ガリシスとかじゃなくて、やっぱ詰将棋

藤井四段が負けた。
全然関係のない人なのに何か落ち込んでいる。
彼に対して「まだ若いんだから」「彼にとっては良い経験」「これで肩の力を抜けるのでは」などと上から目線でグダグダ言うているのをうわああと思いながら眺めていたが、ああいう怪物を凡人の物差し、年を食ってるだけの凡人の物差しで測ってはいけないと思った。
やってしまいがち。

それとは全くレベルの違う話だが。

社団戦にあたってメンバーをやりくりしてみて蒼ざめた。
このままでは残留も危ない。
頼りにしてたあいつもあの先輩もあいつもあいつもいない。
メンバーが足りない。
ということで、人数を整えて全員が一戦必勝で臨むという基本に立ち返ることになり、俺も相応の覚悟が必要となった。
と、改めて書くのはどちらかというとここ数年はプレイヤーとしてではなくマネージャーとしての参加が主になっており、監督ハガリが選手ハガリをエースとして使わなかったのである。

どのチーム競技でもそうだと思うが、プレイングマネージャーが自分の実力を客観的に把握するのは難しい。
ある程度、メンバーの調子や力は把握できるし、メンバー間の格付け度合いも見て取れるのだが、自分のは難しい。
普段練習などで当たっていても練習と本番は違うタイプもいるし(俺もそのタイプ)、歴史の積み重ね(インパクトの大きな場面での勝利や敗北の記憶)があったりするので難しい。
そこで自分に対する評価はかなり割り引いて行うことになるし、自分を信頼して出場する時にはガチガチに肩に力が入ることになる。
自分のために身を引いたメンバーがいるわけだから。
本来団体戦はその部分でメンバー間の信頼関係を力に変えるのが醍醐味である。

今回、やばい俺が勝たなければ、と思い始めてからトレーニングのレベルを上げたのだが、全然こう、いい感じがしてこなくてどうしようかと考えた。
引き出しをいくつか開けてみて使えそうなやつないかなあと思ったらあったので、ハガリシステム(通称ガリシス)を大学の時以来採用することとし、少しイメトレしておいた。

ガリシスはいくつかあるのだが、今回使うことにしたのはガリシス3である。
ガリシス3は今回4局中2局登場し、2勝した。
詳しくは書かないが、相手を穴熊に組ませて勝つ、非常に男らしくさわやかな戦法である。
一番将棋を深く考え、将棋に漬かっていた時に開発した戦法が引き出しから見つかったのは感慨深い。外敵としてIWGPヘビーを巻いていた武藤敬司に、中邑が挑戦したもののフランケンシュタイナーで敗れたことがある。
その時のことを思い出した。
もうほとんど思考できないほど追い込まれた武藤が最後に縋ったのが昔得意にしていて今は全くやっていないフランケンシュタイナーだった。
俺も準備期間があまりなく追い込まれていた。
その時に昔得意にしていて今は全くやっていないガリシス3が出たのだ。


相手のエースを俺が狩りに行って実際狩るというのは気持ち良かった。
エース認定が間違っていた可能性も大いにあるがそれはそれ。
でも勝負というのはうまく行かないもので、3-4負けが2回。

チームでエースと呼ばれる奴は自分が勝って当然、負ければみんな口には出さないけれど「エースが負けたんだから。。。」と思われる。
それでも勝ってくるからエース、その状況でも自分の力をしっかり発揮できるからエース。
俺もこれからエースできるかなあ。

七月の戦いでも状況はあまり変わらない。
また引き出し探して使えそうな戦法見つけてくるか、地力の強化をいらいらしながら続けるか。
とりあえず後者の方針で、詰将棋を5手詰400問の反復から7手詰め400問の反復にグレードを上げることにした。

将棋でも終盤までもつれた展開になると両者息の上がった状態になる。
で、1手20秒以内に指すという極限状態を迎える。
その時勝負を分けるのはスタミナであり、一瞬の瞬発力だ。
俺は詰将棋を地道な走り込みやスクワットに近いイメージで捉えている。
きっと詰将棋は裏切らない。

社団戦初日

味も素っ気もないタイトルだけど。
社団戦に出ることができた。
二人の子供が生まれてからは、日曜日に暴れ盛りの二人の面倒をポルカにお願いすることになる。
いつもありがとうございます。

社団戦は1チーム7人の団体戦で16チームのリーグ戦を5カ月かけて行う。
1日4局、1局1時間半くらいの将棋を指す。
朝から夜までやって、帰るとくたくたになっている。
おっさんが集まって何をやっているのだ、と思う向きもあるやもしれぬが、これは楽しい。

