September 30, 2010
日本の生活
なんとなく、生きている。
ぼーと。怒られても、馬鹿にされても、励まされても。
感動のない人生をこのまま生きるのか・・・。変化のない人生をこのまま生きるのか。
そして、このまま一生を終えるのか・・・。ネガティブな思いが心の中にうごめく。なんとなく、自分の底が見える。
一生このままいたくない。飛躍したい。でも今までの自分が邪魔する。邪魔するのではなく、まただめなんじゃないかという思いがある。
頑張れ、そこに道があるんだから。悩んで悩んで、進もう。ここから、立ち上がればなんとかなると思う。
要は頭の使い方。もっと努力しよう。続きを読む
ぼーと。怒られても、馬鹿にされても、励まされても。
感動のない人生をこのまま生きるのか・・・。変化のない人生をこのまま生きるのか。
そして、このまま一生を終えるのか・・・。ネガティブな思いが心の中にうごめく。なんとなく、自分の底が見える。
一生このままいたくない。飛躍したい。でも今までの自分が邪魔する。邪魔するのではなく、まただめなんじゃないかという思いがある。
頑張れ、そこに道があるんだから。悩んで悩んで、進もう。ここから、立ち上がればなんとかなると思う。
要は頭の使い方。もっと努力しよう。続きを読む
June 22, 2009
緊張と不確実性
仕事が始まって、4週間目。
毎日が不確実性のことばかり。どうやっていいんだろう、こうやったらいいのに・・・と思いながら、日々頑張ってる。現場の癖はなかなか抜けなくて、上司に怒られることはよくあるが、それはそれで、ありがたい。
なれない毎日だけど、しっかり指導してもらえるうちに、しっかり頑張ろうと思う。できなくて当たり前。できたらすげーって思えるようになりたい。
できなかったことを数えるよりも、できるようになったことを素直にほめていこうと思う。
June 21, 2009
父の日
夢の中で、父が現れた。生前と同じく、家族にちょっかいを出していた。自分も、
「もう、ええから!!」
と言っていた。
ふと父がなくなったことに夢の中で気づいて、わざわざ会いに来てくれたんだと思って、
「ありがとう。会いに来てくれて」
と言ったところで、夢が覚めた。
気づけば今日父の日だった。
ありがとう。お父さん。
June 20, 2009
習慣
日本で仕事が始まって、もう3週間が経ちます。
最近仕事をしていて、思うことは、習慣というのは恐ろしいなということ・・・前職の習慣なんてあまりないと思ってたんだけど、やればやるほど、前の職場の癖が出てきてしまってます・・・。
それでよく前職の癖を出して注意されてます・・・。癖なんてないだろうって思ってたんだけど、知らない間にしみこんでいたようでした。
職場変わると、やり方も変わるので、少しずつ覚えていこうと思います。まずは怒られながら、わからないことを恥と思わず、頑張らないとね・・・。
やっぱ当分の間は、緊張しながら働くことになりそうですね・・・。
June 04, 2009
仕事はじめ
あーついに仕事始まりました。
ホント日本で仕事するのって大変ですね・・・って今まで中国でいたのでけっこう適当にやっていたからそれに適応するのに大変なのかな・・・
これから色々あるし、覚えていかないといけないけど、とりあえず一年間歯を食いしばって頑張ろうと思います。
May 19, 2009
インフルエンザ
新型インフルエンザが流行ってます。関西地方はかなりひどいね。今日電車に乗ったらほとんどの人がマスクしてました。
僕のそのうちの一人です。
インフルエンザ・・・中国でも流行ってましたね。鳥でしたけど。
あれからもう6年か・・・。時が経つのは早いですね。
あの時インフルエンザが中国で流行っていなければあのまま旅行ガイドでもしてたのかな?・・・
とちょっとぼけーとしながら当時のことを考えてました。
そうそうやっと就職決まりました。実際にはまだ内定ですが・・・。
ほっと一安心です。
May 11, 2009
母の日
6年ぶりの母の日。
