宮部みゆき著 「英雄の書」を読む。
このフレーズにシビれた。
 ヘイトランドは、既に"紡ぐ者"の手を離れてしまっていて、どうすることもできないのか。ならば、"紡ぐ者"というのは、世界を創ることはできるのに制御することはできない、ずいぶんと半端で力足らずの存在だ。


[巷の評判]
☆勝手気ままな日々☆では,
「大きな流れは面白いと思うけど(上のあらすじを読んでも面白そうと思うし)、
没頭できる世界ではなかったです。」

かじやんの徒然ラン日記では,
「読み終えた感想は、まずまず面白かったというところである。
 しかし、これまでの宮部作品に比べると、いくつか不満というか物足りなく感じた点もあった。」

KAZ's GUMBOでは,
「そこそこ面白くはあったけど、宮部みゆきにしては物足りなかったというのが正直な感想。」

fusigiでは,
「物語の構想はいいのだと思うし、テーマ性もあるのだと思う。作家としての役割の問題性も感じているのだろう。でも、なぜこんなに作者の課題が深まらなかったのだろう。せっかく魅力的な題材なのに・・・。新聞小説の難しさなのかな。もっとじっくりゆっくり作品を書く人なのかもしれない。」

槻矢のよろず日記(仮)では,
「取り返しのつかないことはどこまでも取り返しがつかないという理の無情さとか、どんなに善良に暮らしていても起こってしまう理不尽なことの残酷さとか、そういった宮部みゆきらしい要素がしっかり入っているのになぁ、どうも乗り切れずに話が終わってしまいました。残念。」



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ISBN: 9784620107349
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