2005年03月31日
さよならは小さな声で。
友達が好きでよく言う台詞。
「さよならは小さな声で」。
この言葉は好きだけど、僕は大きな声で言うことにする。
何せ、目立ちたがり屋なのだから。
３月３１日をもって、ブログをお休みします。
いや、正確に言うと新店長「のん」さんにバトンタッチです。
これまであまり更新されないこのブログを読み、
そしてコメントを返してくれた方々に感謝しています。
本当にありがとうございました。
これからも、とくに月曜日ブログをご贔屓に（笑）。
自分のあちこちで書いたものを整理したら、
元我堂を卒業したときの文章がひょっこり出てきた。
最後に伝えたいことが凝縮しているので、
コピペの手抜きのようだけど、本気のメッセージ。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
今日で、元我堂店番が終了した。とても寂しい。
半年間、感化されっぱなしだった。
難しさを感じながら、楽しめる環境を一番求めているんだとわかった。
自分の一言がどれだけ人に響くのかがわかった。
人から見た自分を「ケイスケ」として身近に感じることができた。
心から尊敬できる人がこの半年で何人も現れた。
「ケイスケ君の笑顔が見たくてね」と死ぬほど嬉しいことを言ってもらった。
自分が薦めた本を「これすっごく気に入りました！」と褒めてもらった。
お客さんが求める本をあちこち駆けづり回って探した。
「疲れた、忙しい」は滅多に使ってはいけないと思った。
友人と飲む元我堂での夏のビールの味は一生忘れたくない。
店長さんたちにいろいろと人生の極意を教えてもらった。
ものを売る難しさと楽しさが見に沁みてよくわかった。
アイディアを実行する瞬間のワクワクがたまらなかった。
そして、本をよく読んで、本を丁寧に扱って、いい本をいい人に売った。
本当にお腹一杯。
ここらでの休憩がもしかしたらちょうどいいのかもしれない。
まずは、時間をかけてひとつひとつ整理しようと思う。
そして、宣言したい。
「僕はやっぱり何かをつくりたいんだ」と。
今はまだ見えないことがたくさんあるけれど、絶対にいつか見てやる。
今、ものすごいパワーが体の中に漲ってる。
これをどこかで爆発させたい。
このパワーで、僕は何かをつくりたい。
元我堂よ、本当にありがとう。
遊びに来てくれた皆さん、本買ってくれた皆さん、
そして、陰ながら応援してくださった皆さん（いるのかな？）、
本当にどうもありがとう。
いろんなことが巡って、自分に還って来る。
丁寧に、親切に、一生懸命やって、死ぬほど笑いたい。
それが誰かを経由して、自分に還って来たらとても嬉しい。
たぶん、倍くらい嬉しいんじゃないかな。
こんなチャンスを目の前に転がしてくれた神様に多謝。
そして店長の皆さんにも。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
本当にありがとうございました。
昨日の帰り道、元我堂の前で、
「あ、やっぱこの場所を愛してるわ」と思った。
それって最高に素敵なことだ。
ブログはさよならだけど、僕は実はしょっちゅう元我堂にいます。
また、愛すべき元我堂でお会いしましょう。
さようなら。またどこかで。
ラブアンドピースアンドブックス。イエー。
「さよならは小さな声で」。
この言葉は好きだけど、僕は大きな声で言うことにする。
何せ、目立ちたがり屋なのだから。
３月３１日をもって、ブログをお休みします。
いや、正確に言うと新店長「のん」さんにバトンタッチです。
これまであまり更新されないこのブログを読み、
そしてコメントを返してくれた方々に感謝しています。
本当にありがとうございました。
これからも、とくに月曜日ブログをご贔屓に（笑）。
自分のあちこちで書いたものを整理したら、
元我堂を卒業したときの文章がひょっこり出てきた。
最後に伝えたいことが凝縮しているので、
コピペの手抜きのようだけど、本気のメッセージ。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
今日で、元我堂店番が終了した。とても寂しい。