母の日になると、ふと思い出す中国の彼女。
「どんなプレゼントよりも、あなたが母のそばにいてあげることが一番のプレゼントよ。」
と言ってたこと。その後のセリフも笑いながら言ってたっけ。
「でも、あなたがいなくなると、さびしくなるのは私とあなただけど・・・」
と若かったころをふと思い出してみました。
年上の彼女らしく、僕を子ども扱いした話しぶりが印象に今でも残ってます。あの時一緒に過ごした時間の中でも、母の日の話題はなぜか今でも心の中に残っています。
その後彼女と別れてから、ずっと中国にいた。通販でカーネーションを買ってあげたり、ポットの中でお湯を入れたら花が咲くマジックを買ってみたりしたけど、一緒に過ごせない母の日。
今年は、何も送らなかったけど、ずっと一緒にいた。これが一番のプレゼントかな。
May 07, 2009
今あるもの
生産管理をしていたころよく生産能力を測っていたことがあった。生産能力がわからないと、一週間にどれぐらい生産できるのか事前にわからないことになる。それを防ぐために、生産能力を測る必要がある。
生産能力がわかれば、それにあわせて、最大限に活用すること。決していらない商品を作らないよう気をつけないといけない。そうじゃないと、在庫を作ってしまい、最重要の商品を作れなくなってしまうことになる。
例えば生産能力が100あるとすれば、目の前の商品にその100をそそがないといけない。いらない商品を作るために、20の力を使ってしまうと、結局は残業や徹夜になってしまうことになる。管理者は、そうならないように気をつけないといけない。
こういった考え方は人間のエネルギーにも似ているのではないかと思う。人間のエネルギーを使うかという問題は生産能力よりも複雑で、自由だと思うのでそれをどう使うかによって、人生も変わってくるのではないかと思う。
例えば、過去を振り返ることに40のエネルギーを使えば、ほかの場所に60しか使えなくなる。ほかに恋愛に40を使えばあと20しか残っていないことになる・・・。。とまあ数字上の話で実際の話、当事者が俺これにどれくらいのエネルギーを使ってるなとか考えて、行動している人なんてまれじゃないかと思う。
僕もかなりアバウトな感じでしか見ていないけど、調子のいいときは何かに集中していることってよくある。僕は、あんまり能力もないけど、集中すればたまに優秀な人を超えるときがある。
そういう時って自分の最大エネルギーが60あってその60を全て自分の目標達成のために使っているのかなって思うときがある。うまくいってるときは、わかるんだけど、エネルギーが集中すればするほど、効果が格段に変わってくる。
まあ、これにも負のイメージとプラスのイメージがあって、負のイメージに集中すればやっぱりそれに伴ってくる結果も、負につながる。負のイメージにつながるときって、最近の自分がそうだったからわかるけど、ないものに集中するとき。いわゆる「ないない病」。自分にないものに集中するから、今あるものに集中できない。
ある人が言ってたけど、
「この世で不幸なことって何だと思う?。今ある幸せに気づかないことが不幸なのよ。」
本当は自分にはたくさん備わっているものがある。それに気づけるかは結局は自分にあるものを見つけるしかない。今あるものを見つけるのは簡単だ。
息が吸えること。歩けること。笑えること。音楽が聞こえること。文字が書けること、見えること。きれいな風景が見えること。友達がいること。家族がいること。帰る場所があること。
・・・当たり前だと思うかもしれないけど、実は当たり前じゃないと思う。それに一つ一つが感動できることだと思う。それがわかれば生きてることに感謝できると思う。
ないものを数えだすと、きりがない。不満も出る。あるものを数えたら、けっこう出てくる。自分が好きになるし、自分が幸福だと気づくこともある。挑戦しないという意味では決してないけど、あるものをしっかり見つけることから必ず自分に本当にかけているものが見えてくるのではないかと思った。
April 27, 2009
前進!
