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－中京記念－
3連複10点：500円 35.7倍
【獲得額】17,850円【回収率】357％
－七夕賞－
3連複9点：500円 58.8倍
【獲得額】29,400円【回収率】653％
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3連複10点前後が基本の買い目で、穴馬絡んで高配当もあります！
＜中京記念 回顧＞
＜総評＞
前半4ハロンが45秒8、後半4ハロンが49秒7という超ハイペースのレースとなりました。
逃げ馬が2頭おりましたが、どちらも全く譲らずに激しいハナ争いとなったことがその要因です。
序盤から前につけていた馬には厳しい流れになってしまいましたね。だからといって後方から競馬をした馬には厳しいレースでもありました。好走馬は最高にちょうどいい位置で競馬ができた馬、そしてハイペースでも脚を無くさなかった強い馬ということになりました。
では1頭ずつ見ていきましょう。
1着のアルナシーム
重賞初勝利です。2021年の朝日杯フューチュリティステークスで5着以内に入った馬の全頭が重賞馬となりました。というかこの馬以外はG1を勝っているので、この馬にもG1を目指して欲しいですね。
かねてから動画で話しておりますが、横山典騎手の継続騎乗は本当に侮れませんね。レースを使われるたびに競馬を覚えており、着実な成長を感じます。
マイルで結果が出ていない馬ですが、2000mもやや長いという馬です。今回の右回りかつ1800mがこの馬にとってベストだったということでしょう。
スタートは普通ですね。そのまま馬のリズムを大事に競馬を進め、中団の内で脚を溜める競馬ができました。
4角で内から位置を上げ、直線への入り口で上手く進路を確保。あとは末脚を伸ばすだけという競馬でした。完璧でしたね。会心の騎乗だったと思います。
馬も強いとは思いますが、横山典騎手の好エスコートが最大の勝因と思っています。
最後は接戦を制した形となりましたが、他馬よりも斤量が軽かったところは覚えておきたいですね。なかなかコンスタントに重賞を勝てる馬になれるとは言いづらいですね。
ただ前述したように右回りの1800mでは抑えておきたい馬だと思います。
2着のエピファニー
上手かったですね。杉原騎手。エピファニーを完全に手の内に入れておりますね。
馬群で揉まれる競馬になると消耗するタイプの馬です。だからといって後方から4角で外ぶん回しの競馬では厳しい馬場傾向もあります。
今回はこの馬にとってベストである縦長の展開となりました。揉まれるリスクは低くなりますね。中団後方でレースを進め、4角でも内を回り、直線で馬群を縫って脚を伸ばすことができました。最後は勝ち馬に屈する形となりましたが、斤量が同じならば逆転できるかもしれませんね。
前走の大阪杯では結果を残すことができませんでしたが、レベル的にはG3で勝ち負けできるぐらいの馬でしょう。
左回りも悪い馬ではありません。今後もG3を中心に狙っていきたい馬ですね。
3着のエルトンバローズ
59kgを背負いながら勝ち馬とは0.1秒差です。凄いですね。見事です。
古馬になってからの成績は0-0-0-3と結果を残せておりませんでしたが、良馬場でのレースではありませんでした。馬場が渋るとダメなタイプです。今回のような良馬場の時は狙い目ですね。
マイルもこの馬には短かったと思います。1800m～2000mぐらいが合いそうですね。
今回の敗因は斤量もありますが、ハイペースのレースにおいて序盤から前につける競馬をしていたことにもありそうです。敗れはしましたが、最も強い競馬をしたのはこの馬でしょう。
4着のロングラン
5着のニホンピロキーフ
同じような競馬をして、同じような着順に終わってしまいました。
これだけのハイペースですからね。最後は最後方から4角で外を回す競馬をした馬がまとめて差し切るシーンも想像できたのですが、直線は外も荒れていますからね。
今回の枠を考えるとこれ以上の競馬は難しいのではないかと思います。
ただ57kg、56.5kgという斤量を考えれば好走して欲しかったですけどね。重賞ではまだまだ安定して好走できるレベルにないのかもしれません。
6着のボーデン
古馬初重賞でしたからね。まずまずは上々の結果と言えるのではないでしょうか。
いつものように後方からの競馬となりましたが、今回は追走に手一杯だった印象を持ちました。前走はマイルなのでペースについていけないということはないと思います。おそらく内の荒れた馬場を嫌ったのかもしれませんね。
ただ4角で外を回す競馬をせず、内を突く競馬を狙ったのが良かったですね。その分だけ着順を上げることができました。
ただ掲示板に載った5頭との差は大きいです。さらなるレベルアップに期待したいところですが、もう6歳です。取るべきモノもすでにありません。重賞では厳しいかもしれませんね。ただハービンジャー産駒なので京都外回りで狙ってみたいなという気持ちはります。
13着のセオ
速いペースで先行して押し切る経験はないですからね。スローから先行馬が使える最大限の瞬発力を活かして粘り込むタイプの馬です。今回は適性とズレがあったということでしょう。
前目の競馬を必要するタイプであり、ハイペースに巻き込まれてしまったのも残念でした。同型馬が少ないレースにおいて狙いたい馬ですね。
12着のセルバーグ
14着のテーオーシリウス
絶対逃げるマン同士の戦いでした。どちらも譲らずのハナ争いでしたが、何をやっているのだろうか・・・と思ってしまいますが、これがこの2頭の個性です。
今は「多様性を認めるべき社会」ですからね。特に競馬に関しては必要な考えだと思います。
ただ先日、「多様性を認めないのも多様性」という名言をネットで見ました。これもなかなか深い言葉ですね。
何が言いたいかというと「この2頭はこれでいい」ということです。こういう競馬を続けていけば重賞で好走できることもあります。実際に好走しております。これからも頑張って欲しいですね。
以上が中京記念の回顧でした。
いかにも荒れそうなレースでしたが、終わってみれば5番人気以内の3頭で決まるという堅い決着となりました。夏競馬、それも小倉の最終週のハンデ戦で荒れないというのが面白いですね。
ハイペースで前が潰れ、馬場が影響しているためか後方からの競馬では届かないという独特のレースでもありました。
しかし、アルナシームが重賞馬になったことに関しては何だか安心できました。伝説の朝日杯組の4着馬ですからね。G1は難しくても重賞での再びの激走に期待したいと思います。
【クイーンステークスの「穴の狙い目」はこの馬！】
クイーンステークスですが現時点で狙ってみたい穴馬がおります。
それはコンクシェルです。
前走のヴィクトリアマイルは13着に大敗しております。
ただ左回りのマイルG1は流石に厳しかったと思います。適性外です。
このレースは内枠有利なので内枠を取ることができたら面白い馬だと思います。
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