半年間、感化されっぱなしだった。
難しさを感じながら、楽しめる環境を一番求めているんだとわかった。
自分の一言がどれだけ人に響くのかがわかった。
人から見た自分を「ケイスケ」として身近に感じることができた。
心から尊敬できる人がこの半年で何人も現れた。
「ケイスケ君の笑顔が見たくてね」と死ぬほど嬉しいことを言ってもらった。
自分が薦めた本を「これすっごく気に入りました！」と褒めてもらった。
お客さんが求める本をあちこち駆けづり回って探した。
「疲れた、忙しい」は滅多に使ってはいけないと思った。
友人と飲む元我堂での夏のビールの味は一生忘れたくない。
店長さんたちにいろいろと人生の極意を教えてもらった。
ものを売る難しさと楽しさが見に沁みてよくわかった。
アイディアを実行する瞬間のワクワクがたまらなかった。
そして、本をよく読んで、本を丁寧に扱って、いい本をいい人に売った。
本当にお腹一杯。
ここらでの休憩がもしかしたらちょうどいいのかもしれない。
まずは、時間をかけてひとつひとつ整理しようと思う。
そして、宣言したい。
「僕はやっぱり何かをつくりたいんだ」と。
今はまだ見えないことがたくさんあるけれど、絶対にいつか見てやる。
今、ものすごいパワーが体の中に漲ってる。
これをどこかで爆発させたい。
このパワーで、僕は何かをつくりたい。
元我堂よ、本当にありがとう。
遊びに来てくれた皆さん、本買ってくれた皆さん、
そして、陰ながら応援してくださった皆さん（いるのかな？）、
本当にどうもありがとう。
いろんなことが巡って、自分に還って来る。
丁寧に、親切に、一生懸命やって、死ぬほど笑いたい。
それが誰かを経由して、自分に還って来たらとても嬉しい。
たぶん、倍くらい嬉しいんじゃないかな。
こんなチャンスを目の前に転がしてくれた神様に多謝。
そして店長の皆さんにも。
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本当にありがとうございました。
昨日の帰り道、元我堂の前で、
「あ、やっぱこの場所を愛してるわ」と思った。
それって最高に素敵なことだ。
ブログはさよならだけど、僕は実はしょっちゅう元我堂にいます。
また、愛すべき元我堂でお会いしましょう。
さようなら。またどこかで。
ラブアンドピースアンドブックス。イエー。
2005年03月27日
独立独歩
オーナーのやすさんに『独立独歩』という本をもらった。
「これ、ケイスケ絶対気にいるよ」と。
いつだって本のプレゼントは嬉しい。
会社を興した人は、やっぱり単純にすごいと思った。
でも、それ以上に感じたこともたくさんあった。
印象にあるのは、独立した人たちがみんな揃いも揃って
「独立できたのは周りのおかげ」と言っているところ。
さらにそれを「運だよ、運」と言っているところ。
そして、彼らの気持ちがものすごくまっすぐで強いところ。
簡単な本だったけど、その分それがリアルにストレートに響いた。
人はやっぱりどうしたって一人では歩けない。
当たり前のことは、いつまでも半永久的に当たり前で
それを体感できる人とできない人の差はものすごく大きい。
今考えていること、思っていること、動いていることに
強くてまっすぐな気持ちを持っていたい。
それがいつかどこかに繋がれば最高に素敵だと思う。
繋がればじゃない、いつか繋げてやる。
「これ、ケイスケ絶対気にいるよ」と。
いつだって本のプレゼントは嬉しい。
会社を興した人は、やっぱり単純にすごいと思った。
でも、それ以上に感じたこともたくさんあった。
印象にあるのは、独立した人たちがみんな揃いも揃って
「独立できたのは周りのおかげ」と言っているところ。
さらにそれを「運だよ、運」と言っているところ。
そして、彼らの気持ちがものすごくまっすぐで強いところ。
簡単な本だったけど、その分それがリアルにストレートに響いた。
人はやっぱりどうしたって一人では歩けない。
当たり前のことは、いつまでも半永久的に当たり前で
それを体感できる人とできない人の差はものすごく大きい。
今考えていること、思っていること、動いていることに
強くてまっすぐな気持ちを持っていたい。
