただ世界観が産業革命イギリス(イギリスではない)なのでまあでしょうねという感じでそこまで重苦しい印象はありません。バトルシーンのわくわくも相変わらずですが、本作は産業革命期というか主権国家体制の時代に関する知識がないと少し難しくバトルまでたどり着けないかもという節はあるかもしれません。2章が激重の鮮血のやつとはまた別の理由ですね。本作はちゃんと完結したようなのでそこは安心して読めます。
読了日:02月19日 著者:藤原 祐
遊・戯・王ZEXAL 6 (ジャンプコミックス)遊・戯・王ZEXAL 6 (ジャンプコミックス)感想
ZEXALの6。そろそろクライマックスですがラスボス的なのがあまり見えてこないのでこのまま八雲がラスボスでしょうか。記憶が正しければすこぶる評判の悪い絶望王アンチなんとかがラスボスのメインモンスターのはずですが……。さて、今回通しでちゃんとやった決闘はハートランドさんのやつだけですが、ハートモンスターとかフィールド魔法とか目のやつとかはペガサスのオマージュでしょうか。ペガサス自体モンスターズ後期で環境に置いていかれてましたが、ZEXAL環境でやったら多少エクシーズ入れてもこうなるよということですね。
読了日:02月09日 著者:吉田 伸,三好 直人

読書メーター



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 2018年1月分の読書メーターです。今回はあまり読まなかったのでhtml出力に全部入り切りました。
1月の読書メーター
読んだ本の数:5
読んだページ数:1733
ナイス数:33

大学4年間の経営学が10時間でざっと学べる大学4年間の経営学が10時間でざっと学べる感想
経営学をトピックごとに解説・概観した書籍。全体を通してのストーリーが存在せず、紹介されている理論も多岐にわたるため、本書のみで学習を進めるのは難しい。また、紹介されている理論の中には現在では否定されているものも含まれているが、文末でさらっと記述されているだけだったりするため速読や流し読みをしていると誤った理論を実用的だと勘違いしてしまう可能性もある。むしろ、同一著者の『経営学で考える』『経営の再生』などほかの経営学書で学習した内容を本書で確認するという使い方が適しているように思われる。
読了日:01月22日 著者:高橋 伸夫
ニンジャスレイヤー 死神の帰還 (不滅のニンジャソウル # 2)ニンジャスレイヤー 死神の帰還 (不滅のニンジャソウル # 2)感想
2巻。連載当時から話題になっていた野球とマグロのインパクトが強い本巻ですが、中核ストーリーとしては「フー・キルド・ニンジャスレイヤー?」「レプリカ・ミッシング・リンク」あたりでしょうか。まあ後者はマグロなんですけど。あと能力的には六騎士ソウル持ちのアナイアレイターが気になるところですが、ユニーク・ジツの説明を読んでも強さがあまりよくわかりませんんね。スリケンは誰でも無限生成できるのでは? ただ詳しくは書けませんが別の六騎士で生成能力じゃない方がメインのユニーク・ジツだったタイプもあったので今後に期待です。
読了日:01月19日 著者:ブラッドレー・ボンド,フィリップ・N・モーゼズ
ニンジャスレイヤー 秘密結社アマクダリ・セクト (不滅のニンジャソウル # 1)ニンジャスレイヤー 秘密結社アマクダリ・セクト (不滅のニンジャソウル # 1)感想
書籍版ロンゲスト・デイ・オブ・アマクダリ発売ということでニンジャスレイヤーを再読していくことにしました。Web連載はすでに四部に入っているとのことですがまだまだ読みは三部冒頭で止まっております。さて今回収録されたサツバツ・ナイト・バイ・ナイトは一部一巻の重要な二作のリメイクですが、一部と同じような話を三部でやるとどのぐらいの解像度になるのかというのを掴むにあたっても重要な話ですね。それはそれとしてリメイクでありつつも、シックス・ゲイツ最後の生き残りの話、ソウカイヤとアマクダリの違いなども伺える名作でした。
読了日:01月15日 著者:ブラッドレー・ボンド,フィリップ・N・モーゼズ
遊・戯・王ZEXAL 5 (ジャンプコミックス)遊・戯・王ZEXAL 5 (ジャンプコミックス)感想
久し振りのZEXAL5巻。Arc-Vにはデュエルモンスターズのルールで無理矢理花札をやろうとする「花札衛」というカテゴリがありましたが、今回の「ラインモンスター」カテゴリは無理矢理将棋をやるといった感じでしょうか。花札衛は相手を無視して花札をやっているのに対しラインモンスターはフィールド魔法である適度ルールに介入しているという違いはありますが。あとデッキから任意のカードを選んで残り全部墓地に捨てられるのはダメです。苦渋の選択もびっくり。
読了日:01月12日 著者:吉田 伸,三好 直人
経営学で考える経営学で考える感想
2018年初の読了は経営学の再々読。三度目ともなるとそろそろ内容を覚えられるようになる。初読の時は難しく思えたが、実際には話が込み入っているのは第一章のライセンスビジネスの話だけで、後半になるほどエピソードもおおく分かりやすくなってくる。
読了日:01月07日 著者:高橋 伸夫

