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酵素系のサプリがダイエットや体質改善に効果があると注目されだしてから数年が経ちました
今では本当にたくさんの酵素関連商品が販売されていますね
そんなサイトを見てみると・・・
 
酵素とは生命活動に無くてはならない栄養素である
人間の一生で生成される体内酵素の絶対量は限られている
歳をとるとだんだん体内で生成される酵素の量が減る
酵素が不足すると疲れやすくなったり免疫力が低下したり太りやすい体質になる
体内酵素は消化酵素と代謝酵素に大別され消化に先に酵素が使われるので
 これを節約すれば代謝酵素の割合が増える
酵素ドリンクまたは酵素サプリメントで不足がちな酵素を身体に補充することができる
酵素は熱に弱いので一定の温度を超えると死んでしまう

表現は多少違いますが酵素は生命活動に無くてはならない栄養素なのに
歳をとると生成量が減ってしまう
 =体内酵素をすべて消費してしまうと寿命が尽きるので
 不足する酵素酵素ドリンク酵素サプリメント等でしっかり補いましょう
という流れのようです
※実はBOSSも過去に1年以上飲んでいました 
 
この説明の中でどこが間違っているか分かりますか?
実はかなり間違ってるんです
下記は分子生物学者の言葉です
健康食品の酵素は意味がない。摂ってもダメ。お金の無駄遣い。
酵素を摂るということに栄養学的意味は見当たりません
将来的にも食べる酵素の科学的意義は見つけられそうにありません。
なのでお薦めの商品もありません。
酵素の機能を期待してドリンクや顆粒を摂るというのが目的なら
その目的を達成できる商品は科学的にあり得ないというのが結論です。

酵素とは生命活動に無くてはならない栄養素である
酵素は確かに生体の消化、吸収、代謝、排泄に至るあらゆる生命活動に関与していますが
生体が物質を変化させて利用する際に生体で起こる化学反応の触媒として機能する分子(物質)
であって栄養素ではありません

人間の一生で生成される体内酵素の絶対量は限られている
これはエドワード・ハウエル氏の著書酵素栄養学で示した理論がベースとなっている概念です
酵素を生命の維持に不可欠な栄養素の一つとして捉え生物の一生で使われる酵素の総量には
上限があるので消耗されすぎると病気の原因となり寿命は縮むとの考えが示されています
書籍のタイトルが酵素栄養学となっているので誤解を招きやすいのですが
ハウエル氏の主張はあくまでも一つの概念であり酵素栄養学で書かれている内容が
実際の研究や実験を経て実証されているわけではありません
分子生物学においては人間の生命活動に必要な酵素は人間の細胞内で遺伝子の塩基配列によって
合成されるので絶対量等は定まっていない
とされています
 
歳をとるとだんだん体内で生成される酵素の量が減る
こちらも酵素栄養学に基づく主張で酵素栄養学においては潜在酵素が生まれる前に作られ
それ以降は消耗する一方と考えられています
体内酵素である消化酵素や代謝酵素は潜在酵素から作られるので加齢とともに
必要な酵素が不足するという考えに結びついてます 
分子生物学によれば酵素は触媒なので反応の前後で変化せず
1度使われると無くなるものではないことが判明しています 
1度使われたからと言って消えて無くなるわけではなく何度も使われます

酵素が不足すると疲れやすくなったり免疫力が低下したり太りやすい体質になる
酵素は不足することはあり得ないという考えが通説の分子生物学ではこの点も頭から否定されます
現代医学においても体調不良や病気に酵素が関連しているケースが発見されています

体内酵素は消化酵素と代謝酵素に大別され消化に先に酵素が使われるので
 これを節約すれば代謝酵素の割合が増える

ようやく通説の化学でも受け入れられる点が出てほっとしたのもつかの間
これも分子生物学的にアウトです
生体内の酵素の種類は多種多様で消化酵素・代謝酵素に大別できるものではない
というのが通説の化学の見方だそうです
さらに代謝を担う酵素よりも消化のための酵素が優先されるということは
化学的に証明されていません
消化酵素を節約すれば代謝に酵素が回されて痩せやすい体質になるという説明は
根底がぐらつくことになります

酵素ドリンクまたは酵素サプリメントで不足がちな酵素を身体に補充することができる
分子生物学的にいうと全くのデタラメです 
酵素は栄養素ではなく化学反応を起こすための触媒であるので
体内で働く酵素はどんな方法をもっても体外から摂取することはできません
酵素はたんぱく質でできている化合物で胃の中に入った時点でそのほとんどが
胃酸によってアミノ酸に分解されてしまうのです
この分解によって元の酵素としての働きは失われます
食材の持っている酵素は分解された後でも大きな分子であるため
腸管から直接吸収されることもありません

酵素は熱に弱いので一定の温度を超えると死んでしまう
酵素の活動がもっとも活性化する温度が存在し最適温度といって35〜40℃が一般的です
この温度を超えると活性が失われるため酵素は不活性化します
つまり酵素はそのもそも生体ではないので死ぬことはありません
 
kousosapuriitiran












 酵素のまとめ


明らかな事実
・酵素液は熱処理で加熱殺菌して出荷されるため酵素液の中の酵素はほぼ失活している
・食物酵素は胃酸によって分解される
・体内に直接酵素を補給することはできない

酵素の可能性
・一部の商品においては加熱殺菌でも失活しない特性を持つものもある
・酵素の中には100度以上の高温にも耐えるものや55度や60度で活動的になるものもある
・胃酸によって分解されず腸に入ってから働く酵素もある
・耐熱性の酵母菌や乳酸菌を含む酵素液の場合は熱処理された後でも酵素の再生が可能

酵素食品を摂る本当の意味
・熱処理による酵素の死菌にも栄養素が含まれている
・原材料の栄養素を強化し消化・吸収を高める
・発酵熟成により半消化された状態なので消化酵素を節約できる
・酵素そのものが入っているわけではなく体内酵素を増やすための材料が入った補酵素食品

編集後記
ダイエットを始める前に2年間ある酵素を健康の為に飲んでました
去年は3種類のダイエットに効くという酵素も試してみました ※3種類×3か月=9か月

体重どころか体調の変化も見当たらず
店長だけどうして効果が出ないのか不安になって
もっと高い酵素でないとダメなのかと思い3種類目は結構お高いモノに手を出しました
その事がきっかけで酵素の事をじっくり腰を据えて調べてみてガッカリしたんですね
なにせ去年は酵素信者冒頭の内容をすっかり信じ込んでいましたから・・・
本当はダイエットカテゴリーで酵素の良さを宣伝記事としてUPする予定で
冒頭の内容満載で記事も半分書いてあったんですよ
店長のように酵素ハシゴをしている人も多いかもしれません

コレだけはハッキリしました
ダイエットに効くサプリはありません ⇦ とっくに知っていても買ってしまうんですねぇ 反省
でも確実に痩せる方法はあります

それは・・・
 

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