それがいつかどこかに繋がれば最高に素敵だと思う。
繋がればじゃない、いつか繋げてやる。
2005年03月23日
夢の話
今朝、自分が死の手前まで歩いた夢を見た。
僕自身は「あ、これで終わりか」と結構さっぱりしていたけど、
何人もの人に必死で止められた。
その中に、僕が会ってみたいと思う人もいた。
最後の最後にいたその人は、無言で両手を広げていて、
これ以上は行けないことが僕自身認識できた。
目が覚めて、シャワーを浴びているときに、
あのまま歩いてたらもしかして本当に死んじゃったのかなと思った。
そんな恐ろしいことはない。１００歳まで生きると決めたのに。
僕はどちらかというと、死は生の延長線上にあると思っている。
昔から、本当に昔から誰が近くで死んだわけでもなく、
死は身近なものとして捉えているつもりだ。
だから今朝の今朝まで怖いものだとは思っていなかった。
でも、今朝の夢を見たら、少しだけ怖くなった。
今死んでしまったらたくさんの人を悲しませることになる。
まだまだやりたいことがそれこそ死ぬほどあるのに。
やっぱり１００歳まで生きて、友人が皆死ぬのを見届けてから
自分が死ぬのがいいと思う。それが自分には合ってる。
とにかくまだ生きていてよかった。
いや、本当に。
僕自身は「あ、これで終わりか」と結構さっぱりしていたけど、
何人もの人に必死で止められた。
その中に、僕が会ってみたいと思う人もいた。
最後の最後にいたその人は、無言で両手を広げていて、
これ以上は行けないことが僕自身認識できた。
目が覚めて、シャワーを浴びているときに、
あのまま歩いてたらもしかして本当に死んじゃったのかなと思った。
そんな恐ろしいことはない。１００歳まで生きると決めたのに。
僕はどちらかというと、死は生の延長線上にあると思っている。
昔から、本当に昔から誰が近くで死んだわけでもなく、
死は身近なものとして捉えているつもりだ。
だから今朝の今朝まで怖いものだとは思っていなかった。
でも、今朝の夢を見たら、少しだけ怖くなった。
今死んでしまったらたくさんの人を悲しませることになる。
まだまだやりたいことがそれこそ死ぬほどあるのに。
やっぱり１００歳まで生きて、友人が皆死ぬのを見届けてから
自分が死ぬのがいいと思う。それが自分には合ってる。
とにかくまだ生きていてよかった。
いや、本当に。
2005年03月21日
トニー滝谷
渋谷に「トニー滝谷」を観に行った。
ユーロスペースは思いのほかがらがらで
１０分前に着いたのに観れてしまって、
ちょっと拍子抜けだった。
村上春樹の「レキシントンの幽霊」にある短編「トニー滝谷」を
市川準監督（だったか？）が映像化したもの。
村上作品の中でも「レキシントンは読んだことがない」
という人が結構多いから、市川さんは村上春樹が
とても好きなのだと思う。きっとただの一ファンとして。
映画は淡々と進み、淡々と終わる。
物語自体がそうなのだから仕方がない。
個人的な意見になるけれど、あれはあれで１００点だと思う。
でも、やっぱり映像と文章はひとつにはなれないと思った。
それぞれの個性が強すぎて、なかなか上手くいかない。
何となくいいことを勉強させてもらった。
それにしても。
宮沢りえの美しさが際立っている映画だった。
彼女の透明な存在感と、艶のある声がとても印象的だった。
イッセー尾形だって結構な役者なのに。
美しいってそれだけで人を魅了できるから不思議だ。
ユーロスペースは思いのほかがらがらで
１０分前に着いたのに観れてしまって、
ちょっと拍子抜けだった。
村上春樹の「レキシントンの幽霊」にある短編「トニー滝谷」を
市川準監督（だったか？）が映像化したもの。
村上作品の中でも「レキシントンは読んだことがない」
という人が結構多いから、市川さんは村上春樹が
とても好きなのだと思う。きっとただの一ファンとして。
映画は淡々と進み、淡々と終わる。
物語自体がそうなのだから仕方がない。
個人的な意見になるけれど、あれはあれで１００点だと思う。
でも、やっぱり映像と文章はひとつにはなれないと思った。
それぞれの個性が強すぎて、なかなか上手くいかない。
何となくいいことを勉強させてもらった。
