で 出久根達郎

出久根達郎 「紙の爆弾」

出久根達郎著 「紙の爆弾」を読む。
このフレーズにシビれた。
 私どもが天に代って罰を下す。私は運よくこうして生き延びているが、神が私を復讐者として生かしてくれた、と思うのです。


[巷の評判]
  • Reading impressionでは,
    「導入とラストのつなげ方も良いので、ミステリとして読んでも面白いですし、薀蓄系の小説(と勝手に名づけてみますが、定義はあえてしません(笑))として読んでも、勉強になりましたね。 」
  • 2ch 「読むと気が狂いそうになる本」で「無名草子さん 」は,
    「最初のうちは、そこそこ面白いと思っていたけど、途中から、どんどん変な世界に入っていってしまい、最後は腰が引けて寒気がしてきた。ホント、気が狂いそうになるぞ。 」



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ISBN: 4163189203

出久根達郎 「土龍」

出久根達郎著 「土龍」を読む。
このフレーズにシビれた。
 魚の鮪。ありゃ眼が黒いでしょ?だから眼黒なわけで。


[巷の評判]


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ISBN: 4062100924

出久根達郎 「むほん物語」

出久根達郎著 「むほん物語」を読む。
このフレーズにシビれた。
 本以外になんら関心ももたない奇妙な子供だった。


[巷の評判]


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ISBN: 4120021971

出久根達郎 「俥宿」

出久根達郎著 「俥宿」を読む。
このフレーズにシビれた。
 夢尾は前を行くせつの俥に声をかけた。「お先に」といったのである。車夫の善亀と座席のせつが、驚いたような顔で夢尾を見た。「アラヨ」夢尾は上体を前に傾けた。しっかりと梶棒を握る。はずみをつけて曳きだした。「スイスイスイ」


[巷の評判]
  • サブミハセレクションでは,
    「表紙にぞっこん。清清しい主人公と汚れた官の対比がいい」
  • 北海道新聞では,
    「武器をもたぬ庶民の抵抗を、俥宿を舞台に描く面白さ抜群の痛快小説。」
  • 大阪府盲人福祉センターでは,
    「闇の権力者がひきおこす怪事件に挑む一大騒動。」
  • サブミハリータでは,
    「主人公は女だてらに車引きをする22歳の夢尾という女性だ。どうしても一葉のイメージが重なる。」



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ISBN: 4267016089 4062749386(文庫)

出久根達郎 「虫姫」

出久根達郎著 「虫姫」を読む。
このフレーズにシビれた。
 四日五日とたつにつれ、いささか飽きてきた。書物を手にし、書物を見、書物の匂いを嗅げないのが、つらい。書物の禁断症状である。


[巷の評判]
  • 本棚の片隅ででは,「主人公達侍も町人も帳じり合わせはいっしょで、不都合な事には目をつむっているようすがリアルでおかしいです。」
  • ただいま読書中では,「今にたとえれば、ごく普通の勤め人であろう主人公の周りで起こることが、結構面白い。」
  • 歴史小説中毒では,「時代小説としてもかなり良い線を行っていると思います。」
  • 酒狂連絡会では,「なだらかな文章でのほほんとした感じが好きで、他の本も読んでみようかと思ってます。」



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ISBN: 4062112108

出久根達郎 「世直し大明神 おんな飛脚人」

出久根達郎著 「世直し大明神 おんな飛脚人」を読む。
このフレーズにシビれた。
 秘密を知っているのに知らない振りをするのは、けっこうつらいものですよ

女飛脚人という設定と登場人物は好きなんだけど肝心なストーリが今一つなのが残念。ミステリーとして読んだのが悪いのかな?

[巷の評判]



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ISBN: 4062123916
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