2010年07月19日

美しい夜、残酷な朝


最近、韓国映画絶賛週間(自分の中でですが)のため、
「美しい夜、残酷な朝」を観ました。

なんか、今週は日本映画みたいなぁーとか、アメリカドラマみたいなぁーとか
いろいろあって、その韓国版がきました。
ってことで、前見たことのある(「オールド・ボーイ」とかとか)
パク・チャヌク監督の「美しい夜、残酷な朝」を借りてみることに。
3本のドラマが入ったオムニバスだったんですが、
さすが、パク・チャヌク監督、グロいです・・・・(´・ω・`)

話としては、
・「cut」 パク・チャヌク監督
 お金持ちで優しくて、かっこよくて、人気映画監督が、彼の映画にでていたエキストラに逆恨みされ、追い詰められていくお話。

・「box」 三池崇史監督
 小説家鏡子が箱に詰められて埋められるという悪夢にうなされ、現実と悪夢があいまいになっていくお話。

・「dumplings」 フルーツ・チャン監督
 資産家の妻になってた元女優が自らの美貌を取り戻すために、特製餃子を食べるのだが、その餃子をめぐって惨劇が・・というお話。

の3本。

まず「cut」ですが、流血ドバッ!とか、グシャ!とかドロドロ!とか・・・
あぁ、見ててもうダメ・・・・というシーンが何度も。。。
でも、映像は綺麗なんですよー。本当に綺麗。
主人公の奥さんが、ピアノに縛り付けられているシーンとか、美しくて残酷。
色もアングルもため息がでるほど綺麗でした。
ただ、そこで進行している内容が内容なんですけども。。。
この監督、毎回思うんですけど、すごく不条理ですよね。。
その不条理さは新鮮というか、斬新というか。
多くの物語にある、「貧乏で正直な人は努力すれば報われる」なんてのはまったくなくて。
「貧乏だから、犯罪を犯さなくては生きていけなくて、金持ちはお金があって余裕があるから犯罪を犯す必要がないんだ」とか新理論を展開しており、
あぁ、この理論の先には何があるのかしら・・・と思わず引き込まれます。
人間の内側のドロドロした感情や目をそらしてしまう本質を猛烈に露呈させているんですよねぇ。。毎回。
観終わるころにはなんだか一気に疲労感が来ますね。。なんでだろう。
ってことで、相変わらずなパク・チャヌク監督でした。
(ちなみに話の中で誘拐されていた子供ですが、あれって犯人の子なのかなぁと思ってみたり。)


次の「box」は、
なんていうか、静かーな映画で、しんしんと降る雪が印象的で。
そして日本語のぼそぼそ感が際立つ映画でした。。
日本映画って毎回思うんですけど、ぼそぼそしゃべっていて何を言っているのかわからなくて。音量を上げると突然大声を上げだしたりで、また音量を下げて・・・の繰り返しで、音量の上げ下げにヘトヘトになってしまいます。。
(そして内容わからず仕舞いっていう。。)
日本映画も字幕をつけるようにして欲しいと思うのは私だけでしょうか・・・。
三池監督の作品は、私は苦手なんですがやっぱり苦手で。。
今回も、見終わって一番「で!?」って感じでした。。
いろんな方のレビューを見ると多少納得するところもありましたが・・・うーん、好みではありません。。ごめんなさい。


最後の「dumplings」は、グロいですね。。こちらもグロい。。
女性の美の追求については、同じ女性目線でわからなくもないですが。
気持ち悪くなること間違いなしです。。
そして、王道っていうホラー。
話の展開もわかりやすくて、似たような話はありそうです。落ちももちろん。
最初から落ちがわかるから余計に気持ち悪い・・そういうのを狙ってるんですかねぇ。。もしかして。


というような3作品でした。
やっぱり私は「cut」が一番好きかなぁ。。好みですけどね。。
そういえばお友達がパク・チャヌク監督が好きなようなので、感想を今度聞いてみたいと思います。



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gatyasuke at 00:04│Comments(2)TrackBack(0)映画感想など 

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この記事へのコメント

1. Posted by zen5rou   2010年08月25日 16:05
この映画、気になっていてやっと観ました。
なんか不思議な映画ですね。
わたしは、三話目が気に入りました。
かなりグロですけど。
香港の街の猥雑な感じとか、
カメラの動きが興味深かったです。
最後のシーンでの舌なめずりする舌が不気味でした。

第一話目でも絞殺したときに長い舌が出てきていました。
ふと気になって、第二話目のラスト近くをざっと見てみたのですが、そこにはありませんでした。
申し合わせてそんなことを企みそうな映画だと思ったもので。
2. Posted by がちゃすけ   2010年08月31日 12:25
zen5rouさんへ
コメントありがとうございます。三話目もいいですよねぇ。確かに映像も臨場感があり、吸い込まれるような絵だったと思います。(まるで自分がその雑踏にいるような)どの作品も不思議な感じでしたねー。
舌の件、気が付きませんでしたー!そういえばそうだったのかもです!
そういうことがあってもおかしくなさそうですねぇ。。。
さすがzen5rouさん。目の付け所が違います!

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