就職活動のたびに苦しんでた。悩んだ。寝れなくて、寝れなくて、ホントもうやめてしまおうかと思った。もう遠い南国に行ってすべてを投げたしたくなる衝動との戦いだった。
職業訓練校の授業時間帯は、過去と向き合う必要もなかった。未来のことを話しておけば、忌まわしい過去に出会うこともほとんどなかった。
だけど本格的に就職活動をすればするほど、去年一年間の悪行が思い出されて、傷つけた人たちに対して本当に申し訳なさ過ぎて、涙がぽろぽろ出てきた。こんな俺が全うな道を歩めるだろうか・・・?、勝手気ままに人を弄んで来たのに、今更、今日から真面目になりますんでよろしく。みたいなテンションでできるはずもなかった。逃げたくなることもしばしばあった。もう一生前に進めるはずもないと思っていた。
でも、やっぱり前へ進んでいくことにした。つらいし、後ろめたくもある。一体あのときの償いをどうすればいいのかと、去年一年の間に、ある家庭を崩壊させたこと、ほったらかしにした彼女、仕事でぼろかすに言いまくったこと、普通の精神状態なら絶対にしなかったこと。本当に反省だ。
だからこそ、頑張ろう。また彼らにあったときに、殴られるかもしれない。それでも、今日からその日のために、胸を張って生きていけるように泥臭く頑張りたい。これからも、きっと過去を振り返ってしまうときもあるかもしれない。そんな時には、
「振り返らないことは、とても難しいことである。無理なことかもしれない。けれども、偉大な人はあえて足を踏み出す人である。」
という言葉を思い出して、いつの日になるかわからないけど、そのときがくるのを信じて、日々の努力を忘れず頑張っていこう。
April 23, 2009
悩みと葛藤
日本に帰国してから自分の弱さと戦いながら頑張ってきてる。
先日も大手企業に面接に行ってきた。自分では挑戦しているつもりなのだが、身体がついていかない今日この頃。なにやってんだ俺・・・。っておもうときもあるし、もう逃げたいと思うときもあるし、まだいけるから頑張ろうと思う自分もいる。
いろんな自分がいて、毎日気持ちが変化してる。ホント人の気持ちは不思議だと感じる。ちっぽけな自分。時にやってやる!と傲慢になる自分。
もっと自分に正直に生きていきたい。みんなに愛されるような人になれるように頑張ろう。未来に期待せず、今日という一日を大事にしてこつこつやろうと思う。それしか、未来のよい結果は生まれない。明日はきっとよくなる。それだけを信じて、頑張れ!
April 03, 2009
就職試験
昨日久しぶりに、面接試験があった。かなりの大企業なので、前日からすごく緊張していたんだけど、けっこうフランクに話してくれてとても和やかに話をすることができてよかったー。
話の内容も楽しかったし、裏情報も聞けたり、様々な業務関係のことも面接の場とはいえ丁寧に教えてくれて、有意義な時間がすごせたかなって思います。
ここまで来るのにかなり勇気が要った。転職理由のことを正直に話そうと決意してからもずっと悩んでいた。果たして正直に話すことができるのか・・・。過去に向き合うのがとても怖くて、逃げ出したかった。
何度も泣いたし、こんな自分が面接を受けてもいいのかと思い悩むこともあった。
でも昨日少し前へ進むことができた気がする。過去を変えることはできないけど、少しずつでも未来を語れるようになりたい。そうすることによって、過去にあった、今は目を背けたくなるようなことでも、笑える日がきっと来ると思う。
そして、こうした挑戦の場を提供してくれた人たち。本当に感謝です。自分の弱さと現実に向き合う勇気をくれた人たち。本当にありがとう。
人生はリセットなんてできない。昨日まで生きてきた、歩いてきた道を歩むなんてできない。他の人の道を歩みたくなることも何度もある。でもそれは、虚しいだけ。
辛くても、自分の歩いてきた道に誇りと自信をもって、胸を張れるような自分になって行こうと思う。
March 30, 2009
過去に後悔
今日無性に悲しくなった。
