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オセアニア経済

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オーストラリアの銀行事情

オーストラリア政府は海外銀行を歓迎

オーストラリアでは住宅ローン制度がほぼ独占事業状態になっていることから消費者にとって不利な状況が続いているため、政府は海外銀行による国内事業の拡大を推奨している。

海外の銀行のオーストラリア市場でのシェアは小さく、国内4大銀行が住宅ローン市場のおよそ90%を占めている。そのうち2行が先週利上げを行い、設定金利は中央銀行の金利よりも高くなっている。この状況を受けて政府は抜本改革を行い、住宅ローン市場で競争原理を拡張させるための門戸を広げると発表した。

↓続きを英語記事で読む
Australian government welcoming foreign banks
MarketWatch

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オーストラリア利上げ

オーストラリアの中央銀行は2日火曜、ベンチマークとなるキャッシュレートを0.25ポイント引き上げた。インフレリスクを利上げ要因としているが、利上げの可能性を低いと見ていたマーケットのサプライズとなった。

オーストラリア準備銀行(RBA)は25ベーシスポイント金利を引き上げ4.75%とした。これは5月以来の利上げとなる。

同時に公表された声明文によると、グレン・スティーブンスRBA総裁は「本日の会合において理事会は、慎重を期して早期の緩やかな金融政策引き締めをしておくことが賢明と思われるところまでリスクバランスが移動してきているとの結論を出した」と述べた。

クレディ・スイスの調査によると、2日火曜の利上げ前の時点でのマーケットの25bp利上げ折り込みは28%となっていた。

↓続きを英語記事で読む。
Australia surprises with interest-rate hike
MarketWatch


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豪州中央銀行は慎重な見通し

オーストラリア準備銀行(RBA)の7月会合の議事録が20日火曜に公表された。それによると、今後の利上げについて参加者は慎重な態度を示しており、インフレや世界経済の回復についてはあまり触れられなかった。続きを読む »
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豪州の貿易黒字は5月に拡大

オーストラリア統計局が6日火曜に明らかにしたところ、オーストラリアの貿易黒字は5月に季節調整済み数値で16億5,000万豪ドルとなり、4月から5億2,200万豪ドル増加した。これは2009年3月以来の大幅増加となる。

ダウジョーンズ・ニュースワイヤによると、この結果はアナリスト予想である5億豪ドルを大きく上回った。

貿易黒字を支えた要素のうち、輸出が6%増の247億豪ドル、輸入が4%増の231億豪ドルだった。

統計局は4月の貿易黒字額を11億2,000万豪ドルに上方修正し、当初の予想値よりも10億ドル近く修正されたことになる。

出所:Australia's trade surplus surges in May
MarketWatch

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【豪州】住宅ローン景気の終焉

オーストラリアの大手2行を「大儲け」させた住宅ローン融資の黄金期も終わりをむかえそうだと銀行トップが話している。

ナショナルオーストラリア銀行(NAB)の最高財務責任者、マーク・ジョイナー氏は居心地のよい銀行業界の寡占状態のバランスを崩すようなコメントを出した。ジョイナー氏は財政危機により住宅ローンの分野における有効な競争が廃止され、モンウェルス銀行(CBA)とウェストパック銀行が手にしてきた銀行資本に関する新しい世界協定への移行期に生じるたなぼた的な利益がなくなってしまうと話している。

ジョイナー氏によると、2008年の新バーゼル協定の採択で住宅ローンの株主資本利益率(ROE)の業界平均はそれまでの2倍となる、22%から45%へと上昇した。

今回突然たなぼた式に利益が生じた理由は、新バーゼル協定により安全性の高い住宅ローンに対して要求される資本金が減少したためである。これは不良債権率が歴史的な低水準に下がったためである。

(中略)

しかしジョイナー氏は住宅ローンのROEは過去の水準まで逆戻りすると予想している。これは連邦政府が住宅ローンの高い解約料を低くし、顧客が借り換えをしやすいように改革を計画しているからである。