それにしても。
宮沢りえの美しさが際立っている映画だった。
彼女の透明な存在感と、艶のある声がとても印象的だった。
イッセー尾形だって結構な役者なのに。
美しいってそれだけで人を魅了できるから不思議だ。
2005年03月18日
我に戻る場所
２日間の完徹を終え、終電で帰ってきた。
何となく元我堂に寄りたくて遠回りした。
遠くから見えた元我堂はやっぱり閉店していたけど、
眠っているように見えて、それはそれで静かな気持ちになれた。
元我堂。
「我にもどるための場所」。
僕にとってはそういう場所で、これからもきっとそうだ。
まだまだわからないことや不安なことがたくさんあって、
それに押し潰されそうになったりする。
でも、今の僕にしかわからないことだってたくさんあって、
それは僕の宝物だと信じている。
どんなことがあっても明日は来て、また一歩を踏み出す。
それもきっと重要なことだ。
いつか自分が今の倍くらい歳を取ったときに、
「おいおい、ヤングだなこの頃」と思えたら最高に素敵だ。
そういう生き方をしていきたいと思う。
そのためには「今」が必要なんだなとしみじみ。
ビギンの曲と生ぬるい風が心地いい夜だった。
明日も、もう一歩前へ。
何となく元我堂に寄りたくて遠回りした。
遠くから見えた元我堂はやっぱり閉店していたけど、
眠っているように見えて、それはそれで静かな気持ちになれた。
元我堂。
「我にもどるための場所」。
僕にとってはそういう場所で、これからもきっとそうだ。
まだまだわからないことや不安なことがたくさんあって、
それに押し潰されそうになったりする。
でも、今の僕にしかわからないことだってたくさんあって、
それは僕の宝物だと信じている。
どんなことがあっても明日は来て、また一歩を踏み出す。
それもきっと重要なことだ。
いつか自分が今の倍くらい歳を取ったときに、
「おいおい、ヤングだなこの頃」と思えたら最高に素敵だ。
そういう生き方をしていきたいと思う。
そのためには「今」が必要なんだなとしみじみ。
ビギンの曲と生ぬるい風が心地いい夜だった。
明日も、もう一歩前へ。
2005年03月17日
好きなブランドは？
突然、知り合いにそう聞かれて、
思わず「無印良品」と即答してしまった。
そんな自分に大笑い。
知り合いよ、それは笑い過ぎだ。
僕はプラダとか、ヴィトンとか買ったことがないし、
実はここだけの話し、店にすら入ったことがないかもしれない。
酔っ払った時に「今年の目標はアルマーニに入ること」と宣言したし。
（そして３ヶ月経つ今も入れずにいる）
いつだったか、友人にエルメスのケリーを見せてもらったことがある。
バッグ自体の作りがとてもとても丁寧で（いや、丁寧に見えて）
なるほど、これは高いわと思ったことを覚えている。
実際にケリーバッグがいくらか知らないけど。
たぶん本物が選ばれる時代だ。
プロダクトされるものはもち、たぶんライフスタイルなんかも。
そして、本物に近い偽者も結構選ばれたりする時代でもある。
いいことか悪いことかは判断できないけど。
あれこれ考えるとやっぱりコンセプトがはっきりしてる
僕の大好きな「無印良品」は素敵だと思うし、
安いなりに本物なんだろうなと思ったりもする。
今度等々力に「無印の家」を観に行こうと思う。
きっと僕好みに違いない。
思わず「無印良品」と即答してしまった。
そんな自分に大笑い。
知り合いよ、それは笑い過ぎだ。
僕はプラダとか、ヴィトンとか買ったことがないし、
実はここだけの話し、店にすら入ったことがないかもしれない。
酔っ払った時に「今年の目標はアルマーニに入ること」と宣言したし。
（そして３ヶ月経つ今も入れずにいる）
いつだったか、友人にエルメスのケリーを見せてもらったことがある。
バッグ自体の作りがとてもとても丁寧で（いや、丁寧に見えて）
なるほど、これは高いわと思ったことを覚えている。
実際にケリーバッグがいくらか知らないけど。
たぶん本物が選ばれる時代だ。
プロダクトされるものはもち、たぶんライフスタイルなんかも。
そして、本物に近い偽者も結構選ばれたりする時代でもある。
いいことか悪いことかは判断できないけど。
