お 乙一

乙一「きみにしか聞こえない」4

乙一著 「きみにしか聞こえない」を読む。
このフレーズにシビれた。
 「あのう……、何と言ったらいいのか、分りません。今、わたしは頭の中にある電話に向かって話しかけているのですが……」


[巷の評判]
  • 紫の時計四季では,
    「乙一作品(白)の中でも切なさ系ではこの本が一番だと思います。」
  • 第弐齋藤 土踏まず日記 では,
    「友達がいないから携帯を持たない女子というものはこのイラストのごとく可憐なものだろうか。違うだろう。」
  • ブログ de ビューでは,
    「そのどれもが切なすぎる。でも、ただ切ないだけの話ではない。確実に何か希望みたいなものが心に残る。」
  • ちょっくら読書1000冊目指してみようか。では,
    「そうしたら痛い切ない悲しい展開オンパレード。ええええ?! こういう話を感受性の強い世代に敢えて読むのがいいのかな。泣きそうだけど。 」
  • 闘う女達への応援歌!日記では,
    「乙一本一冊目で読むより、二冊目以降で読んだほうが比較できて楽しめるかも。グロでコアな乙一本を読んだ後に読むと、より面白そうな作品。」



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ISBN: 4044253021
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きみにしか聞こえない―CALLING YOU
きみにしか聞こえない―Calling you

乙一「GOTH 僕の章」4

乙一著 「GOTH 僕の章」を読む。
このフレーズにシビれた。
 僕はたいてい、だれかと話をするときは微笑みを絶やさなかった。しかし、内心ではまったくの無表情であることを、森野はなぜか気づいていたらしい。だれにも見破られなかった演技を、彼女の嗅覚はかぎとったのだ。


[巷の評判]
  • Sailing Notesでは,
    「短編に縛られすぎちゃってる感はあるが、「声」のラストの台詞回しとかがすごく好きだったので、きっとこの人の他の作品も読む。」
  • 月夜に釜を掘り出すでは,
    「猟奇的な感じがあるのに、童話を読んでいるような感じ。リストカットされた手よりも、主人公二人のほのぼの?というか、何とも言いようのない感じが印象に残る^^」
  • 乙一の小説・著書では,
    「とにかく序盤の「僕」の心理描写が素晴らしいですね。冷酷で、かなりズレた価値観を持つ「僕」の異常さを、さも当たり前のように記述することによって生み出される、何とも言えない不気味さが凄く良い味を出してます。」
  • Book Review’S 〜本は成長の糧〜では,
    「どの作品にもそれぞれの良さがあって面白かったのですが、中でも「土」と「声」と「記憶」の三つにはやられました。って絞りきれていないですね。ダメだったのは「リストカット事件」です。「犬」もちょっと苦しかったかな。」
  • セミコロン では,
    「それぞれの章で「えっ?」という展開があって面白かった。それにしてもグロいですね。」
  • MUSIC-BUMP! では,
    「いろんな人に読んで欲しいです。乙一さんは風景描写も心情描写も結構上手いと思うんで、読みやすいと思います。」



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乙一 「GOTH 夜の章」4

乙一著 「GOTH 夜の章」を読む。
このフレーズにシビれた。
 僕と森野はこういったやるせない話に、特別な興味を抱いた。悲惨で、聞いた瞬間に首を吊りたくなるエピソードを常に求めていた。


[巷の評判]
  • 汚い本棚 では,
    「結構グロデスクな話なんだけどそれ特有の嫌な感じは残らない。そこがいいところか。」
  • ディックの本棚では,
    「ちょっとひいてしまう方もいらっしゃるかもしれないが、乙一さんの小説の雰囲気は、そういう題材を扱っていてもむしろあたたかみがあるのだ」
  • slowly but surely では,
    「“GOTH”おもしろかったですねー。いつも、そうだけれど、何時も以上に、良い騙され方をさせてもらえたし、一話×2の登場人物にも味があると言うか、何と言うか… 」



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ISBN: 4044253048
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乙一 「平面いぬ。」