NBAの場合、バンクウェストやセントジョージ銀行を買収して住宅融資残高が大幅に増加したCBAやウェストパックと異なり、比較的企業融資の比重が高くなっている。

同行はリテールバンキング業と住宅ローン融資の体系を、手数料を引き下げたり変動金利をライバルよりも大幅に引き下げたりすることで改革しようと試みている。

(中略)

手続きにかかる時間や仲介業者の関係が改善している今、NBAとしては住宅ローンROEが歴史的な水準に戻り始めるとの見方に転じているとジョイナー氏は話している。

このような状況の中で、報じられているような政府の解約手数料を引き下げる動きや口座ポータビリティを高めるような動きが強まるものと考えられる。

↓詳しい英語記事を読む。
Mortgage windfall will end, says NAB's Mark Joiner
The Australian

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Not our crisis, mate

世界回復は一様には進まない

オーストラリア準備銀行(RBA)のグレン・スティーブンズ総裁は、主要各国の中にはまだ苦しんでいるところもあるが、オーストラリアや中国などの状況はかなり改善していると26日金曜に発言した。

スティーブンズ総裁は、「中国やインド、ブラジルをはじめとして多くの重要な新興国」では、成長は今年緩やかになると思われうもののV字回復を経験している一方で、米国や欧州などの各国の状況はより深刻だと話している。

スティーブンズ総裁はシドニーで開催された金融市場協会の会合での演説で発言した。

彼はまた世界の多くの大手銀行の足かせとなっている不良債権問題についても言及した。

「以前にも述べたとおり、本当に深刻な問題は比較的少ない数の非常に大型で国際的に活動している銀行が引き起こしたものだ。問題を起こしたのは、世界中に数多くある「救済」を必要としている他の銀行ではない。これらの銀行の資本は、ほとんどの場合景気循環的な下ぶれ時に起こる通常のマイナスをカバーできるだけの適切な水準にある」と述べている。
↓詳しい英語記事はこちらをご覧ください。
Australian central bank chief says world recovery uneven
MarketWatch


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豪州の経済成長が加速

オーストラリア経済の成長が前四半期に加速したことが、水曜に豪州統計局(ABS)の発表したデータによって明らかになった。これを受けて追加利上げの可能性が高くなったとアナリストが述べている。

オーストラリアのGDP(国内総生産)は、10−12月期の季節調整済みの数字で0.9%増、前四半期の0.3%増から加速した。

今後の金利動向については、RBA(オーストラリア準備銀行)の追加利上げの見通しは変わらないとされている。

1日月曜、RBAは市場予想どおり政策金利を4.0%に引き上げた。

↓詳しくは、こちらの英語記事をご覧ください。
Australia's economic growth picks up pace
MarketWatch

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豪州の経常赤字が拡大

オーストラリアの経常赤字が、9−12月四半期末時点で前四半期末よりも19%増加したことが明らかになった。公式報告書によると輸入の増加が赤字拡大の原因と言う。

オーストラリア統計局によるとこの赤字によりオーストラリアの当四半期GDPが1.3パーセントポイント減少する。 



↓詳しくは、こちらの英語記事をご覧ください。
Australia's current-account deficit widens

豪ドル相場を見る→外国為替レートexcite.マネー) (MarketWatch

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豪州では再度利上げの可能性

オーストラリアの中央銀行にあたるRBA(豪州準備銀行)が16日火曜に公表した政策決定会合の議事録によると、金利についての政策は据え置き、近いうちの利上げの可能性も排除しないとの姿勢が示されている。

今回の議事録は2月2日に行われたRBA会合のものであり、ベンチマークの現金金利が更に引き上げられる模様だ。しかしこれは必ずしも次回3月2日の会合で実施されるとは限らない。

いくつかのアナリストレポートによると、2月中に0.25ポイントの利上げで政策金利が3.75%まで引き上げられるとの見方も出ている。


詳しくは→Another Australia rate hike likely, though timing uncertain(English)
MarketWatch



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