面接準備をしていて、転職理由を書いていた。泣けてきた。情けな・・・。
去年の適当な仕事ぶりが思い出されてきて、悔しくなってきた。どれだけ傲慢に会社に接していたか、どれだけ適当に仕事をしてきたか、どれだけ他人をバカにしてきたか・・・。
それを一つ一つ思い出していたら、後悔の念が強くなってきて、帰りの電車でなきそうになった。
過ぎ去ってしまったことを悔やんでしまっても仕方がないと思っても、まだまだ事実に向き合うのに勇気と涙が必要みたいだ。日本に帰ってきて、どれだけ泣いたんだろう・・・。
弱いな・・・。ちっちゃいな。
運がよかった・・・っといえ!。夢をかなえるゾウの課題にあった。ホント日本に生きて帰ってこれ、て職業訓練校にいけてよかった。みんなに会えてよかった。・・・っていえる日が必ずくると信じて頑張ろうと思う。それまで何度も現実に負けそうになるけど、泣きたいときは思いっきり泣いて、次頑張ればいいかな。
March 29, 2009
後悔と年数
今日飲み会があって、帰ってきたところ。
飲んでいると、ふと昔のことを思い出して切なくなってきたり、過ぎ去っていった日々と時間と大切なものが頭の中に浮かんでどうしようもなくポカンとしてしまう。
中国生活で得たものは大きい。そして財産だと思う。でも、それ以上に今感じることは、いつの間にか見失っていたものの大きさとそれに対する後悔・・・。
時間は限られているものだと思う。その時間、本当に大事にすごせてこれたのだろうか?本当にそういえるか?今のところそれができていない。
後悔はしないようにっと中国を去るときに強く誓った。だって、中国生活だって悪くはなかったし、学んだことはいっぱいあった。そう思い出せないぐらいにね。
ホント中国から帰ってくるときからもうわかってたじゃん・・・。日本ではそんなことを学ぶために帰るんだって。わざわざ日本に帰国してきて、日本で働こうとするのなら、それぐらいの覚悟が必要だってことを少し忘れかけていたのかもしれない。何のために一度中国を離れて日本に帰ってきてのか、もう一回落ち着いて考えてみよう。
何度も感じる挫折感と幸福感。その間でシーソーのように浮き沈みしている自分。まだまだちっちゃいな。まだまだ成長できるな。まだまだ生きれるよな。
よし。明日も頑張ろう!
March 27, 2009
歌
中国にいると日本の歌が無性に懐かしくなって、よく歌ってました。
単純な検品してると、口笛や声に出していると、
「上手いわね。もっと歌ってよ。なんていう意味?」
と一緒に作業をしている工員に聞かれることがありました。ホント中国にいってわかったんだけど、自分は歌が好きなんだなって思うぐらい、なんかあれば歌ってました。
たぶん歌っても誰も意味がわかんないしいいじゃんみたいな感じだったんでしょう。
その中でも、コブクロはかなりはまりました。
アルバムも大体あるし、何度聞いたかわからないぐらいです。
歌詞が本当にいい。泣ける。胸にそっと落ちてくる。悲しいときは悲しいし、うれしいときに聞いてもまたうれしくなる。
上手くいかなかったことが多かった中国駐在。くじけそうになったときにコブクロの歌が僕を励ましてくれました。
特にお勧めは、「手紙」。
海外に行く友達にコブクロが送った歌なんだけど、すごくいい。毎度のことながら歌詞が泣かせる。
今別れを迎える友達に送りたい歌です。
「泣いてしまうほどつらいのは
一番頑張った日の証
そんな自分を時々は休めてあげなきゃ駄目だよ。
君の描いた未来図に色が一つ増えるたびに
君の笑顔が鮮やかに誰かを勇気付けていくよ
どんな季節も意味のない風は吹かないはずだから
強く儚く咲く花のように今を受け止めて弱い自分に負けないで」
また海を渡る親友に健康を祈りつつ。
March 26, 2009
日本での現実
最近もろに将来を考えることがある。結婚、就職、貯金等中国でも考えてたことなんだけど、日本に帰ってきてから、それを考えるための時間が増えてきた。
