まずお礼を申し上げます。
コメントにたくさんのご意見をいただきました。
ひとつひとつに目を通しながら、精一杯の努力を続けたスタッフと、キャラクターを演じる極みを目指したキャストのかたがたの苦労を思い、一部地域の望まざる形で放送が終了したことで、残念な気持ちでいっぱいの視聴者の皆さんのことを考えました。
いつも応援いただいた皆様に多大なご迷惑をおかけしたこと、まことに申し訳なく、お詫び申し上げます。
皆様には、せめて本話数までを視聴していただきたく、その機会を増やす努力を続けていきます。公式ホームページの方に、正式な発表と視聴情報をまもなく掲載する予定ですので、随時ご確認くださいますようお願いいたします。
いつも「ガラスの艦隊」をご愛顧いただき、本当にありがとうございました。
さて、放送話数のキーポイントをご紹介するのも最後となりました。
朝日放送で放送される第24回「喝采のごとく・・・」ですが、制作上の第26話ですのでシリーズの最終話となります。
物語の帰結として、登場キャラは驚くほど人間味に溢れ、その生涯をドラマチックに全うする様が見事に描けていると思います。
この作品の中に存在する世界でしかありませんが、革命とか使命とか運命とか、そのために生きた熱いキャラクターたちを忘れることが出来ません。
銀河の解放を目指して戦う神聖皇帝軍と人民軍、信仰に新天地を求める十字星教。肥大した黒十字の吸引に抗いながら、クレオとヴェッティはいかなる決着をつけるのか。総力を挙げた壮絶な戦いの後に、ミシェルが見た新世界とはいかなるところなのか。
物語の結末を迎え、皆さんが喝采を送るべきことを見いだせたら幸いです。
本作品は全くのオリジナル作品です。ライターの皆様お疲れ様でした。
監督の熱い思い入れもありました。しかし作品の完成形においては、スタッフ、キャスト、ファンのかたがたの総意で形作られた気がします。
企画会議の紙一枚に書かれた数行のコンセプトに始まり、手探りで開発を進めてあれから3年以上が経ちました。
その物語もとりあえず終幕を迎えます。
いつもガラ艦、さらばガラ艦、またいつかガラ艦・・・。
内容では決して期待を裏切らないものになったと確信しています。
ガラ艦を今後ともよろしくお願いします。
そして最後に、まさか彼らがくるとは・・・。
ノルディアンとゲイリーの私が忘れられない一言から。
「オレたちも風になるっち〜」「我が青春に悔い無し〜」
永らくのご視聴に厚くお礼申し上げます。