回数券作成講座
また、シート状態の時に、何枚綴り位がいいかというとのは、回数券の用途によりますが、10枚以上が綴られていると、お客様が持ち歩くこと自体が面倒になってしまいますので、その点を考慮しましょう。
他のチケットが、『財布に入るサイズ』で『ミシン目が1本』という、ほとんど統一された規格なのに対して、ミシン目が何本も入る回数券は、サイズもミシン目の数もバラバラです。
オーダーメイドだから高い回数券印刷
スーツをオーダーメイドで作るということは憧れでもありますが、それだけ面倒な作業で費用もかかるということ。
それは回数券作成にも言えることで、お客さまのご要望に合わせたオーダーメイドという形になってしまう限りは、他のチケットのようにお安く作成することが難しいのが現状です。
そこで他の印刷サイトがとっている方法がサイズの限定。
そうすることで費用を抑えているのですが、これって、回数券本来の用途に合わせた作りを、そっくり否定しているようなもので、費用を気にして本末転倒の回数券印刷をしているようなもの。
しかし、オーダーメイドという形にしてしまうと、最低ロットもミシン目加工など手間のかかる工程がある回数券印刷では、あまり少ロットで印刷することができなくなり、費用を押し上げる要因ともなってしまいます。
便利な形の回数券にしたいのに、なんとも痛し痒しです。
回数券印刷で注意しなければいけないのが表紙部分。
回数券の表紙にはコレを記載する
大量に回数券を配布する場合は、ほとんど表紙をつけることはありませんが、限定された数量を配布する場合や、回数券の利用方法などで注意が必要なときに、回数券を管理しやすいように表紙をすけることがあります。
その場合の記載事項としては
■ 発行元
■ 用途(タイトル)
■ 利用方法
■ 利用期限
内容的には通常の回数券と特に変わりはありませんが、表紙を付ける理由(管理方法や利用案内)の部分が目立つようなデザインにする必要があります。
特に注意しなければいけないのは回数券の使用期限。
お客様が切り離して使うタイプの場合は、表紙ではなく切り離される個別券に記載し、お店側で切り離す場合は、回数券の表紙に記載しておきましょう。
回数券が無駄に長くならないように注意する
回数券の綴りが3枚以上の場合は、表紙をあまり長いものにすると、無駄に細長い回数券シートを作ってしまうことになってしまい、使いづらい回数券になってしまいます。
このタイプの回数券の場合は、一番上の表紙部分に必要事項を記載して、切り離す個券はできるだけシンプルにデザインするといいでしょう。
カラー回数券印刷の見本です。上部が表紙部分。
会社名や連絡先、取り扱いに関する注意事項を記入しましょう。
また、回数券としてのお得感を感じさせるタイルなどをつけるといっそう効果的です。
>> カラー回数券印刷料金表
文字だけ回数券印刷の見本です。手軽に使われるということを前提に、必要最低限の内容のみを記載するにとどめましょう。
また、このタイプは偽造がしやすい欠点がありますが、ミシン目にハンコを押しておけば、なんの問題もありません。
ただ、文字だけ回数券印刷は、印刷機・ミシン機ともに精度の低いものを利用することでお安くしておりますので、細かい図案やミシン位置がギリギリの図案は、ご希望通りに仕上がらないことがありまし。
出来るだけ簡単な図案でデザインください。
>> 文字だけ回数券印刷料金表詳細表示
「回数券のテンプレートがほしい!」実は、よくある問合せなのですが、チラシなどと違い、回数券やチケットはお客様ごとでサイズや記載事項が大きく変わってきます。
また、通常見てきた回数券のイメージで、用紙に対してもお客様ごとで大きな違いがあります。
そのため、共通のテンプレートというものを作成することがなかなかできないというのが現状です。
そこで、定番的な内容の回数券をはやわざカード印刷で作成できるように現在製作中で。
5月中旬にはご依頼いただけるようになると思いますので、しばらくお待ちください。


ミシン目なしの1枚、もしくは本券と半券とを切り離すタイプのものを、一般的にチケットを呼んでいます(下 *1)。
シートタイプは1枚のチケットに同じ内容のものが2枚以上付いていて、1枚ずつ切り離して使うタイプのものを指します(例 左)。

1枚のチケット用紙に、切って使う5枚分のチケットが付いています。
6枚綴りなら6枚分(ミシン目は5本)となります。
左 5枚綴り
(例)「1シートに3枚綴りのチケットが10枚ほしい」

----------------------------------------

チケットハウスでは、チケット20枚以上を1冊にまとめることができます。(上部をのり付けして1枚ずつ剥がせるタイプです)
ただし、これは手作業となってしまいますので、料金的にも高くなります。詳細表示
回数券のナンバリングを考えるとき、切り離される1枚1枚にナンバリングをするのか、シートごとでナンバリングをするのかという問題があります。このナンバリングの方式を考えるときは、ナンバリングの目的が、回数券の利用を把握するためにナンバリングをするのか、売上を把握する補助としてナンバリングをするのかで、ナンバリングの形態が変わってきます。
特に売上との関連を考えた場合は、さまざまな要素が発生します。
日ごろ経理にかかわっていない方には少しわかりにくい話になりますが、お店の店長さんだけでなく、公演の制作担当者の方にも関連してきますから、ぜひ理解してください。 詳細表示
「回数券に通し番号を入れて欲しい」
お客様からよくいただくご要望ですが、その番号、何のためにナンバリングするのでしょうか。
ナンバリングは、回数券を管理するためのもの
番号で管理するのは、回数券やチケットに限らず、何かを管理するときに利用する基本的な管理の方法です。
では、回数券場合は何を管理するんでしょうか。
詳細表示
シート型は最大12枚に切り離すタイプまで作成可能。














