2005年09月09日

アメリカ的賠償汁!

ラーメン手渡し女児やけど 日清食品試食会で賠償命令


「女児が過って右太ももにこぼし、損害賠償請求」
「一緒にいた母親は帰宅後に救急車で女児を病院に搬送した」


親の保護・監督責任はまったく問われないのかいな?
こういうのにつく弁護士も弁護士だと思うが、訴えるのは理解不能。

さらに、母親の行動にも不審点が残る。
なぜ、「帰宅後に救急車で」搬送したか?
一刻を争うやけどなら、その場で救護室なり病院に行くべきだろう。

また請求額や賠償額の高さもよくわからない。
その場でたいしたやけどだと思わなかったのに、80万円ってすごいなあ。

こんなのがまかり通り、「判例」となり後続が出てくると、
アメリカみたいな「なんでも賠償」社会になってしまうぞ。
この件では親に全責任があるとは言わないが、こんなことで訴えるな!


ただ、下の二つの記事、情報が錯綜してるのか相違点が多い。

   被害女児 賠償請求額 賠償額(判決)
共同  6歳  172万円  87万円

毎日  4歳  170万円  85万円


----------(以下、ソース記事全文)------------



------------(ソース記事全文)-------------

ラーメン手渡し女児やけど 日清食品試食会で賠償命令

 試食会で商品宣伝員から手渡された即席ラーメンをこぼし熱湯でやけどしたとして、高松市の女児(6つ)が、主催した大手食品メーカー日清食品(大阪市)とイベント企画会社ベーシック(同)に約172万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、高松地裁は8日、慰謝料など約87万円の支払いを2社に命じた。
 判決理由で森実将人裁判官は「熱湯の入ったラーメンを幼児に直接手渡すと誤ってこぼす危険があり、マニュアルでも禁じていた」として、宣伝員に過失があったと判断。使用者としての両社の賠償責任を認定した。
 日清食品側は「宣伝員は女児に直接手渡していない」と事実関係を争ったが、判決は「手渡しを否定する宣伝員の証言は変遷しており信用できない」などとして退けた。
    ヤフーニュース(共同通信) - 9月8日18時3分更新


------------(ソース記事全文)-------------

<損賠訴訟>ラーメン試食で女児やけど 85万円支払い命令

 試食用のカップラーメンをこぼし、子どもがやけどを負ったのは商品宣伝員らに責任があるとして、両親が試食会を主催した「日清食品」(本社・大阪市)とイベント企画会社「ベーシック」(同)に慰謝料など約170万円を求めた損害賠償訴訟の判決が8日、高松地裁であった。森実(もりざね)将人裁判官は「熱湯の入った試食品を幼児に直接手渡すのは、危険性が高い」と宣伝員の過失を認定し、両社に計約85万円を支払うよう命じた。
 判決では、昨年2月22日午前、高松市十川東町のスーパーであったラーメン試食会で、商品宣伝員が当時4歳の女児にラーメンを手渡した。女児が過って右太ももにこぼし、宣伝員は冷たいタオルで女児の足を冷やした。一緒にいた母親は帰宅後に救急車で女児を病院に搬送したが、女児の右太ももには薄くあざが残った。
 日清食品などは、宣伝員に対し、幼児には試食品を手渡さないよう指導。宣伝員は、ベンチに座った母親と女児の妹の間にラーメンを置いたなどと主張していた。森実裁判官は「宣伝員の証言は記憶が混同している可能性を否定できない」などと退けた。日清食品は「判決の内容を確認していないのでコメントは差し控えたい」としている。【南文枝】
   ヤフーニュース(毎日新聞) - 9月8日21時51分更新

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