読書メーター



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「ロジカル・パンプキン」


「トリックオアトリート!」

おさげたん「鳥」
  →「トリック」と「トリート」の共通部分である「トリ」のこと。この操作は積集合andをとる集合演算としてあらわされる。

「……積集合求めろって言ってるんじゃないのよそもそもorは和集合よこの排他的論理コミュ症」
  →前半部では「トリックオアトリート」という文章に対する対話相手の解釈の誤りがあることを示している。後半部分に出てくる積集合とは前発言の解説の通り集合の要素の共通部分をとる操作のこと。「トリック」「トリート」の共通部分である「トリ」を持ってくるのが積集合であり、andとも呼ばれる。これに対し和集合とは集合の要素のうちどちらかに入っていればそれをとってくる操作であり、orとも呼ばれえる。「トリック」と「トリート」に対して和集合をとれば「トリックート」となるはずである。発言における後半部分の指摘は、「トリックオアトリート」を「トリック」と「トリート」の和集合orをとる操作をせよという意味だと解釈したのであれば、「トリックート」というような発言をすることが妥当であり、「鳥」すなわち「トリ」は積集合andであるのでその解釈においても誤りがあり不適切であるということである。末尾の排他的論理コミュ障は字面通りに解釈をすればよいが、集合演算の「排他的論理和」を念頭に置いた発言であることを理解しておくとより深い理解となる。

おさげたん「ふふふ、レトリック!」
  →レトリックとは修辞法のこと。すなわち、和集合と積集合を取り違えていることを理解したうえであえてこのような発言をしたのだ、という発言者の意図を示している。

「げきど」
  →修辞法として許容できる誤りではないということ。および「レトリック」の「トリ」とかけている節があったため。

おさげたん「ぎゃぴーーーー」
続きを読む


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「INN」


 解説不要。続きを読む


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皆さまあけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
 ということで、予告していました通り2017年の読書メーターまとめです。昨年は10月以降に「創作をやるぞ!!」と小説を大量に(大量というほどでもない)読んだので数が多いです。ちなみにまだ創作はやってません。
2017年の読書メーター
読んだ本の数:163
読んだページ数:43319
ナイス数:360