結婚も、なんか中国だったら、付き合おうとするときも、適当に考えてたんだけど、日本だと色々考えてしまう。不思議なもんだ。あんなに適当な付き合いをしていたほうが、積極的になれてたなんて・・・。
それと日本に帰ってきたら、家庭のこともあったり、それがもろに現実に現れる。今まで中国にいたから、多少距離を置いていた部分もあったけど、それがない分見えてしまうことが多い。
現実に振り回されることなく自分の思うように生きたいなって思った。
夢をかなえるゾウでの課題少しずつやってます。ここ一週間トイレを掃除するのと毎日誰かを笑わせると言うことをやってます。少しずつですが、何か自分のペースで自分を変えていけるように努力しようと思います。
March 25, 2009
教訓
今日新QCという問題解決のためのツールを勉強した。
連関図のグループの討議のとき、思ったこと。
時間には制約がある。どれだけ議論を深めていっても、時間通りにできなくては意味がない。時間は永遠にはない。時間と内容のバランスをしっかりとらないと駄目だと反省した。
考えさせられる授業だった。今まで時間を意識して物事を考えたことがあっただろうか・・・。もっと幅のある考え方をしないと社会では通用しないと痛感した一日だった。
また久しぶりに面接の予約が入ったのでうれしかった。長い間書類選考すら通っていなかったので、いい刺激になりそう。
March 23, 2009
中国雑談
僕が初めて中国に行ったのは、大学2年生に一年間留学したときだった。2000年2月29日に出発したことを今でも覚えている。ちょうど2000年問題が話されていたので、記憶に強く残っているのかもしれない。
初めて行く中国。小さな頃から三国志や水滸伝、西遊記を読んできたので興味がとてもあった。いったいどんな国なんだろうとか、わくわくして、前日は寝れずにいた。
その期待はすぐに裏切られていった。一番初めの試練は、郵便局に届いた家からの荷物だった。
ぼろぼろだった。中身が散乱しているのが遠くから見てもわかった。ありえない。
明らかに中身を調べている・・・。いや、中身を調べてもいいが、調べた後はせめてわからないように、ガムテープとか箱を変えるとかいろいろあるのだろうが、何もせずに
「あ、これあんたの!。早く持って行ってね。」
さすがにあっけにとられた。殴ってやろうかと思ったが、
まあまあ、到着したばかりだから、怒りを抑えてその場は帰っていった。
それを、一緒に来た同級生に話したら、みんな同じことをされて、かなり怒っていた。そりゃ誰でも怒る。日本だったら、そんな郵便局はクレームが来てすぐに潰れる。
でもここは中国。日本とは違うんだ!!!っと言い聞かしてもやはり日本スタンダードに慣れている日本人は、日本と違うことをされるとなにかと腹が立つ。むかつく。当時中国語が上手くなかった僕たちはくやしくて、よく中国語を話す代わりに、日本語で言い返していた。
別に相手に通じていなくたって、自分の思いを伝えたかった。不思議と、相手には伝わって、バトルが始まることもあった。やはり思いが大事だった。
他にも色々むかついたことはいくらでもある。
列車の切符を買おうとして並んでいるのに、後ろから来た中国人が抜かそうとしてくること。まじ張った押してやろうかと思った。なんちゅうやつだ!って。そんなことも、中国流だとわかれば、自分が抜かされないように常に油断しないように後ろに気をつける。
中国では、自分をアピールすることを覚えなくては、いつまでたっても切符は買えない。一部とてもいい人がいて、自分の順番を譲ってくれる高貴な方もいないことはないが、平均的に日本流のお互いが譲るという高尚な精神を発揮すると逆に、自分がバカを見る。
郷に入れば郷に従え。中国では中国の法に従わないといけない。日本流はあくまでも、日本国内だからこそ、通じるのであって中国で使おうとすると結局は中国が嫌いになる可能性がある。日本人の悪い癖だと思う。自分も含めて、海外に行くということは、違う文化に行くとということを理解していないことが多い。
