発表会 その日はみんなが主役
習い事をしていれば、必ずやって来るのが発表会。
ピアノにバレエにダンスに書道。
今やカラオケ教室でも発表会を開催しますが、そのために作るチケット作成の難しさにお気づきですか。
実は、発表会のチケットが有料の場合は、手作りチケットはあまりオススメできないんです。
▼チケットの流通経路が問題
ピアノの発表会で、主催者の先生にとって気心の知れている親御さんのみがが来場される場合はいいのですが、生徒さんの知り合いや第三者が来場される場合は、有料イベントのチケットが手作りだと、それだけでいい印象を持たない方が必ずいらっしゃります。
人間関係でチケットを買ってもらうという部分は、主催者には見えてはきません。
だからこそ、主催者として対応できる部分に関しては、できるだけのことはしておく必要があり、会場費などの予算もかかるのですから、できるだけチケットはしっかりしたデザインのものを、プリンターではなく印刷屋さんの印刷機で作るようにしましょう。
また、ジャンルによっては発表会といえども高額なチケット料金のモノが存在し、そのようなジャンルではチケットはデザイナーさんに作ってもらっている場合もあるほどです。
そんなチケットを見慣れた方が手作りチケットを見たとしたら、ただ微笑ましいと笑ってもらえないことだってありえます。
有料のイベントではチケットが手作りというのはいろいろ難しいんです。
▼チケットの記載事項がたくさん
発表会チケットに手作りが向かない理由のもうひとつが、チケットへ記載事項がたくさん発生するということ。
もちろん、いつも教室として使っている場所での簡単な発表会ならいいのですが、ピアノであれバレエであれ、それなりの会場を借りた場合、チケットに記載することがいっぺんに増えてしまいます。
料金のことから会場の場所のこと、会場によっては使用上の注意をチケットに記載することが義務付けられているところもありますから、それを小さなチケットに記載するのはひと苦労。
こんな点も、発表会チケットが家庭用プリンターで作るのに向いていない理由なんです。
▼そもそも高額なチケットが手作りの場合は論外です
発表会といえどもいろいろな経費がかかります。
ホール代もバカになりませんし、ダンスやバレエの発表会ではステージの設営や運営にお金がかかってきます。
そのために、通常の公演と同程度のチケット代金が設定されている発表会はいくらでもありますが、そん発表会のチケットが手作りでは、来場される方にどう思われるでしょう。
チケットの金額に見合ったデザインと仕上がりが要求されるのは、ある面チケットの宿命といえるのかもしれません。