氷結鏡界のエデン  楽園幻想 (富士見ファンタジア文庫)氷結鏡界のエデン 楽園幻想 (富士見ファンタジア文庫)感想
氷結界……じゃなくて氷結鏡界のエデン。読書メーター登録以前の再読本です。この作者の黄昏の詠使い(でしたっけ?)もこちらもシリーズの途中までしか読んでいなかったのでこのシリーズを全巻入手できる機会に入手しました。二年前ぐらいに。……まあ同じ経緯をたどった『火の国、風の国物語』もこの前無事全巻読み終えたので大丈夫でしょう。しかしこちらも全13巻ということですが富士見ファンタジアは成功した長編シリーズは13巻になる的なアレがあるのでしょうか。あ、内容ですが、主人公のほわほわしたキャラがストーリー的に良いですね。
読了日:12月04日 著者:細音 啓
遊・戯・王ZEXAL 1 (ジャンプコミックス)遊・戯・王ZEXAL 1 (ジャンプコミックス)感想
ZEXALの漫画版。遊戯王シリーズのアニメはZEXALだけ全く見てないので(VLAINSも見てませんが)これが初のZEXALです。といってもある程度の知識はあるのですが、ナンバーズが記憶でそれを集めるみたいなアニメのストーリーはそのままみたいですね。それと記憶が正しければアニメの遊馬が使うのもNo.39希望皇ホープだったと思うのですが、となるとGXや5D'sとは違いメインカードがアニメと漫画で一致していることになりますね。ということはストーリーも割とアニメをなぞる形なのでしょうか。あと最後の短編なにあれ。
読了日:12月04日 著者:吉田 伸,三好 直人
WORKING! ! (13)完 (ヤングガンガンコミックス)WORKING! ! (13)完 (ヤングガンガンコミックス)感想
最終労働! 恋愛方面組織方面すべて丸く収まりました。でも山田の正しい苗字は最後まで非公開のままでしたね。母親もキャラクター紹介で「山田菊乃」になってしまっています。さて、労働シリーズはこれが終わった直後か少し前後するかで別のレストランの話のやつが書籍化されてたと思うのですが、そちらでも一部キャラクター共有があったりするのでしょうか。本書の最後のアレもそのあたりの伏線になるのかもしれません。入手できれば読んでみたいところですね。
読了日:12月03日 著者:高津カリノ
現役プロ美少女ライトノベル作家が教える! ライトノベルを読むのは楽しいけど、書いてみるともっと楽しいかもよ! ? (角川スニーカー文庫)現役プロ美少女ライトノベル作家が教える! ライトノベルを読むのは楽しいけど、書いてみるともっと楽しいかもよ! ? (角川スニーカー文庫)感想
『ミスマルカ興国物語』『ばいおれんす☆まじかる!』を通読し終えたうえでの再読。やはり指南書は筆者の作品の傾向をわかっていて読む方がどこを目指しているのか想像しやすいので良い。具体的には、ミスマルカ短編集(興国しない物語)を見る限り筆者は短編においては長編ほどは整合性にこだわっていないことが見受けられるので、本書の短編手法をそのまま適用するとそのような作品が生まれる可能性がある、など。無論それはそれで魅力的であるので目指す先としてそこを設定するといいう判断もある。 指示語の多すぎる文章になってしまった……。
読了日:12月02日 著者:林 トモアキ
WORKING!! 7 (ヤングガンガンコミックス)WORKING!! 7 (ヤングガンガンコミックス)感想
第七労働。どんどん行きます。どうやらこの辺りでアニメになったっぽいです。前回にもまして山田兄が登場しますがやはりニアミス。しかし小鳥遊が種島に姉らを隠し通せなかったようにこちらもいつかであってしまうのでしょうか。出会った挙句普通に別人だったらそれはそれで面白いのですが。あと山田の16歳には?がついていましたが暫定山田兄の17歳は確定表示でしたね。ということは本当に兄妹なら16歳の部分は確かなのでしょうか。まあ実は12歳とか下振れの可能性はありますが。
読了日:11月06日 著者:高津 カリノ
白夢2  白雲学園の姫巫女 (富士見ファンタジア文庫)白夢2 白雲学園の姫巫女 (富士見ファンタジア文庫)感想
白夢の2巻です。あとがきによるとなんと1巻刊行前に書かれていたとのこと。なんと。まあ割と話がつながっていますし、白夢自体がシリーズ4巻まとめてハードカバー一冊でも良いんじゃないかというぐらいの全体構成ではありますが。でもページ数が多いから1~2巻が上巻で3~4巻が下巻でしょうかね。ライトノベルのハードカバー化、あまり聞きませんが、そういうのも場合によってはありだと思います。
読了日:11月03日 著者:瀬尾 つかさ
WORKING!! 5 (ヤングガンガンコミックス)WORKING!! 5 (ヤングガンガンコミックス)感想
