本日、森重樹一さん(ZIGGY)のソロミニアルバム「ELECTRIC MOON」が発売となりました。
先日発売となったシングル「SADISTIC SMILE」と同様、トータルプロデュースをさせて頂きました。
1曲目の「ELECTRIC MOON」は作曲も担当させて頂きました。



何度も何度も言っているかとは思いますが、何度も何度も言います。

私黒須克彦は、中学生の時にZIGGYの「KOOL KIZZ」というアルバムを聴いて
楽器を始めました。ギターでした。
「WHISKY R&R AND WOMEN」のリフが弾けるようになった時はそれは嬉しかったです。
ロックンロールのカッコ良さを最初に教えてくれたのはZIGGYです。

そして、森重さんの生み出すメロディが本当に大好きで、
「GARDEN OF ROSES」「蒼ざめた夜」「PASSION REDのお前を抱いて」
などは、まさしく僕のメロディの原点で、今でも自分の作り出すメロディのルーツであると胸を張って言えます。

そして大人になった黒須は、いくつかのバンドを経て、その後、色々な方に楽曲を提供したり、ベースプレイヤーとして色々な方のサポートをさせて頂くというスタンスに自分の居場所を見つけ、
現在では「職業は?」と聞かれて「音楽家」と一応は答えられる立場でどうにかこうにかやっています。




2009年に僕はベースプレイヤーとして、森重さんのソロライブのサポートをさせて頂きました。
思わぬ縁が生み出したこのライブ。
以前も書きましたが、「LAST DANCEはお前に」で森重さんが僕の方に来て肩を組んでくれて、一本のマイクを挟んで「ラ・ス・ト・ダ・ン・スは〜♪」と歌った時の感覚、景色は、自分が息絶える直前に思い出そうと思っている景色の一つです。
それによって、この先もまだまだ色々な事が起こるでしょうが、きっと最期は「良い人生だった」と思えるはずだから。


それから経過する事3年、
今年2012年の4月の森重さんソロツアー「ELECTRIC MOON」で、
ベースプレイヤー兼バンマスをお願いしたいというお話を頂きました。

そして、ツアー終了後ほどなくして、
秋に出るシングル、アルバムのトータルプロデュースをお願いしたいというお話を頂きました。

ただただ光栄であり、
まさしく、ホップ、ステップ、ジャンプ、な感じです。




今回のレコーディング、最高に楽しかったのはもちろんですが、
バンドメンバーや森重さんと様々なアイデアを出し合い、
常に良い雰囲気で臨めたのが本当に良かったです。
自分の足りないところ、まだまだなところもたくさん見えたし、
僕自身勉強になる点もいっぱいありました。

そして何より素晴らしいと自分で思うのが、
こうして音楽を通して深く関わらせて頂いた結果、
音楽性、人間性どちらの面からも「森重樹一」というアーティストに対するリスペクトが
更に揺るぎないものになった、という事です。




現在のようなスタンスでの活動を始めてそろそろ6、7年でしょうか。
色々な方々に楽曲を提供させて頂きました。
色々な方々のサポートでベースを弾かせて頂きました。バンマスも色々務めさせて頂きました。
その一つ一つが、僕の音楽人生の中で大きな糧となっています。

そして今年のツアー、そして今回のシングル、アルバムの制作は、
それらの全てを総括し、込め、出し尽くした集大成になったと思います。

そして、作曲させて頂いた「ELECTRIC MOON」は、
僕が初めてZIGGYを聴いた瞬間からの23年間を込めたつもりです。




リハーサル、ライブ、レコーディングなど、
森重さんと同じ空間を共有している時は、
「自分がこの場でこうしていられること」の感動、素晴らしさももちろん感じているのですが、
それよりも、「このリハーサル、ライブ、レコーディングを絶対に素晴らしいものにするんだ」
という気持ちの方が大きいように思います。

ふと我に返った瞬間、とでも言えば良いのか、
例えばリハーサル、ライブが終わって帰路につく時、
TDチェックのスタジオで出来上がった音を聴いている時、
そしてこうしてブログを書いている時、
そうした気持ちが一気に襲ってきます。

本当に音楽をやっていて良かった!
生きてて良かった!

と今まさに実感しています。




「KOOL KIZZ」をウォークマンで聴きながら学校に通い、アイバニーズのギターをヤマハの小さなアンプに繋いで日々かきならしていた黒須少年に
「20年後には森重さんと同じステージに立っているんだよ」と教えてあげたい気もしますが、
教えてあげません(笑)
何が起こるかわからない中でこういう事が起こるから素晴らしいのだと思います。



改めてこのシングル、アルバムに関わって下さった、
かどくん、陽介、ユウさん、エンジニア青木さん、
マサヒロさん、ダイチさん、ダニエルくん、
Rockguild社長、Peak A Soul+社長、
全てのスタッフの皆様、
そして森重さん、
本当に、本当にどうもありがとうございました。

悔いは何一つありません。

今回のシングルとアルバムは、間違いなく我が生きた証。
棺に入れてもらいます。

今回得たあまりにも多くの経験を、
今後の音楽人生に最大限にフィードバック出来るよう、
これからも頑張って行きます!

僕は幸せ者です。

「ELECTRIC MOON」聴いて下さい!!!!