肺癌遺伝子および分子標的治療薬について。
日本呼吸器学会:こちら
一部編集して記載。

薬による治療を行う際は、非小細胞癌では扁平上皮癌と非扁平上皮癌に分けることが重要である。
近年、分子標的治療薬と呼ばれる新しい薬が開発され、さらに肺癌細胞の遺伝子検査で遺伝子変異のある方に効果がみられる。
ゲフィチニブやエルロチニブといった分子標的薬は、EGFR遺伝子変異陽性で高い効果が認められている。さらにEGFR遺伝子変異が陰性であっても、EML-ALK遺伝子変異が陽性の場合は、クリゾチニブと呼ばれる分子標的薬が効果を示す。

肺腺癌の組織学的分類
谷田部 恭:日本呼吸器学会雑誌:こちら
Preinvasive lesions:前浸潤性病変
Atypical adenomatous hyperplasia:異型腺腫様過形成
Adenocarcinoma in situ:上皮内腺癌
― Nonmucinous:非粘液産生性
― Mucinous:粘液産生性
― Mixed mucinous/non-mucinous:混合性
Minimally invasive adenocarcinoma:微少浸潤性腺癌
― Nonmucinous:非粘液産生性
― Mucinous:粘液産生性
― Mixed mucinous/non-mucinous:混合性
Invasive adenocarcinoma:浸潤性腺癌
Lepidic predominant:置換性増殖優位型
Acinar predominant:腺房性増殖優位型
Papillary predominant:乳頭状増殖優位型
Micropapillary predominant:微小乳頭状増殖優位型
Solid predominant with mucin production:(粘液産生)充
実性増殖優位型
Variants of invasive adenocarcinoma:特殊型浸潤性腺癌
Invasive mucinous adenocarcinoma:浸潤性粘液腺癌
Colloid:膠様(コロイド)腺癌
Fetal(low and high grade):胎児型(低および高悪性度)
Enteric:腸型

これまでの WHO 分類と異なる点は
‐緘蘰眩4癲微少浸潤性腺癌の独立
⇒ダ組織型による亜型分類
H小乳頭状腺癌の新設
た蚕畧粘液癌の独立
ダ幻〜反イ悗慮正
である.


肺癌遺伝子
検出される遺伝子のほとんどは腺癌の組織型でEGFRやALKがあり、それ以外にROS1, RET, NGR1がある。