20131130-163
ロボットが上手に転ぶシステムをジョージア工科大学の開発チームが研究している。


記事の要約
・人間が転ぶとき、無意識のうちに頭など大事な部分をかばう動きをする。このとっさの転び方を、ジョージア工科大学Karen Lio教授と、博士論文提出志願者のSehoon Haさんが、ロボットにとりいれようと研究している。

・開発されたアルゴリズムは、ロボットが転倒する際、どれくらいのスピードでどの角度で倒れれば安全かというのを計算し、ロボット転倒の手助けをする。しかし、それに瞬時に反応するハードがないことがわかった。

・ハードに瞬発力を必要とするアルゴリズムではなく、転倒のスピードを抑える動きを勧めるアルゴリズムを開発した。

 kizi8





二足歩行ロボットを動かしていて最も恐ろしいのは転倒すること。
へたをするとそのロボットにかけた資金がすべて消えてしまうかもしれないからです。
転ばないにこしたことはないですが、研究室の外で人型ロボットが活躍するためにはこの研究のように上手に転ぶ技術が必要になってくると思います。