金城一紀著 「GO」を読む。
このフレーズにシビれた。
 でもな、もしキム・ベイシンガーが俺に向かって、ねえお願い、国籍を変えて、なんて頼んだら、俺はいますぐにでも変更の申請に行くよ。俺にとって、国籍なんてそんなもんなんだ。

恋愛小説である.恋愛は障害があるほど盛り上がると良く言われるが,これはちょっと手ごわそう.いわれのない差別意識を植えつけられている女の子に恋をしてしまった韓国籍の男の子の物語.この手の小説に有りがちな恨みがましいところが全くなく,さらりと書かれているところが,逆にスッと心に沁みてくる.
[巷の評判]
ワトソン役の読書では,
「とにかく、面白かったです!! ラストシーンを読んだときは、冒頭を読み返してしまいました^^こういうの好きだなあ^^。
金城さんは、好きな作家さんになりそうだ……。」

本を読む女。改訂版では,
「文体はむしろ今っぽいスピード感で軽くぐいぐい読めるが、
重い本やったと私は思う。 」

風味絶佳な日々では,
「金城一紀作品の良さはなんと言っても、ウィットに富んだ質の高いユーモアと、強烈な肉体性だ。この人本当に喧嘩強いんだろうなと思わせる、肉体派の作家だと思う。
『GO』はほんと、面白いんだよと誰かに言いたくなる。しっかりと骨太な、一級の青春恋愛小説です。」

神戸の三代目では,
「まあ、とにかく読んで絶対損はしない一冊です! 」

初心者のための読書ガイドでは,
「『在日』、『友人の死』といったテーマになると重い内容になりがちですが、軽快なテンポとさわやかな筆致のおかげで読みにくいということはありません。そういったテーマを深く考えなくても読める作品です。痛快な青春恋愛小説です。」



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■「GO」情報 [bk1 Amazon 他書店]
ISBN: 4062100541
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