February 25, 2009

〓お仕事・・・再び

 

今宵は とってもとっても 基本的なお話を 私達の仕事の面からしてみたい

「そーだそーだ」と盛り上がる人もいれば

「へ〜大変・・・」と盛り下がる人もいるかも・・・


私達の仕事は1本の問い合わせ電話かメールで始まる

雑誌を見て・・・HPを見て・・・タウンページ 

新聞記事 新聞広告 通りがかり 紹介・・・と

様々な媒体からの問い合わせがある

の会社 オフィスタケイ表札家はどこかの大手の下請け的な仕事は

今のところ あまり多くはない エンドユーザーが仕事の殆どを占めている

つまり 一般消費者あっての会社なのである 

立場上 工事であれば元請

だから 積極的に宣伝広告をし その為には それ相応のお金もかける

広く世間に我社を知ってもらう そう露出させる必要があるからだ

去年 ここ昭和町のナイスな場所に事務所を設けたのもその宣伝の一環だし

社のサンプルガーデン・エクステリアにお金をかけたのもその一環

元請としてお仕事を受注していくということは 重い十字架を背負っているような

大きな責任と苦労の連続

広告はもちろん HP制作もただではない

HPを維持管理する為にもそれなりにお金はかかる 

タウンページだって決して安くはない 

だから日々頭を駆使し 効率の良い媒体をデータ管理し分析し媒体を取捨選択する

季節やその年の動向 景気 流行 人々の嗜好等を総合的に判断し

熟慮し決断し 宣伝広告の指針を決定する 

社運を左右する大切な仕事だから人には任せない 

毎月 過去3年間のデータと照らし合わせ 現在の状況と これからの予測をたてる


そーやって今日のオフィスタケイは今 なんとかやっている

たまにハズス時もあるが 大抵の場合 私の「読み」は正しいよーだ

消費者の最初の導入部分 とっかかり について どのような感情で

問い合わせをしたくなるか・・・ここが

ここを無視して会社を売ろう 又は 会社本位の宣伝は意味がない


けれども 広告にどんどんお金をかければいいってものではない

極力 お金をかけず 効率の良い ものに移行することは必至

かけ過ぎると経営は圧迫され 又 消費者にも敬遠されかねない

「儲けている」 「高い」 とか・・・・・・・・・

ここで先日 会計事務所の先生から 全国の同業者の粗利率について

ナイスな報告を受けた 知りたいですか・・・

大体 25%程度らしい

100万のお仕事を例にとってお話しよう

粗利は25万 まずはこのことを頭に入れていて欲しい

最終利益ではない ここから諸々のものが引かれていく

問い合わせから 完工まで最低でも2ヶ月はかかる その間 どんな仕事内容が

水面下で行われ どれだけの人件費がかかっているか

お客様は     知らない

まず 打ち合わせ

1回あたり 2時間程度は必要 デザイナーの時給x8は必須 

現地調査の人件費に その後の測量の人件費

デザインの変更に伴う デザイナーの人件費とCADオペレーターの人件費

そして見積書作成の人件費はデザインの変更の度に膨らむ

その他 地代家賃や光熱費、通信費等々 固定の諸経費も結構バカにできない

結論・・・25万の粗利では一発で工事が契約できなければ たぶん

トントンか最悪 赤字・・・でも実情はこんなとこ


以前長年施工を依頼していた職人さんが 私の図面をもとに

自分で仕事をとっていた経緯が発覚した

でも暫くすると それはやめたらしい 何故か・・・想像に容易い

下請けの場合 クレームや 諸々の変更 お客様の我儘によるトラブルも

元請けが全て 処理する 彼らには 指示だけがいき 不愉快な思いや

一日に何度も電話がかかってきても何度メールがきても

その受け答えや煩わしさは関係ない

職人さん・・・想像してみて 毎日 現場で働いている時に クライアントから

しょっちゅう メールや電話がかかってくるシーンを・・・どう考えたって

肌目細やかな対応や即時の対応なんてムリでしょー

お客様・・・そこをわかって発注してますか?  そこまでは考えませんよねー

元請けはその会社が存続する以上 一生責任がある

たとえ以前に仕事を依頼した業者さんが廃業してしまって

音信不通になっても責任は免れない


ここにエンドユーザーから仕事を請ける場合と

企業間の仕事関係との大きな温度差が生ずる

エンドユーザーは一生に一度のこと けれど企業としては日常のこと

一般のクライアントは微にいり細に渡り 細かい だって一生に一度の我が

だからその熱の入れようは・・・怖いくらい感情的 まあ これって当たり前ね

けれど 企業間は冷静に 事が運ぶことが多い 感情的にはなり難いから

御互いの関係 つまり今後の付き合いの利害でも考えるしね

 

ある大手のCEOという立場の人が言っていた

武井さんは 好んで エンドユーザーとお付き合いしたいんですか

僕は辟易しますよ いい仕事なんかできやしない もっと目線を変えては・・・と

ある意味わかるな〜という感想も確かに・・・

自然とこーなってきたから あまり考えたことはなかったけれど・・・

一考の価値もあるのかも・・・とか


まーここで思ったことは 餅は餅屋 ということ

誰にも得手不得手があるよーに企業も然り

私達の業界で言えば 描く人間がいて それを具現化する作り手がいる

その領域をお互いに尊重してこそ いい仕事になる

己の長所を知り そこを伸ばすことが生き残る術

そりゃー大金でもあれば どでかく会社もしたいだろーが

この世の中 そんなに甘くないし・・・

これからは 自分を 自分の会社を生かしてくれる相手選び が肝要

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独女の【本音タ】

武井 泄月袴
株式会社青春ワークス 代表取締役。オフィスタケイ・表札家をブランド化し数多くの
エクステリア・造園・ガーデンデザイン・表札・筆文字・ロゴデザインを手がける。
ガーデンデザイナー・エクステリアデザイナー・書家でありながら
既製品や常識に囚われることのない独創的な感性を活かした
プロダクトデザインも手がけ、山梨から武井 泄月袴の世界を発信している。
関連サイト:
オフィスタケイ/ 表札家/ 武井 泄月袴.com/EXTERIOR DESIGN
ST-products / 青春ワークス/ 【GARDEN DESIGN&EXTERIOR】/ Garden LifeStyle



gardendesigner at 10:21│Comments(2)TrackBack(0)この記事をクリップ!仕事 

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この記事へのコメント

1. Posted by iyo   February 25, 2009 18:53
確かに!!

いつも応援しております。ではでは・・・。
同業者より
2. Posted by iyoさんへ   February 26, 2009 16:50
はじめまして!
お仕事とっいくって「生き残り」を賭けた
サバイバルゲームのよー

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