そういうことを中国で勉強させられる。日本だけが国じゃないってこと。
他にも、傑作だったのは、自動販売機の話。
初めて上海に行ったとき、ちょうど自動販売機が街で備え付けられ始めた頃だった。中国にしては珍しかった。
珍しさにかられて、買おうとしたら、すぐそばにいた警官風のにいちゃんに話しかけられた。
「何を買うんだい?」
なんでこんなにいちゃんに言わなければならないのか?と思ったが、とりあえず
「コーラ」
といったら、お金をとられてそのまま投入口にお金をいれよった。唖然とした。自動販売機の意味がないと思った。もうこの人が売ればいいのにと思った。
不思議な国だった。
そんな中国も今では自動販売機の近くに代わりにお金を投入してくれるおにいさんはいない。寂しい限りだが、それが当たり前。でも、自動販売機が導入された頃を考えると、かなり変化があったと思うのは僕だけだろうか。
March 20, 2009
出会いと別れ
昨日、訓練校の同級生が就職が決まった。それで色々話をした。
在校時は、席が遠かったのと、帰宅方向が一緒だったが、別々に帰っていたので、あまり話せずにいた。
その場でもいっぱい話したというわけでもないので、とりたてて仲が良かったともいえない。
でも、短い間とはいえ一緒に学んだ仲間が一人ひとり去っていくのは寂しくもある。まあここは就職するためにあるものだから、就職が決まってここを去っていくのは本来喜ばしいことなのだが・・・。
コブクロの歌詞で好きなワンフレーズがある
同じ数の出会いと別れ、でも割り切れなくて、あまるほどの思い出をいつまでも胸に咲かせながら・・・♪
今まで、どれだけの人に出会い、そして別れをいったのだろう。どれだけの人に支えられて生きてきたのか・・・。ホント振り返ると、当たり前のように接してきた。それが当たり前すぎて、ずっと続くものだと勘違いして、傷つけて、傷つけられて、それで後悔して、また繰り返していく。
上手くはいえないけど、当たり前の出会いと別れを大事にして、それを忘れない自分に成ろうと思った。
March 18, 2009
日本の日常生活
日本に帰ってきてはや4ヶ月。4ヶ月色々とあった。職業訓練、就職活動、友達と日本で遊んだり、母と話したり、甥っ子に殴られたり・・・等。ホント様々な経験をしていると思う。
中国でずっといすぎたのかもしれないけど、何気ない一日がとても大事に思える。時間はあっというまに過ぎていくかもしれないけど、一日一日自分の歴史を刻んでいっている。
その時感じたこと、思ったことはいつの日か消えていくんだろうな・・・。そうしていつの日かどうでもいいようになるのかな・・・。なんか色々考えすぎて、行動しずらくしてるのかも。
訓練校の人もいってたけど、simple is best って。ホントあんまり本能のままに生きるのも問題かもしれないけど、僕の場合はけっこう考えすぎなのかも知れないのかって思う。
そこらへんは、中国にいたほうがよかったのかな・・・。自由な日々だったし、まあある意味本能のままに生きていた感じがする。
もう少し自分に正直に生きてみたいなと思う。
なんかまとまりがないけど・・・。
March 14, 2009
中央に法あり、地方に抜け道あり
中国駐在しているときに、中央政府の法律が、地方では、ほとんど適応されていないことがよくわかります。大きな国なので、中央の命令が届きにくいということもありますが、明らかに地方がそれを無視していることがよくありました。
去年1月1日に労働契約法という中国の労働者の権利を守るために、法律が施行されました。企業側は、今まで労働者の権利をほとんど認めず、給料配布が遅れて労働者がデモでも起こそうものなら、逆に、
「お前らそんなことしたら辞めさせるぞ!!!」
と労働者をおどすこともありました。そうした企業側の横暴な状況を改善するために、この労働契約法には、労働者と使用者が、労働契約をするときに労働者を守る条文が長々と書かれています。