あれこれ考えるとやっぱりコンセプトがはっきりしてる
僕の大好きな「無印良品」は素敵だと思うし、
安いなりに本物なんだろうなと思ったりもする。
今度等々力に「無印の家」を観に行こうと思う。
きっと僕好みに違いない。
2005年03月13日
職業は。
いろいろあって（本当にいろいろあったんです）、
今、デザインの勉強をして、本をデザインしたいと思ってます。
「デザイナー」というのがいまいち実感わかずに気恥ずかしいのですが、
要はデザインをする人になりたいのです。
元我堂で店長をやってみて、「やっぱ本ていいな」と思いました。
それは自分が読むことが好きなんだということと、
本から始まるコミュニケーションって最高に素敵なんだな、と。
そんな矢先にある人との出会いがあって（この出会いも元我堂です）、
「おっしゃ！」と決めたのです。
今、その道への扉を開けたばかりです。
この扉を開けるまでに、とても時間がかかりました。
たぶんあれこれ迷う過程で、いくつも扉を通り過ぎてきた。
でも、やっと開けることができた。
開けた以上は、しっかりと歩みを進めていきます。
いつか「職業はデザイナー」と言い切ります。
簡単なことではないと思うけど、その方が人生面白い。
今は、先を見据えるよりも、まず自分の足元をしっかりとします。
できることから少しずつ。
そんな「今」です。
今、デザインの勉強をして、本をデザインしたいと思ってます。
「デザイナー」というのがいまいち実感わかずに気恥ずかしいのですが、
要はデザインをする人になりたいのです。
元我堂で店長をやってみて、「やっぱ本ていいな」と思いました。
それは自分が読むことが好きなんだということと、
本から始まるコミュニケーションって最高に素敵なんだな、と。
そんな矢先にある人との出会いがあって（この出会いも元我堂です）、
「おっしゃ！」と決めたのです。
今、その道への扉を開けたばかりです。
この扉を開けるまでに、とても時間がかかりました。
たぶんあれこれ迷う過程で、いくつも扉を通り過ぎてきた。
でも、やっと開けることができた。
開けた以上は、しっかりと歩みを進めていきます。
いつか「職業はデザイナー」と言い切ります。
簡単なことではないと思うけど、その方が人生面白い。
今は、先を見据えるよりも、まず自分の足元をしっかりとします。
できることから少しずつ。
そんな「今」です。
2005年03月12日
朝。
今朝、何故か６時くらいに目が覚めてしまった。
窓の外がうっすらと明るかった。
今まで自分が過ごした朝でどれが一番きれいだったかなと
しばらく考えてみたけど、思い出せずに二度寝した。
さっき思い出した。
ラオスのムアンシンというところで迎えた、
あの透明色の朝。
あんな朝をもう一度迎えてみたい。
全てがゼロになれるような朝。
でも実は、全然ゼロじゃない朝。
窓の外がうっすらと明るかった。
今まで自分が過ごした朝でどれが一番きれいだったかなと
しばらく考えてみたけど、思い出せずに二度寝した。
さっき思い出した。
ラオスのムアンシンというところで迎えた、
あの透明色の朝。
あんな朝をもう一度迎えてみたい。
全てがゼロになれるような朝。
でも実は、全然ゼロじゃない朝。
2005年03月11日
少しずつ
お久しぶりです。
登場するたびにこのフレーズ。
今日から、心機一転。
少しずつひとつひとつ丁寧に文章書いていこうと思う。
「少しずつ」というのがポイント。
こういうのって、「毎日やります！」って宣言すると
それに苦しまされて、結局やらなくなってしまう。
（少なくとも、僕はそうなのです）
なので、小出し小出しにしていこうと思う。
自然体、自然体。
少しずつ、少しずつ。
僕はいつも象徴的な一歩が好きだ。
明日も、もう一歩踏み出せるといい。
こういう場を提供してもらっていることに感謝。
登場するたびにこのフレーズ。
今日から、心機一転。
少しずつひとつひとつ丁寧に文章書いていこうと思う。
「少しずつ」というのがポイント。
こういうのって、「毎日やります！」って宣言すると
それに苦しまされて、結局やらなくなってしまう。
（少なくとも、僕はそうなのです）
なので、小出し小出しにしていこうと思う。
