感染症の病理学的考え方

若手医師,初学者のために,病理学的視点から感染症を主体に情報発信します.「臨床と病理の架け橋」となる新しいタイプの医師を目指しています。*本ブログの記載は一部を文献等から引用していますが、私の個人的見解です。決してその所属施設の意見を反映するものではありません。

赤芽球の同定はギムザ染色なら判別可能

赤芽球赤芽球について。写真はベックマン:こちら
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真菌ラクトフェノール・コットンブルー染色は青色色素で真菌内部を観察可能

ラクトフェノール・コットンブルー染色写真は、真菌のラクトフェノール・コットンブルー染色。続きを読む

骨髄塗抹エステラーゼ染色は、非特異的エステラーゼと特異的エステラーゼに分類される

骨髄塗抹エステラーゼ2重染色骨髄の染色において、最も重要な染色のひとつは顆粒球系細胞を同定する染色である。
写真は、骨髄塗抹:エステラーゼ2重染色。褐色調に陽性となる。微細顆粒をもつ単芽球様細胞が多い。好中球系の芽球(青染) は少ない。参考:病理学会コア画像:こちら続きを読む

侵襲性肺炎球菌感染症は米国で毎年4,000人の死亡例を引き起こす

血液寒天培地侵襲性肺炎球菌感染症について。
写真はヒツジ血液寒天培地:BD社: こちら。 

ヒツジ血液寒天培地(M)は、臨床材料からの溶血レンサ球菌の分離培養、および溶血反応の鑑別、並びに栄養要求の厳しい細菌の分離培養に使用される。続きを読む

デング熱ワクチンは4価の生ワクチン

Dengvaxiaデング熱ワクチンDengvaxia (CYD-TDV)について。続きを読む

空気・飛沫核感染する病原体の検体処理は、安全キャビネット内で行う事が原則

6特に結核症における喀痰処理などの感染対策について。続きを読む

デスモイド腫瘍は成人若年の女性に多い稀な腫瘍。転移はしないがときに局所再発がみられる。

熊本城デスモイド腫瘍について。

写真は震災前の熊本城:現在はこちら。 続きを読む

病理解剖における脳脊髄液採取は後頭下穿刺あるいは頸椎間からの穿刺をトライする

CSF病理解剖における脳脊髄液採取について。
写真は正常の脳脊髄液:Wikipedia, こちら。 
正常の脳脊髄液は脳室とクモ膜下腔を満たす無色透明な液体である。弱アルカリ性で、細胞成分はほとんど含まれない。


病理解剖における脳脊髄液採取について
結論(私見)
病理解剖の際には、必ずしも生前のような脳脊髄液採取のアプローチ方法をとらない。その理由として、病理被験者(御遺体)が死後硬直により、十分な体位を取れない事などによる。後頭下穿刺、ときに胸部臓器摘出後前方、頸椎間(C1-2, C2-3, C3-4等)からのアプローチでも可能である。
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T-spot陰性の活動性結核症は8-19%存在する

結核飛沫核感染T-spot陰性結核症について。続きを読む

シクロスポリンによる治療はGVHDコントロールとTMA発症とで紙一重

シクロスポリン図はシクロスポリンcyclosporin:こちら。
同薬の名前の由来:
真菌から得られた物質のため、
環状構造物= cyclo-: 環状の, spore:真菌の。 続きを読む
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