阪大将棋部OBとOBに縁のある人でチームを組んで出ているのだが、1つ決めていることがある。
不戦敗を出さないこと。
日曜日を一日費やして将棋をしに来ているのだから、不戦敗はないでしょうよと。
わしこんなところでなにしてんのやろ、と賢者タイムを強いることがないように。

初めの危機は結構簡単に訪れて、俺の新婚旅行(2回目)と社団戦が重なった時だ。
この時は大阪からATMに無理矢理来てもらった。
夜行バスで来て4戦全敗して夜行バスで帰ってまでチームを守ったATMのことを思うと絶対に不戦敗をだせない。

10年弱続けてきて人数が増えてきて2チームに増やした。
2チームに増やすとますます不戦敗を出せない。
じゃあ1チームでやっとけよ、と俺なら思うし。
人間生きているといろんな事情があるし、思うに任せない理由で予定を変更せざるを得ないことがあり、その予定が社団戦の日であることもある。
俺も何度も出られなくなって、そのたびにみんなに助けてもらった。

今回いろいろなメンバーの様々な理由が重なり、当日を迎えるまでかなりバタバタした。
それでも熱い気持ちを持って駆けつけてくれたみんなのおかげで、今回も不戦敗を出さずに済んだ。
成績は振るわなかった。
1勝3敗。
でも俺たちは自分に負けなかったし、全員よく戦った。

あとは将棋強くなるだけ・・・。


スタバで修行

6月の初めに休日出勤していたので、今日は代休。
代休だから普段はいけないところに行こう、ポルカとデートでもしよう、と思ったらポルカは家で仕事。
せめて同じテーブルで難しい顔して仕事をしている振りでも、と思ったのだが「あまり集中できない。」とついっと言われて愛ゆえに離れる決断をした。

最近書くことにうまく時間を割けなくていらいらしており(仕事では結構たくさん提案書とか意見とか書いてるんだけど、本質的に違う作業。)、PREMIERの仲間にこぼしたところ
「書くかどうかじゃないですか。」
と猪木さんばりのビンタをもらったの。
じゃあ、とてPC持って(持ち運びに全く向いてないやつ)(YOGA誰か俺に買ってくれない?)自室に引き籠ろうと思ったら、あれ?Wi-Fi飛んでねえな、壁が厚くて電波きてねえな、でもまあ書くだけならかけるか、うつぼうつぼ、と。
ポルカがうつぼ背中に背中越しに「普段行けないところ行って来たら?カフェとか。」だって。
いつかカゴさんに聞いた赤羽に11時に集合して一軒30分くらいで次々に立ち呑みをはしごして、その店の一番うまいもんだけ飲み食いするってのをやろうかとちらと思ったが、俺そんなに酒好きでも強くもないからね、一人でそんなんやって持ったコップの酒の色は悲しい色やね。
なしなし、て思って結局ステテコみたいな半ズボンとTシャーツ着てサンダル履きで駅前のスタバで修行ですよ。
行としての書き。
何で書きたくなるかわからないからPCもペンもノート三冊も持ってきた。
さあこいインスピレーション!ヴィジョンよ俺を撃て!
近くば寄って目にも見よ!

なんも来ねえ。
後ろからはなーんにも来ない。
テスコガビーか。
俺その頃生まれてもないけど。

と、書き始めてみると色々と指が動いてくる。
普段だと大体決まった方向にしか動かない心が少しずついろんな方向へ。

またお別れの季節が来て、来生たかおを歌いたくなるけれど、たかおほどいい声でもないし歌もうまくねえから少しずつだけど刻み込むように何か書いていく。
お別れはいつも俺の心を固くしてしまう。
短いけれどお世話になった組織が三つとも解散してしまう。
それでも俺のやらなきゃいけないことは変わりはないし、教わって大切にしているものにも変わりはない。
悲しむくらいなら前に進まなければならん。
でも前ってそっちですか。
前に言ってる振りをしてムーンウォークみたいな芸当を時にはしなければならんと言われますが、俺そんなに器用じゃねえんだよな。

書いていくうちにほぐれていく、広がっていくこともきっとあると信じて。
深く呼吸しながら書いていく。

駅前のスタバに来ただけで何を大げさな。
他の大概のことでそうだったように、ポルカのいうことはいつも正しい。
記事検索
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

月別アーカイブ
livedoor プロフィール
タグクラウド
QRコード
QRコード