そんな労働者に優しい法律ですが、中央政府が目の届かないところにいくと、まだまだこの法律が守られていない様子です。
実は、僕が管理している工場地帯もほとんど法律の内容が行き届いていませんでした。そして、工員もそんな法律が施行されていることも知りませんでした。本は形式上、工場にありましたが、隠されるように事務所に置かれていました。
例えば、法律では、今回の中国の国慶節という一週間の休みがあるのですが、ここの地域は2日しかありませんでした。
不思議に思い政府役人に聞いたことがありました。。そしたら、平気な顔で
「まあ中央政府のいうことは半分聞いてたらいいの。地方には地方のやり方があるんだから、なんでも彼らの言っていることを聞かなくてもいいの。なんでもかんでも、聞いてたら企業側もやりにくいでしょう?」
って言ってました。
「でも、中央政府の人たちがきたらまずいんじゃないの?」
って聞いたら
「その時は、しっかり準備をしておいて、守ってるふりをしていればいいのよ。彼らもずっとここにいて監視するわけにはいかないから、彼らがどこかに行くまで形式的にやってるふりをすればいいのよ」
・・・納得。
その後あまりひどいことをいいすぎると、僕に悪いイメージを与えると思ったのか一応フォローとして
「その方法もずっと効くわけはないから、ちょっとずつ法律を守っていく必要があるわね。ほほほ」
ほほほってなんだよ本気で法律を守るあんのかよ。あんたら。って思ってました。 ホント怖い国だと思いながらも、ある意味自分たちの権益を守るためには何でもすると感じました。
企業側としては、この適当なやり方にずっと恩恵を受けてきたので、良いと思うのですが、いい加減労働者の権利ぐらいは守りましょう、地方政府の皆様。
去年1月1日に労働契約法という中国の労働者の権利を守るために、法律が施行されました。企業側は、今まで労働者の権利をほとんど認めず、給料配布が遅れて労働者がデモでも起こそうものなら、逆に、
「お前らそんなことしたら辞めさせるぞ!!!」
と労働者をおどすこともありました。そうした企業側の横暴な状況を改善するために、この労働契約法には、労働者と使用者が、労働契約をするときに労働者を守る条文が長々と書かれています。
そんな労働者に優しい法律ですが、中央政府が目の届かないところにいくと、まだまだこの法律が守られていない様子です。
実は、僕が管理している工場地帯もほとんど法律の内容が行き届いていませんでした。そして、工員もそんな法律が施行されていることも知りませんでした。本は形式上、工場にありましたが、隠されるように事務所に置かれていました。
例えば、法律では、今回の中国の国慶節という一週間の休みがあるのですが、ここの地域は2日しかありませんでした。
不思議に思い政府役人に聞いたことがありました。。そしたら、平気な顔で
「まあ中央政府のいうことは半分聞いてたらいいの。地方には地方のやり方があるんだから、なんでも彼らの言っていることを聞かなくてもいいの。なんでもかんでも、聞いてたら企業側もやりにくいでしょう?」
って言ってました。
「でも、中央政府の人たちがきたらまずいんじゃないの?」
って聞いたら
「その時は、しっかり準備をしておいて、守ってるふりをしていればいいのよ。彼らもずっとここにいて監視するわけにはいかないから、彼らがどこかに行くまで形式的にやってるふりをすればいいのよ」
・・・納得。
その後あまりひどいことをいいすぎると、僕に悪いイメージを与えると思ったのか一応フォローとして
「その方法もずっと効くわけはないから、ちょっとずつ法律を守っていく必要があるわね。ほほほ」
ほほほってなんだよ本気で法律を守るあんのかよ。あんたら。って思ってました。 ホント怖い国だと思いながらも、ある意味自分たちの権益を守るためには何でもすると感じました。
企業側としては、この適当なやり方にずっと恩恵を受けてきたので、良いと思うのですが、いい加減労働者の権利ぐらいは守りましょう、地方政府の皆様。