貫井徳郎著 「プリズム」を読む。
このフレーズにシビれた。
 山名の自信たっぷりの口調に、僕はたちまち不安になった。こんな言い方をする場合、山名が間違っていることはまずないのだ。山名は天気の話でもするように、あっさりと続けた。


[巷の評判]
苗坊の徒然日記では,
「ここで終わり〜!?って言うのが感想^^;」

雑板屋では,
「で、肝心の真犯人、事件の解明謎解きはというと・・・。/結論を楽しみにしていたのには間違いないが、ここまでこうくると・・・。/‘だ〜かぁら〜どうやねん?!’小声でつっこむのである。」

ながし読み日誌では,
「“オチが書かれない”話は消化不良で好きじゃないんですが、これはそこまで否定的な印象は受けませんでした。こういうのもありかなと。それだけ、それぞれの人たちの推理の過程が面白かったのかなと思います。」

ミステリ不全症候群。では,
「本格ミステリの極限に挑んだ、という謳い文句は、決して誇大広告ではない。そしてミステリとして、だけでなく、ひとりの女性を取り巻く視線、視点の移り変わりによる、物語の変化は、まさに本書の題、プリズムがしっくりくる表現だと思う。」

新本格ミステリに拘泥するでは,
「この作品で描かれたような「本格」は、時代を下ることでいわゆる「本格作家」によっても書かれるようになっていくし、それによって当然生まれてしまう「問題」を浮き彫りにするようになるし、最終的には「本格とは」というような面白くも面倒な問題にまで繋がってしまう。」



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■「プリズム」情報 [bk1 Amazon 他書店]
ISBN: 448842502X
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