2007年03月

2007年03月26日

世界フィギュア・女子シングルフリー

 フィギュアスケート世界選手権を東京体育館で観戦しました!3月24日、女子シングルフリー。
 今回、優勝争いとは関係ないところで、楽しみな選手がいたの。グルジアのゲデバニシビリ選手。去年のトリノ五輪で、印象に残る演技をした若い選手です。彼女がリンクに登場すると、客席からけっこう大きい声援が。やっぱり五輪の演技を覚えてる人がけっこういるのねー。今回も、ジャンプ、スピン、スパイラルなどひとつひとつの技に才能を感じさせてくれる演技。プログラムも凝っていてよかったー。ジャンプの失敗があって上位には入れなかったけど。才能のある選手なんだから、よいコーチにつけばもっと伸びるのになぁ。もし自分がお金持ちだったら、スポンサーになって彼女を育ててあげたい苦笑。

 最終グループ。キム・ヨナの演技が終わった時点で、浅田真央、キミー・マイズナー、安藤美姫の3人に逆転優勝の可能性が残されました。次の演技者は浅田。ステップからのトリプルアクセルを着氷した瞬間、爆発するような拍手。見てるこっちが、足がガクガク。演技が終わって得点を見て、この点数はだれも追いつけない!と思いました。最後の演技者は安藤。3ルッツ+3ループの連続ジャンプが成功。うわー、もしかしたらキム・ヨナをこえるかも。銅か銀か?と思いました。んで、電光掲示板に順位が出た瞬間、腰が抜けました・・・。も〜そのあとの優勝インタビューでは、こっちがもらい泣き・・・。美姫ちゃん、インタビューに素で答えてましたよ。泣きながら「質問がわかりません・・・」とか。かわいい・・・。

 今回、フリーでのジャンプミスが目につきました。技術点が全体的に伸び悩んで、50点越えは中野友加利、マイズナー、キム・ヨナの3人、60点越えは浅田と安藤の二人だけ。ショートプログラムとフリーをとおしてジャンプにミスがなかったのは、安藤美姫ちゃんだけだったのよね。3ルッツ+3ループっていう一番難易度の高い連続ジャンプを2日とも決めたのが大きかった。彼女には4回転は必要ないと思ってるので、4回転を回避して結果が出たのがうれしいっす。優勝おめでとう!

2007年03月24日

世界フィギュア・アイスダンス

 フィギュアスケートの世界選手権を毎日テレビで見てます。日本では男女シングルばかりが注目されてますが、私はアイスダンスも大好きなんです♪きのうフリーが行われました。最終グループの5組の演技、素晴らしかったです!アイスショーを見てるような、見ごたえのある競演でした。この感動をだれかに伝えなきゃ!と思ったので、感想を書きますね。見てない方にも伝わりますように。

●デュブレイユ&ローゾン組(カナダ)。オーソドックスな、まさに氷上の社交ダンスという演技。大人の男女の円熟味と余裕が感じられました。肩の力を抜いて楽しんで見られるカップルです。
●ベルビン&アゴスト組(アメリカ)。美男美女カップル。若さを全面に出した勢いのある切れのいいダンスが特徴です。映画「アメリ」の音楽にのせて、男女の初々しいラブストーリーを氷上に描き出してました。
●デロベル&シェーンフェルダー組(フランス)。個性的なアイデアの演技で魅了するカップル。スパイ映画のような黒ずくめの衣装で、氷上にアクション映画の1場面を描いてました。音楽は「ボニー&クライド」(←実在した男女の銀行強盗カップル。映画「俺たちに明日はない」の音楽かな?)。
●デンコワ&スタビスキー組(ブルガリア)。私のイチオシカップル!モダンバレエのような音楽と振付けで、彼らの演技は毎回バレエの公演を見ているようです。高い技術と感受性の豊かさを感じさせてくれます。今回も、白い衣装にドラマチックな演技が素敵でした。
●ドムニナ&シャバリン組(ロシア)。音楽は「ダッタン人の踊り」。騎馬民族のダンスを表現したバレエ音楽にのせて、エキゾチックな衣装&演技を披露してくれました。

 結果は、私の大好きなデンコワ&スタビスキーが優勝!おめでとう〜〜♪2位がデュブレイユ&ローゾン、3位がベルビン&アゴストでした。

2007年03月18日

雑誌「spoon.」

モード写真や服の写真を見るのがけっこう好きです。
ファッション雑誌は、自分の参考というより鑑賞のために眺めてます。
最近お気に入りの雑誌が「spoon.」。
文化系女子向けの編集で、ファッションとアートなど、企画ページのセンスが素晴らしいです。
紹介されている服も、NIMES、rope picnic、SM2、DO FAMILY!など、私好みなお洋服が多くて目の保養♪それでもふだんは立ち読みなのですが、2007年2月号と3月号の特集ページがあまりにツボだったので、買ってきてしまいました。

2月号の巻頭が、蒼井優さんのグラビアとインタビュー。
特集が、NIMESを着ていくフランスアート紀行。
3月号の巻頭が、成海璃子さんのグラビアとインタビュー。
特集が、rope picnicを着ていくアメリカ西海岸のカフェの旅。