乙一著 「平面いぬ。」を読む。
このフレーズにシビれた。
わたしは腕に犬を飼っている。


[巷の評判]
  • Days log では,
    「乙一作品はなんとも言えない独特の雰囲気があって好きです。 」
  • まんたいんぶろぐでは,
    「短編小説がいくつかまとめられたもので、なかなか深かったです。おすすめ。」
  • La vita e bella. では,
    「おもしろいといわれてるだけあっておもしろかった。『平面いぬ。』の「はじめ」って短編がわりと気に入りました。」
  • 全速力で遠回りでは,
    「ダークだけど笑えて グロいけどかわいい感じ それでいてカッコイイ!」
  • bibittoでは,
    「今まで読んだ乙一作品の中で一番好きです」
  • ニワカクヲタでは,
    「これはすごい。今まで良く分からなかった乙一の真髄みたいなのを見た。」
  • 徒然本読み梟 では,
    「乙一はドンデン返しが技巧的に上手い作家です。ミステリー的ファイナルストライクが身に備わってるんですな。なので読んでいて実にワクワク出来ます。」



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ISBN: 4087475905
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乙一 「暗いところで待ち合わせ」

乙一著 「暗いところで待ち合わせ」を読む。
このフレーズにシビれた。
 大切な時間が流れていると思った。このままいつまでも歩いていたい気がしていた。それでも時間は過ぎるのだということを、重さのない雪がゆっくり地面へ落ちて吸いこまれていくのを見て思う。


[巷の評判]
  • 私は一貫して自己満足です。めざすものは。では,
    「いつ2人が言葉を交わすのか…どきどき。結末はあんまりおもしろくないけど、展開がさくさくしてていい。」
  • イチュウ! では,
    「泣いた!泣きました。結構涙もろい方ですが、これはキマシタ。 」
  • イン・ザ・ダークでは,
    「ホラー苦手なのに、ホラーを手に取ったつもりだたのだ。読み進めるうちに、ものすごい優しい本だと気づいたけどね。」
  • IKIでは,
    「哀しくて嬉しくて胸がしめつけられるよう描写が丁寧で、私なんかの頭でも鮮明に画面が浮かんできました」
  • +2愛では,
    「面白かった!本読んで泣いたの久しぶりかも。」
  • 平成ブリアサバランでは,
    「読後感が心地よい。」
  • たこの感想文では,
    「二人の心情の描かれ方が見事。変な言い方だけれども、どんでん返しが無く終ったとしても、十分に成立していた(個人的には、そっちの方が好みかも(笑))。いや、面白かった。」



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乙一 「夏と花火と私の死体」

乙一著 「夏と花火と私の死体」を読む。
このフレーズにシビれた。
 九歳で、夏だった。


[巷の評判]
  • ☆Happy Day☆では,
    「友達に薦められて読んだ乙一の『夏と花火と私の死体』をきっかけに、本を読む事の楽しさを知りました。」
  • FRAGMENTでは,
    「驚愕。一部文章の粗さとリアリティの欠損が多少目につくものの、しかし伏線の張り方から表現技法まで、短編(中編?)としては高レベル。」
  • 増北商売繁盛!!では,
    「乙一さんは素敵です。偉大です。なのに本人はとても謙虚。勿体無い!」
  • Apple JAM では,
    「基本的にダークサイドの人ね乙一は!!普段ミステリー系は読まないんだけど、なぜかツボに入ったので結構読んでます。」
  • ☆MY LIFE☆では,
    「彼の作品には単なるホラーじゃなくていくつかの作品は読んでいると涙が出てしまうような、または痛々しい"切なさ"がある・・・と思っている」
  • Azuresky : Memory Matrixでは,
    「僕は乙一作品が好きだ。なんだか清々しいし、切ない気持ちになる。」
  • love is blindでは,
    「。。衝撃。これ、16歳で書いたんですか??こんなのが、16歳で書けるんですか??あたしは、その頃、何してたんだろう?」
  • さくさくつづり気になる気になるでは,
    「でも個人的にはコレに収録されている「優子」の方が好き。」
  • では,
    「なんとも不思議な内容でした。「わたし」は序盤から殺されて、自分の死体を友人に懸命に隠されるのだ。この死んだ後の「わたし」の淡々としている様が殺されたはずなのに清涼感があるのだ。」
  • bk1に,作者インタビュー
    ――!!! それじゃ、推敲したりとか構成を考えて入れ替えたりとか、一切なしで?
    乙一 『夏と花火と〜』のときは、ほとんどなかったですね。



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