歴代パチスロで好きな順を挙げろを言われれば、
私は一位にシーマスター(四号機)、二位にサンダーV(四号機)と答えるでしょう。
事実、その手のアンケートがあれば、必ずそう書いてきました。
シーマスターとは、今から15年前に発売されたAタイプの四号機です。
史上初となるメインリール以外のテトラリールが搭載され、どこから押しても秀逸な制御と出目、
そして今は当たり前となる通常時の小役を数えての設定推測もシーマスターが初だったかと。
チェリー(2枚)とオレンジ(4枚)が同一フラグで、
オレンジは制御により1/2で強制的に取りこぼされるので、
左を押した時点でオレンジを完全否定できる左「赤7・リプ・ベル」を
ビタ押ししながら打っていた記憶があります。
左上段赤7でハサミ打って右中段BARのズレ目で2確BIGが好きでした。
あまり好きではありませんでしたが、アツい演出時には逆押し青7狙いもたまにやってみたり。
右の青7が上段停止で1リール確定、青7が下段停止だと1リールBIG確定でした。
他、テトラとの矛盾も入れると無限の可能性があり、本当に面白いパチスロでしたね。
そしてこの度、シーマスターの名前を冠するAT機が登場です。
AT機……できればシーマスターファンとしてはノーマルタイプで出して欲しかったところですが、
その類は液晶の中で演出として登場するんでしょうかね。
当時は液晶パチスロが存在しなかったので、これでシーマスと言われても違和感ありますけども。
どうにもPVを見る限り、リール配列は出目の出の字も見られませんし、
迷走感が見え隠れして制作側の初代シーマス愛が全く感じられませんが、
そもそも現パチスロ人口の中で当時のシーマスターファンを知る者の少なさを考えれば、
そこまで初代を踏襲する必要性もなかったのかなとも思いますが。
だとするなら、何故にシーマスターの名前を付けたのかと疑問も感じてしまいます。
うぅむ……好み的に歴代一位の後継機と言うだけあり、愛ゆえに辛口になってしまいましたが、
発売された折りには必ず打ってみたいと思います。