第五労働。今まで労働の感想で山田の話ばかりしてきましたが作品には他にも大量のキャラクターが出ているので今回は別のキャラの話を。音尾氏の妻、出ましたね。最後まで出ないのかと思っていましたが割とあっさり出ました。合流はしませんでしたが。ということはもしや出ないと見せかけて山田の正体もいずれ……? しかし放浪している妻は放浪時の生活などが完全に謎です。迷子なので生存用アイテムは持ち合わせていないでしょうし。同様に初出が家出少女だった山田の普段の生活なども謎です。ということで結局山田の話でした。主人公ですからね。
読了日:11月02日 著者:高津 カリノ
WORKING!! 4 (ヤングガンガンコミックス)WORKING!! 4 (ヤングガンガンコミックス)感想
第四労働。初期のヤバい人間たちが集まってワイワイやるお話からラブコメ風の方向性に舵を切った感じがします。まあ人間ヤバさには限界があるので長くやっていくとどこかで人間性の掘り下げにシフトしなければならず仕方のないことではありますが。そもそも一つの巻に20話ずつ入れているので4巻にしてすでに80話。このペースなら仕方がないですね。登場人物数もそろそろ限界が来そうなのでここからは人間関係を重点していくのでしょうか。まあ山田の正体は明らかになりそうにないですが。
読了日:11月01日 著者:高津 カリノ
エネルギーとはなにか そのエッセンスがゼロからわかる (ブルーバックス)エネルギーとはなにか そのエッセンスがゼロからわかる (ブルーバックス)感想
力学を飛ばして電気磁気学を学習した関係でエネルギー周りの理解が危うかったのでその知識を補う目的で選択したが、古典力学のエネルギー概念に関してはさらっと触れられていた程度で理解には至らなかった。半面、後半の電磁関係や量子関係は深い分野にまで踏み込まれていたので読み物として満足できた。
読了日:10月12日 著者:ロジャー・G・ニュートン
ミスマルカ興国物語 II (角川スニーカー文庫)ミスマルカ興国物語 II (角川スニーカー文庫)感想
ミスマルカ2巻です。このシリーズになってから政治・思想系のネタがかなり増え、全体のストーリー運びにも無理がなくなったため、作者も執筆スタイルを改めたのだなあと思っていたのですが、あとがきによると全然そんなことは無いようです。とはいえど元ネタのある政治・宗教・思想系の話が増えてはいるのでそちらの下調べはかなり入念に行ったのだろうと思われます。あるいは膨大な量の教養知識を蓄えた上で場面場面においてそれらを援用することでプロットなしの執筆スタイルでも整合性を取り魅力を出すことに成功しているということでしょうか。
読了日:10月11日 著者:林 トモアキ
霊はあるか―科学の視点から (ブルーバックス)霊はあるか―科学の視点から (ブルーバックス)感想
ブルーバックスにたまに発生するスピリチュアル系書籍の一種。ただしこちらはスピリチュアルの特に霊現象に焦点を当て否定的に論じるもの。個別の霊事象に関する反論は手稲に組み立てられている一方、霊存在など思想体系に対する批判では論理の面で粗が目立つ。科学的反論を表明するのであれば分類における集合の取りこぼしには注意すべきであり、「いかにもなさそうである」など書かずに反証を提示する必要がある(個別の反論ができている以上実際不可能ではないはずである)。前書きでもメインコンテンツと明示している以上、残念さが目立つ。
読了日:10月10日 著者:安斎 育郎
ミスマルカ興国物語〈1〉 (角川スニーカー文庫)ミスマルカ興国物語〈1〉 (角川スニーカー文庫)感想
林トモアキ先生の新シリーズ……という認識でしたがいつのまにか完結していたミスマルカ興国物語、第1巻です。この作品の存在によって『お・り・が・み』(もしくは『ばいおれんす☆まじかる』)から続く現代ファンタジーシリーズがバッドエンドを迎えることが保証されてしまい当時としてはなんとなく嫌な感じがしていたのですが、あっちの内容をほとんど忘れた今読み返してみると普通に楽しめました。まあ「この用語見たことある気がするけど現代編の何だっけ」みたいなのはありましたが設定をないものとみなしても成立するので問題はありません。
読了日:10月10日 著者:林 トモアキ
遊・戯・王5D's 6 (ジャンプコミックス)遊・戯・王5D's 6 (ジャンプコミックス)感想
ということで今度こそ読んでない5D'sの6巻です。魔王龍のデュエルでの初登場……いや前にも一度出てましたっけ? 例のアレの特殊召喚先として大変有用な魔王龍ですが例のアレがおそらく漫画のこの先のネタバレだったはずなので名前は伏せます。原作効果のままカード化されたのですね。しかし漫画のストーリーはアニメのダークシグナー編までが主な元ネタかと思われますが、それ以降の展開も含めて上手いこと翻案してる感じがなかなか良いですね。
読了日:09月06日 著者:佐藤 雅史
遊☆戯☆王5D’s 5 (ジャンプコミックス)遊☆戯☆王5D’s 5 (ジャンプコミックス)感想