自然体、自然体。
少しずつ、少しずつ。
僕はいつも象徴的な一歩が好きだ。
明日も、もう一歩踏み出せるといい。
こういう場を提供してもらっていることに感謝。
2005年02月23日
2005年02月02日
僕が旅に出る理由
くるりの音楽を聴いていると、いいなぁと思う。
あんな風に颯爽とできたらいいなぁと思う。
彼らがどんな本を読んであの詩を書いているのか知りたい。
「僕が旅に出る理由は、大体１００個くらいあって〜♪」
イエス。リラックス。
あんな風に颯爽とできたらいいなぁと思う。
彼らがどんな本を読んであの詩を書いているのか知りたい。
「僕が旅に出る理由は、大体１００個くらいあって〜♪」
イエス。リラックス。
2005年01月28日
2005年01月27日
いつもの歩道橋
いつもの帰り道、ふと見上げるといつも歩道橋がある。
『阿佐ヶ谷一丁目』の青い４本足の歩道橋。
別に何のことはない、ただの歩道橋なんだけど、
阿佐ヶ谷に越してきてから、毎日彼（彼女かな）の横を通る。
今宵、その歩道橋に上ったことがないことに気付く。
上ってみようかなと思ったけど、明日の朝にしようと決めた。
きっと朝なら銀杏並木がきれいに見えると思ったから。
いつものことに目を向けられないときが、多々ある。
もちろん仕方ない。毎日ぼけ〜っと生きるわけにはいかない。
でも、そこから見つけることのできる美しいこと、
素敵なことはたぶん想像しているよりも多いんじゃないかと思う。
明日の朝、晴れたら写真を撮ってみようと思う。
せっかくの機会だし、晴れますように。
『阿佐ヶ谷一丁目』の青い４本足の歩道橋。
別に何のことはない、ただの歩道橋なんだけど、
阿佐ヶ谷に越してきてから、毎日彼（彼女かな）の横を通る。
今宵、その歩道橋に上ったことがないことに気付く。
上ってみようかなと思ったけど、明日の朝にしようと決めた。
きっと朝なら銀杏並木がきれいに見えると思ったから。
いつものことに目を向けられないときが、多々ある。
もちろん仕方ない。毎日ぼけ〜っと生きるわけにはいかない。
でも、そこから見つけることのできる美しいこと、
素敵なことはたぶん想像しているよりも多いんじゃないかと思う。
明日の朝、晴れたら写真を撮ってみようと思う。
せっかくの機会だし、晴れますように。
2005年01月20日
お久しぶりです。
お久しぶりでございます。
まだ誰か見てくれてるのかな。見てないだろうな。
まぁいいや。
実は「僕の月曜日」は僕のものではなくなってしまいました。
そうです。店長が変わったのです。
本職の関係で、しばらく元我堂を離れることになりました。
本当に楽しい月曜日だったのですが、
一転、ごくごく普通の月曜日に戻ってしまいました。
とても残念です、としみじみするはずのところですが、
僕にとってはある意味で自然な流れだと思っています。
元我堂や店長さん、お客さんも皆大好きだけれども、
僕にとっては本職もおろそかにしたくない存在です。
（というか当たり前なのですが）
元我堂は、僕の中では本当に暖かい場所です。
店長さんも僕にとっては家族のように大切な人たちです。
わずか半年でそこまで思わせるあの古本屋には何かがあります。
絶対に何かあります。
その何かがわかるまで一員でいたいと思っています。
もしかしたら、他の曜日にひょこっといるかもしれません。
もしかしたら、道端で出くわすかもしれません。
そんなときは「お、元月曜日！」と声をかけてください。
最後に、どうしても。
やすさん、本当にありがとうございます。
まだ誰か見てくれてるのかな。見てないだろうな。
まぁいいや。
実は「僕の月曜日」は僕のものではなくなってしまいました。
そうです。店長が変わったのです。
本職の関係で、しばらく元我堂を離れることになりました。
本当に楽しい月曜日だったのですが、
一転、ごくごく普通の月曜日に戻ってしまいました。
とても残念です、としみじみするはずのところですが、
僕にとってはある意味で自然な流れだと思っています。
元我堂や店長さん、お客さんも皆大好きだけれども、
僕にとっては本職もおろそかにしたくない存在です。
（というか当たり前なのですが）
元我堂は、僕の中では本当に暖かい場所です。
