今日の大阪は、
朝からずっと雨です。
秋雨はちょっと寂しい感じがしますが、
そんな雰囲気は嫌いじゃないので、
雨音のリズムを愉しんでいます。
そんなしっとりとした雨の日の情景が見事なのがこの曲。
伊勢正三の作詞作曲で、
終わりの近づいた男女の恋愛模様を叙情的に描いている。
僕が唸ったのは2番の歌詞で、
誰もが物語
その1ページには心はずませて入っていく
僕の部屋のドアに書かれていたはずさ
とても悲しい物語だと
の部分。
恋の始まりと終わりを象徴していて見事だと思う。
続けて、
窓の外は雨
あの日と同じ
肩を濡らした君が
ドアの向こうに立っていたのは
これは1番の歌詞との対比である。
凄いなあ。
感情を押し殺したようなイルカの歌い方が、
この曲の雰囲気をさらに物悲しいものにしている。
名曲だと思います。
あの時の映画日記~黄昏映画館