「読んだっけ……? いや読んでな……読……んーー??」とかいいながら読み直したら再読本になってしまいました。読んでたか。ということで、諸毒の感想では付録に触れてなかったのでそちらについて。閃光竜のスターダストがついに付録登場ですね。作中とは違いターンに一度の制限がついているので耐性は普通のスターダストより落ちていますがスペルスピード2であらゆる対象について破壊無効ができるのでドラゴンのスターダストとの使い分けは運用に応じてといったところでしょうか。
読了日:09月06日 著者:彦久保 雅博
世界でいちばん簡単なC言語のe本―C言語の基本と考え方がわかる本世界でいちばん簡単なC言語のe本―C言語の基本と考え方がわかる本感想
第三版の第一版(?)なのでこれですね。昨今のOS情勢の合わせたのかMac対応が追加されたとのことです。確かにC言語はMac(というかLinux)の方がやりやすいですからね。
読了日:09月04日 著者:堀江 幸生,山内 敏昭
けものフレンズBD付オフィシャルガイドブック (6)けものフレンズBD付オフィシャルガイドブック (6)感想
また変な順番で読んでしまった……。ということでけものフレンズBlue-rayの6巻についてくるガイドブックです。(黒塗りですが)セルリアン真実が載っているということでコンセプトデザイン展に行く前に読んでおかなければ!ということで購入してしまいました。その件に関してはネタバレになるのでここには深くは書きませんが、ええ、はい。対談と原作者インタビューもありページ数にしては読みごたえ抜群の内容でした。
読了日:09月03日 著者:
統計学が最強の学問である統計学が最強の学問である感想
確率統計の教科書の読解を三回ぐらい挫折し「さすがにこれはレベルが足りていないということなのでは?」ということで入門的立ち位置の本書に頼ることに。タイトルや冒頭の書きぶりから短絡的な書なのではないかと不安視していたが、結果的には統計学の各項目や背景にある考え方に絞って概観できる良い本だった。項目的には一般的な確率統計の教科書をほぼ網羅しているので数式を相手にし続けて意味が分からなくなった時に参照する書としても有用であるように思える。
読了日:08月16日 著者:西内 啓
お経のひみつ (光文社新書)お経のひみつ (光文社新書)感想
仏典解説。日本にゆかりのある仏典という切り口のため大乗仏典が主となっている。本文を実際に読んだことがあるのは般若心経と阿弥陀経だけだったが、それ以外の経典に関しても概要をつかむことはできた。ただ、たびたび釈迦本来の教えが大乗仏典にはほぼ残っていないことについての問題提起があるが、それに関する筆者の見解は与えられない。本文中で書名が挙がっているほかの著書に書かれているのかもしれない。
読了日:07月10日 著者:島田 裕巳
ザ・シークレットザ・シークレット感想
丁装が10割。 とだけ書いて最初に登録したのですが、さすがにあんまりなので補足。端的に言うと宗教書です。別に人に迷惑をかけるタイプの教義でもないですし日々のパフォーマンスも上がりそうなので信じたい人は信じればいいと思うのですが、宗教書なので「科学的事実です!!」みたいな記述についてはバキバキに間違ってる可能性があることだけは気を付けてください。 あと丁装デザインはとても魔導書っぽくて良い。中も前頁こんな感じのデザインなのでそこは本当に良い。インテリアとしては最高。
読了日:07月08日 著者:ロンダ・バーン
五大湖フルバースト 大相撲SF超伝奇 上 (シリウスKC)五大湖フルバースト 大相撲SF超伝奇 上 (シリウスKC)感想
処分するので再読。奇抜な設定からの王道作話というところでやはり「ニンジャスレイヤー」シリーズのような面白さがありますね。
読了日:07月06日 著者:西野 マルタ
五大湖フルバースト 大相撲SF超伝奇 下 (シリウスKC)五大湖フルバースト 大相撲SF超伝奇 下 (シリウスKC)感想
処分するので再読。両国リヴァイアサンの方はより日本画風の絵になっていますね。執筆時期ではこちらのほうが先みたいですが、これはこれで良いと思います。残念ながらまだ発表されていないみたいですが第三部の「心の横綱」編も楽しみに待っていきたいところですね。
読了日:07月06日 著者:西野 マルタ
けものフレンズBD付オフィシャルガイドブック (2)けものフレンズBD付オフィシャルガイドブック (2)感想
何かと話題のけもレンズ公式ガイドブックの2巻です。なぜ1巻からではなく2巻からの登録なのかというと……購入できなかったので……。 で、これは読書メーターなのでアニメBDではなく冊子の方の話ですが、本編解説+インタビュー+設定集+図鑑の攻勢になってます。今回の設定集はセルリアンについて。なにやらアプリでもアニメでも見覚えのないセルリアンが載ってましたが、出さずに打ち切られてしまった漫画版のセルリアンでしょうか。それとも出さずに打ち切られ閉まったアプリ二章なのか。打ち切りの嵐から良く立ち直りましたよね本当に。
