新年のご挨拶をそろそろこのブログにも書こうと思っていた矢先、
信じられないニュースが飛び込んできた。

先輩でもあり友人でもあった作曲家の訃報。

…とても新年のご挨拶どころではなくなってしまった。

自分の気持ちの確認、整理、そして自分の中での今の心境を
今後風化させないよう、文章としてしたためておきたく、この場を借りて書かせて頂く事にします。

新年早々パーソナルな内容となってしまい大変申し訳なく思っていますが、
これを書かずには、他のどんな事も書く気になれないのです。



仕事でご一緒した事もあり、一緒に飲んだりした事もある。

僕がツイッターを始めた時は、
「みなさーん、黒須克彦くんがツイッターを始めましたよー」と
ツイートをして下さった。
僕は愛情のある晒しだと思って、嬉しかった。


第一報は、故人(この呼称が心苦しい...)とも付き合いの長い、同じく作曲家である友人からの電話。
言葉では「ええっ」としか言えず、
胸の中に大きな穴が空いたような感覚に陥って、しばらく真っ白になった。

まだまだ気持ちの整理はついていないし、今後もつかないかもしれないが、
少しずつ時間が経って思う事、やるべき事は、
今回の事、そして彼が手がけた多くの作品を風化させない事、
彼と過ごす事の出来た時間に感謝し、彼を含め築き上げられてきた人間関係に感謝する事、だったりする。
当たり前に、起こってしまった事はもう戻らないわけで。

そしてそれらを結びつけている共通点は、やはり音楽なのである。
彼の為、とか大それた事を言うつもりはなく(「そんな事ホントは思ってないでしょw?」とか彼に言われてしまいそうなので 笑)、
今回の事で感じた事を大切にしながら、僕らは音楽を続けて、生きていくしかないのだ。

と、こんな風に感じています。


第一報を聞いたのは一昨日、
その日は、彼が作曲し、僕が編曲をさせて頂いた楽曲を聴きながら、偲ばせて頂いた。

心よりご冥福をお祈り申し上げます。


最後に…
現在制作している楽曲があって、
何か所かアイデアに詰まったため、しばらく置いておいて、
先ほどまた制作を再開したところ、
色々とアイデアが出てきて、驚くほどスムーズに進行、完成させる事が出来た。
そうじゃないのかもしれないけど、
これは彼の力なのだと僕は勝手に思う事にした。