演奏会の場合、人物の写真はメンバー構成によって撮影の仕方が変わってきます。

ソロコンサートであれば人物が大きく扱われますが、オーケストラの場合は前回のステージ写真などが使われて、人物がメインとなることはあまりありません。

とはいえ、指揮者やゲストの方の写真を大きく扱ったりする場合もあり、個人の写真をチラシに載せることは、決して珍しいわけではありません。

人物の撮影方法自体には特に特殊な要素は無く、基本となる構図を理解していればまず失敗はありません。

基本を抑えるのは、演奏も写真撮影も同じコトですね。

 

アップトショット

人物を撮影するというとき、一番に思い浮かべるのが顔のアップ。

そう、人物といえばやはり顔が一番重要になりますから、それ自体は必然的なことです。

とはいえ、証明写真や卒業写真の欠席者ではないのですから、チラシでアップショットを使うことはまずありません。

もちろん、アイドルコンサートは別ですが…。

バストショット

アップショット

顔をアップで撮る『アップショット』が使われることはまずありえないと説明しましたが、それでも人物を目立たせたい場合という状況も無いことはありません。

そんなときに使われる構図が、胸から上を撮るバストショット

実際には、人は顔の表情だけでいろいろなことを表現しているわけではありませんから、胸から上の写真では、後一歩雰囲気を表現することはできません。

そのかわり、バストショットはハッキリと人物を印象付けることができ、アップほどいやみにはなりませんから、使い方によっては印象的なチラシデザインになることもあります。

ウエストショット

バストショット

演奏会チラシに限らず、人物が中心となるデザインの場合に一番よく使われるのが、腰から上を写すウエストショット

楽器を持っている場合でも、全体のバランスが取りやすい構図ですから、いろいろなチラシで使うことができます。

ただし、出演者が多いと紙面に入りきらなくなる場合がありますから、そこは要注意です。

フルショット

全身を写すフルショットは、構図的には間延びした印象をあたえ、出演者がひとりの場合は意外と避けた方が無難なショット。

チラシの中にどれぐらいの大きさで配置するかに頭を悩ませる、難しい写真です。