読了日:06月15日 著者:
サクッとうかる日商2級工業簿記テキストサクッとうかる日商2級工業簿記テキスト感想
簿記2級工業編。以前読んだ管理会計の書籍でも関連した記述があったのでそれについて復習しつつ細かな処理を確認するという形となった。商業簿記2級の方は大改訂によってテキストとして使えなくなってしまったが工業簿記は一切改定を受けていないのでこちらはそのまま利用可能。
読了日:06月10日 著者:福島 三千代
サクッとうかる日商簿記2級商業簿記 テキスト 【改訂五版】サクッとうかる日商簿記2級商業簿記 テキスト 【改訂五版】感想
二級学習用。3級のものと同様の構成で説明自体理解しやすいものだったが、「会社の一年の流れ」を説明する形式にはなっていないので初学においてはイメージがつきにくいかもしれない。 そして後で気づいたのだが試験範囲が改定されたためこのテキストで学習してもあまりうまくいかないとのこと。残念。同じ会社から改訂版が出ているのでそちらを使いましょう。
読了日:06月08日 著者:福島 三千代
サクッとうかる日商簿記3級商業簿記 テキスト 【改訂五版】サクッとうかる日商簿記3級商業簿記 テキスト 【改訂五版】感想
2級の学習を始めるにあたって再読。要点がすっきりまとまっていて練習問題も多すぎない量がついているので復習用には最適。3時間程度の復習でしっかりと思い出すことができた。
読了日:06月03日 著者:福島 三千代
エッセンシャル管理会計<第3版>エッセンシャル管理会計<第3版>感想
一通り読了。並行して精読も行てっているがそちらは再読として登録する。内容としては管理会計の基本的な仕組みをPDCAサイクルの視点から深く解説する、という構成が大部分を占める。そのため会計というよりも経営に近い印象を受けるような章が多く存在する。おそらくそれが管理会計の特徴でもあるのだろう。ただ、製造業、もとい第二次産業を念頭に置いてシステムが構築されているため、サービス業や情報産業などの分野においてはそのまま現場に適用できるとは限らないように思える。
読了日:05月25日 著者:谷 武幸
たのしいRuby 第3版たのしいRuby 第3版感想
二年かけてついに読了。と言っても本格的に読んだのはここ一か月。結果的に始めたまとまった学習をしたオブジェクト指向言語がRubyということになった。C/C++の静的な型付けに慣れていたため自由に型を変更できる上に事前コンパイルでエラーを出してくれないRubyにはなかなかなじめない。とはいえ、その特徴がコーディングのしやすさという意味では長所となっているためここまで大きく普及しているのだろう。
読了日:05月25日 著者:高橋 征義,後藤 裕蔵
Unity4入門Unity4入門感想
表紙のひよこがかわいいUnityの参考書。Unityで作品を作る必要性に駆られたため購入。現在のUnityはver.5でこのひよこ本もver.5対応が出ているので手に入る方はそちらを使った方が良い。とはいえ、ネット検索をしながら対応を調べればそれほど困ることはない。内容としては操作方法がカラースクリーンショット付きでで詳しく書かれており、煩雑なUnity画面を一つずつしっかり理解していくことができる。ただ難点があるとすれば、スクリプトがJavaScript(一般にC#推奨)かつコードの意味の解説が少ない。
読了日:05月15日 著者:浅野 祐一,荒川 巧也,森 信虎
おうちで学べるセキュリティのきほんおうちで学べるセキュリティのきほん感想
情報セキュリティの技術書。ネットワークおよびセキュリティ技術の基本的な知識に対する概説。前半部はインターネット通信についてプロトコルを中心とした技術説明。後半ではセキュリティ攻撃技術とそれに対する防御技術がセットで説明される。実際にアプリケーションを設計する際に必要な技術に関してもある程度広い範囲に対して書かれている。
読了日:04月18日 著者:増井 敏克
サイバーリスクの脅威に備える: 私たちに求められるセキュリティ三原則 (DOJIN選書)サイバーリスクの脅威に備える: 私たちに求められるセキュリティ三原則 (DOJIN選書)感想
情報セキュリティ思想書。情報セキュリティ・サイバーセキュリティ分野に関してその技術ではなく思想を中心に解説された書籍。前半で問題を認識し後半で対策を考えるという構成がとられているが、技術的なものではなく人間の振る舞いに関した問題提起が主軸となっている。
読了日:04月13日 著者:松浦幹太
素数が奏でる物語 2つの等差数列で語る数論の世界 (ブルーバックス)素数が奏でる物語 2つの等差数列で語る数論の世界 (ブルーバックス)感想