店長さんも僕にとっては家族のように大切な人たちです。
わずか半年でそこまで思わせるあの古本屋には何かがあります。
絶対に何かあります。
その何かがわかるまで一員でいたいと思っています。
もしかしたら、他の曜日にひょこっといるかもしれません。
もしかしたら、道端で出くわすかもしれません。
そんなときは「お、元月曜日！」と声をかけてください。
最後に、どうしても。
やすさん、本当にありがとうございます。
2004年12月14日
朝の空と羊をめぐる冒険
最近、家をでるとき本当に気持ちがいい。
空をものすごく遠くに感じて、その思い切りの良さに満足する。
谷川氏の「朝のリレー」ではないけれど、
「俺が受け止めたぜ」という朝が本当にある。
それがこの時期の特権かもしれない。
今朝、そんな空を見え上げながら（急ぎ足で）、
「いつから空のことなんて気にするようになったんだ？」と思った。
はて、いつからだろう？
いつか思い出せたらいい。
しばらくの間、難しい本を読んでいたら疲れてしまったので、
大好きな村上春樹氏の「羊をめぐる冒険」を読み始めた。
久しぶり（実に３年ぶりくらい）に読んだのでとても新鮮。
彼の小説は、はじめはページを繰るのが楽しくて、
最後はできるだけ伸ばし伸ばし読もうとしてしまう。
読み始めて２日。すでに残りページが少ない。
ゆっくり読まなくては（笑）。
空をものすごく遠くに感じて、その思い切りの良さに満足する。
谷川氏の「朝のリレー」ではないけれど、
「俺が受け止めたぜ」という朝が本当にある。
それがこの時期の特権かもしれない。
今朝、そんな空を見え上げながら（急ぎ足で）、
「いつから空のことなんて気にするようになったんだ？」と思った。
はて、いつからだろう？
いつか思い出せたらいい。
しばらくの間、難しい本を読んでいたら疲れてしまったので、
大好きな村上春樹氏の「羊をめぐる冒険」を読み始めた。
久しぶり（実に３年ぶりくらい）に読んだのでとても新鮮。
彼の小説は、はじめはページを繰るのが楽しくて、
最後はできるだけ伸ばし伸ばし読もうとしてしまう。
読み始めて２日。すでに残りページが少ない。
ゆっくり読まなくては（笑）。
2004年12月11日
気持ち
最近、友人に教えてもらって松浦弥太郎氏のサイトをチェックしている。
彼が書いている日記がとても気持ちよい言葉として入ってくる。
たぶん、彼がゆっくりと時間をかけて言葉を選び、
気持ちを込めてメッセージを発信しているからだと思う。
それにしても、毎日ああしてメッセージを発信するのは
本当に骨の折れる作業だと思う。大変だろうなぁ。
何事にも「気持ち」は大切ですね。
自分の気持ちが、人に渡り新しい気持ちを生み出すって楽しいだろうな。
彼の書いた本はあまり読んだことがないので、読もうと思う。
彼のような真っ直ぐな文章を書けるようになりたい。
Weather Report、シンプルだけど、とても好きです。
今日もていねい。正直親切に。（←弥太郎氏の真似）
散歩してきます。
彼が書いている日記がとても気持ちよい言葉として入ってくる。
たぶん、彼がゆっくりと時間をかけて言葉を選び、
気持ちを込めてメッセージを発信しているからだと思う。
それにしても、毎日ああしてメッセージを発信するのは
本当に骨の折れる作業だと思う。大変だろうなぁ。
何事にも「気持ち」は大切ですね。
自分の気持ちが、人に渡り新しい気持ちを生み出すって楽しいだろうな。
彼の書いた本はあまり読んだことがないので、読もうと思う。
彼のような真っ直ぐな文章を書けるようになりたい。
Weather Report、シンプルだけど、とても好きです。
今日もていねい。正直親切に。（←弥太郎氏の真似）
散歩してきます。
2004年12月08日
３割増し
マフラーの季節がやってきた。
このあいだ１年ぶりに箪笥から出たマフラーたち。
久々に首に巻くとくすぐったいのがちょっと嬉しい。
暑がりな僕はいつも電車に乗るとすぐはずしてしまうけど。
彼らが毎日せっせと活躍する季節になった。
冬は嫌いではないけれど、とても好きだ！とも言えない。
師走のとおり、仕事がばたばたし始める。