素数を4n+1と4n+3の二つに区分し、これらの性質を分析するという形式で歴史的な流れに沿って整数論の様々なトピックが紹介される書籍。各トピックごとに歴史的な話題と共に全体の道筋が示され、その後に証明を通して整数論の様々な概念が説明される。内容は難しいがブルーバックスなので必要な前提知識は中学数学程度。証明もほぼ目で追うことが可能な難易度。
読了日:04月06日 著者:西来路 文朗,清水 健一
税務署は3年泳がせる。 (日経プレミアシリーズ)税務署は3年泳がせる。 (日経プレミアシリーズ)感想
国税調査官の視点から徴税と調査の仕組みに関して解説した書籍。日経電子版のコラムを書籍化したものとのこと。制度や理論というよりは実務上のチェックポイントとして有用。
読了日:04月04日 著者:飯田 真弓
プレゼンテーションの進め方 (日経文庫)プレゼンテーションの進め方 (日経文庫)感想
プレゼンテーションの指南書。理論、具体的な着目点、およびトレーニング方法について満遍なく書かれている。内容は情報が非常に整理されておりわかりやすい。日経文庫のためビジネス目的のプレゼンテーションを念頭に書かれているが基本的な理論とトレーニング方法に関しては他分野のプレゼンテーションにも応用可能。ただし20世紀の書籍なので社会状況に関する記述は若干古さを感じる。現在は既に新版が出版されているようなので復習を行う場合はそちらを入手して読み直すべきだろう。というか結局OHPとTPって何だったんですかね。
読了日:03月14日 著者:山口 弘明
遊☆戯☆王5D's 1 (ジャンプコミックス)遊☆戯☆王5D's 1 (ジャンプコミックス)感想
GXに引き続き5D'sのオリジナル漫画です。アニメと同じくライディングデュエルを扱った作品ですが、魔法カードに対するスピードスペル制限などもなくどちらかと言うとARC-Vシンクロ次元のライディングデュエルに近い感じですね。さて、このシリーズは前情報では「○○龍××」みたいな命名法則になったスターダストやレッドデーモンなどなどが出るとのことだったのですが、一巻時点では特に登場せず。一応冥界龍ドラゴネクロがそれ枠なのでしょうか。OCGと同じく融合モンスターですけどね。アニメの五竜あたりの登場は次巻に期待です。
読了日:03月13日 著者:彦久保 雅博
現役プロ美少女ライトノベル作家が教える! ライトノベルを読むのは楽しいけど、書いてみるともっと楽しいかもよ! ? (角川スニーカー文庫)現役プロ美少女ライトノベル作家が教える! ライトノベルを読むのは楽しいけど、書いてみるともっと楽しいかもよ! ? (角川スニーカー文庫)感想
『お・り・が・み』『ミスマルカ興国物語』で有名な林トモアキ先生のライトノベル指南書。具体的な手法の記述が中心。この手の書籍は読みながら「で、あなたの作品(文章)はどうなの? ちゃんと売れてます?」となって身が入らなくなってしまうことがあるのだが、作品を読んだことがある作家が書いた指南書ならその手の問題が発生しない。さらに全編ストーリー仕立てで構成されているため作品を読んだことがない読者でもこの作者がどのような作風なのかをなんとなく理解することができ、提案手法を利用するかどうかの参考にできる点も良い。
読了日:03月10日 著者:林 トモアキ
星刻の竜騎士(1) (MF文庫J)星刻の竜騎士(1) (MF文庫J)感想
読み始めた当初は「独自名名詞が多い」「人間のリアリティが薄い。それっぽい台詞を選んでるだけでは?」「工業製品みを感じる。緩急がない」などなど散々な印象を抱き(読みながら書いた感想メモより引用)途中でやめようかと思ったのですが、後半のバトルパートからはなかなか面白くなってきます。ミステリー出身の方とのことで、ファンタジー小説におけるクライマックス以外のシーンの書き方にまだ慣れていないのでしょうか。5巻冒頭あたりを先取りして立ち読みしたところ大丈夫になってたの気がしたでとりあえず読み進めてみようかと思います。
読了日:03月02日 著者:瑞智 士記
電気回路の基礎電気回路の基礎感想
電気回路の工学的な取扱いに関する基礎的な内容。行列や微分方程式を用いた解析が書かれており専門学習者向け。高校卒業程度の物理の知識と数学の専門的な素養の入り口程度の知識を持っていれば難しい内容ではないが、回路素子の書き方が古かったり自然対数がεになっているなどといった読みにくさはあるかもしれない。
読了日:02月06日 著者:曽根 悟,檀 良
遊☆戯☆王GX 3 (ジャンプコミックス)遊☆戯☆王GX 3 (ジャンプコミックス)感想
三巻は英語名ローマ神シリーズが活躍するお話です。ジ・アースもシリーズに含まれるらしいのですがあれだけカタカナということを考えるとたぶん後付けで作った設定なんでしょうね。急にオリジナルE-HEROに方向転換したらしいですし。あと一巻感想で書いたライトエンド/ダークエンドも普通に出てきましたね。この巻から5D's放送開始とのことなので使いやすさと販促を兼ねてシンクロモンスターにされてしまったのでしょう。思えばシンクロ登場から急にゲームバランスが……。
読了日:02月05日 著者:影山 なおゆき
遊☆戯☆王GX 2 (ジャンプコミックス)遊☆戯☆王GX 2 (ジャンプコミックス)感想
今回は光と闇の竜の初お目見えとE-HERO対決ですね。ネオス以前のアニメ初期E-HEROデッキは使わずオリジナルになるとの方針が作られたのは原作者のアドバイスと一巻には書かれてましたが、そのおかげで漫画E-HERO vs アニメE-HEROの対決ができたと考えるとなかなかですね。あと馬頭鬼・酒呑童子あたりの大量展開アンデットが漫画三沢のデッキが初出だったとは。オリジナル聖鳥クレインみたいなのもいてこの時代にこれは強すぎるのではとも思ったのですが、シンクロエクシーズができないのでロービートで済むようですね。
読了日:02月05日 著者:
遊☆戯☆王GX 1 (ジャンプコミックス)遊☆戯☆王GX 1 (ジャンプコミックス)感想
遊戯王GX、懐かしいですね。毎週視聴してたわけではないですけどサイコショッカーとかアルカナフォースとかレインボーダークドラゴンとかの回は見た覚えがあります。そんなテレビアニメですが、この漫画版は設定だけ同じにしてキャラとかストーリーは全く違う作品とのことです。キャラについては今のところあまり変わらない気もしますが、デッキは大きく変わってますね。これからが楽しみです。 あと、付録の光と闇の竜、まさか万丈目のカードだったとは……。てっきりライトエンド/ダークエンドドラゴンと関係があるのかと思ってました。
読了日:02月04日 著者:
システム工学の基礎―システムのモデル化と制御 (新・情報 通信システム工学)システム工学の基礎―システムのモデル化と制御 (新・情報 通信システム工学)感想
書名の通りシステム工学に関する基礎的な事項について解説されている教科書。マルコフ過程と待ち行列という二種類のモデル化の説明の後、信頼性とスケジューリング問題の解説が続くという構成。要求レベルとしては(数学慣れを除けば)簡単な積分と基礎的な統計に関する知識。個人的にはおそらく再読が必要である。
読了日:01月10日 著者:伊庭 斉志
Raspberry Piで学ぶ電子工作 超小型コンピュータで電子回路を制御する (ブルーバックス)Raspberry Piで学ぶ電子工作 超小型コンピュータで電子回路を制御する (ブルーバックス)感想
小型マイコンRaspberry Piの入門書。実習形式になっているが写真が豊富なので実習をしなくてもRaspberry Piの概観をつかむことができた。一方で他所脳の解説はされている者のLinuxやプログラミング、電気回路の用語が多く登場するため全くの前提知識がない状態で読むのは少し難しいかもしれない。おそらく要求レベルとしてはLinux OS(というかWindows以外のOS)を一度でも使ったことがある&一つ以上のプログラミング言語を学習したことがある、程度か。
読了日:01月10日 著者:金丸 隆志
艦隊これくしょん -艦これ- 電撃コミックアンソロジー 佐世保鎮守府編 (4) (電撃コミックスNEXT)艦隊これくしょん -艦これ- 電撃コミックアンソロジー 佐世保鎮守府編 (4) (電撃コミックスNEXT)感想
舞鶴編と佐世保編でやっぱり感じが結構違う節がありますね。こっちは史実や解説依りor全力ネタみたいなのが多い気がします。
読了日:01月09日 著者:関谷あさみ,坂崎ふれでぃ,今井哲也
艦隊これくしょんー艦これーコミックアラカルト 舞鶴鎮守府編 4 (角川コミックス・エース 179-40)艦隊これくしょんー艦これーコミックアラカルト 舞鶴鎮守府編 4 (角川コミックス・エース 179-40)感想
久しぶりの艦これアンソロジー。映画が面白かったので艦これ再開しようかなと思いつつも保有艦上限に阻まれどうしたものかなという今日この頃です。本の内容としては、個人的には今回のはあたりが結構多かったなという感じです。金剛のやつとか隼鷹のやつとか島風のやつとか。いやあれは隼鷹のってわけじゃないか。そろそろちゃんと隼鷹メインのお話が来ても良くないですか? あと巨大艦娘の話は一冊に一話ぐらいの頻度で入ることになってるのかな。
読了日:01月09日 著者:角川ゲームス

読書メーター

 と思ったら読んだ本がすべて表示されるわけではないのですね。月ごとにやってもこうなるのかな? まあ、とりあえずすべて見たい方は元サイトに当たるなどしていただければと思います。


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