「マフラー＝繁忙期近し」は社会人になってからできた公式。
とても個人的なことだけれども、
マフラーを巻いている女の子は３割増しでかわいい。
僕が女性なら、絶対に真冬に告白する。
ということで。
これ以上でもなく、これ以下でもない文章、おしまい。
このあいだ１年ぶりに箪笥から出たマフラーたち。
久々に首に巻くとくすぐったいのがちょっと嬉しい。
暑がりな僕はいつも電車に乗るとすぐはずしてしまうけど。
彼らが毎日せっせと活躍する季節になった。
冬は嫌いではないけれど、とても好きだ！とも言えない。
師走のとおり、仕事がばたばたし始める。
「マフラー＝繁忙期近し」は社会人になってからできた公式。
とても個人的なことだけれども、
マフラーを巻いている女の子は３割増しでかわいい。
僕が女性なら、絶対に真冬に告白する。
ということで。
これ以上でもなく、これ以下でもない文章、おしまい。
2004年12月06日
本日の元我堂
今、元我堂から帰ってきた。
さっき「今、やりたいこと」を書き出してみた。
もちろんのこと、ここでは発表しないけど、
少し気持ちが落ち着いた。よかった。
本をプレゼントするというお客さんがお店に来た。
古本のプレゼントってすごく素敵だと思う。
彼女がプレゼントとして買った本がいつまでも大切にされればいい。
プレゼントされるだろう人の心にワンフレーズでも残ったらいい。
そろそろクリスマス。
今日も、元我堂と素敵なお客さんたちに感謝。
さっき「今、やりたいこと」を書き出してみた。
もちろんのこと、ここでは発表しないけど、
少し気持ちが落ち着いた。よかった。
本をプレゼントするというお客さんがお店に来た。
古本のプレゼントってすごく素敵だと思う。
彼女がプレゼントとして買った本がいつまでも大切にされればいい。
プレゼントされるだろう人の心にワンフレーズでも残ったらいい。
そろそろクリスマス。
今日も、元我堂と素敵なお客さんたちに感謝。
2004年12月04日
本を旅させよう！
昔、長い旅行をしたときに、自分が中国で渡した読み終わった本を
インドで受け取ったことがある。まったく同じ本。
さすがに嘘みたいな話で、今となってはあまり信じてもらえないけど
「本が旅してきた」というホントの話なんです。
さて。本を旅させる。なんとなくいい響き。
Book Crossingという企画があります。
方法は超簡単。
�，泙此∨椶鯑匹燹�
��Book Crossingのメンバーになる。
��Book CrossingのIDを取得して、本に貼る。
�Ｍ�達にあげたり、公園に置き忘れてみたり、とにかくリリース。
�に椶鮟Δ辰真佑�、IDをもとにWebサイトに行き着き、
�テ標紂�何らかの方法でリリース。
これを繰り返していくみたいですね。
僕も英語ができるわけではないので、「たぶん」です。
主催者の狙いは、「国境を越えた読書クラブ」。
興味がある人は見てみてください。
でも、興味ない人はいないんじゃないかな（笑）。
COW BOOKSの松浦弥太郎氏も登録してるみたいです。
新しい発想って、本当にワクワクします。
インドで受け取ったことがある。まったく同じ本。
さすがに嘘みたいな話で、今となってはあまり信じてもらえないけど
「本が旅してきた」というホントの話なんです。
さて。本を旅させる。なんとなくいい響き。
Book Crossingという企画があります。
方法は超簡単。
�，泙此∨椶鯑匹燹�
��Book Crossingのメンバーになる。
��Book CrossingのIDを取得して、本に貼る。
�Ｍ�達にあげたり、公園に置き忘れてみたり、とにかくリリース。
�に椶鮟Δ辰真佑�、IDをもとにWebサイトに行き着き、
�テ標紂�何らかの方法でリリース。
これを繰り返していくみたいですね。
僕も英語ができるわけではないので、「たぶん」です。
主催者の狙いは、「国境を越えた読書クラブ」。
興味がある人は見てみてください。
でも、興味ない人はいないんじゃないかな（笑）。
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新しい発想って、本当にワクワクします。