「spoon.」のサイトはこちらです↓
http://www.spoon01.com/

gc4332 at 23:59|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!その他 

2007年03月13日

TM NETWORKトリビュートライブ

 3月10〜11日の2日間、ちょいとタイムマシンに乗ってきました。 TM NETWORKのトリビュートライブ「SPIN OFF from TM 2007」名古屋公演に参加してきたの。 もう言葉では言い尽くせないくらい、いろんな思いが胸に浮かんでしまった。TMのライブに行くたびに、「ああ、帰ってきた」と思うの。「ここは自分の帰る場所なんだなぁ」って。「ただいま」ってかんじ。たぶん自分が一番多感だった時期に一番好きだった場所で、そこに彼らが存在してくれるだけで私は幸せ。彼らに夢中だった頃に感じていた世界の空気を一瞬で取り戻させてくれる。もう、我を忘れて歌って踊ってきました。
 トリビュートライブは、懐かしい曲をファンと一緒に楽しもうという同窓会みたいなライブ。ウツと木根さんにサポートメンバーを加えて80〜90年代のライブを再現します。コムロ先生の代役をつとめるのは、弟子の浅倉大介さん(TMレボリューション等のプロデュースを手がけられた方)。ウツかっこよかったー!うっかり惚れちゃいそうになりました笑。 サラサラの長髪がステキ。ミュージシャンは髪の毛が命だなぁ。
 ウツと木根さんのほのぼのトークもあいかわらずでした。ウツったら、かっこよく客席にあいさつしたと思ったら、突然マイクを向けて
ウツ「馬の耳に〜?」
客席「ねんぶつー!!」
ウツ「ねこに〜?」
客席「こばんー!!」
な、なんでいきなりことわざ!?それに間髪入れず答える客席もどうよ笑。ことわざシリーズ(?)はその後もつづき
メンバー「富士山麓に〜?」
お客さん「おうむなくー!!」
メンバー「いい国つくろう〜?」
お客さん「かまくらばくふー!!」
と、わけのわからない方向に走っていったのでした。なんかこのギャップがいいのです、TMって。
 とっても楽しい2時間だったのだけど・・・やっぱり、1ピース足りないのです。3角形の一角が。彼らの魅力って、トライアングルの奏でる音色が何倍にも増幅されていくところだと思うの。早く完全にそろったトライアングルが見たいなぁ・・・。3人がそろうのは、2年後の25周年までおあずけでしょうか。

gc4332 at 22:37|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!TM NETWORK 

2007年03月07日

水樹和佳子「エリオットひとりあそび」

 水樹和佳子のコミックスを古本屋で入手しました。ぶ〜けコミックス「エリオットひとりあそび」全2巻(1984年刊)。
 1969年のアメリカ。15歳のエリオットは、海辺の街でひとり暮らしをはじめる。その街で彼は、ベトナム戦争に従軍した恋人の帰りを待つエレーンに出会う・・・。思春期特有のアンバランスさと透明さをあわせ持つエリオット。人との出会いによって成長する思春期の少年を描いた佳作です。
 初期の水樹和佳子の集大成的作品だなぁと想いました。自分の感情に不器用な人たち、大きい波に翻弄される弱い者、人と人との触れあいや愛し方。作者がデビュー当時から描きつづけるテーマがぎゅっとつまっています。この頃の水樹さんのマンガに出てくるのは、たくましいマッチョとは対照的な、弱くて傷づきやすい人たち。彼らが、社会の中でどう生きていくかが描かれています。これらのリリシズムあふれる作品群をへて、作者は大作「イティハーサ」へとステップアップするのですね。大きな進歩から、作者自身の人間的成長が見てとれます。作品って、作者自身の鏡でもあるのだなぁ。タイトルがまた秀逸。物語の最後にタイトルの意味が明かされるのです。
 1969年が舞台のこの物語は、あの時代へのオマージュでもあるような気がします。登場人物たちは、作者と同世代なのではないかなぁ。早川書房から文庫版が発売中。

2007年03月05日

2007年Jリーグ開幕

 春ですね。 毎年この時期になると「春になったなぁ」という季節感を感じさせてくれるイベント・・・といったら、Jリーグの開幕! あまり日記ネタに書かないですが、私はJリーグがはじまると、ほぼ月イチペースでスタジアムに観戦に出かけてます。 きのうは、グランパスの開幕戦を見に瑞穂競技場へ行きました。
 きのうの名古屋の最高気温は22度。ぽかぽかとあったかくて、気持ちのよい観戦日和。いつものバックスタンドに仲間と陣取って応援してました。 グランパスの対戦相手は、ジェフ千葉。開幕戦が苦手なグランパスですが、ジェフは相性のよい相手。らっきー。相性って案外大きかったりして、きのうもなんとなく負ける気がしませんでした。
 それでも、前半途中でディフェンスの要であるスピラールが負傷退場したときは、ひやっとしました。うわーヤバイ!って。代わりに出場したのが、今年加入したベテランの米山選手。ああ、ヨネさんがいてよかった!スピラール退場の穴を埋める仕事人っぷり。この試合が、グランパスの選手としてサポーターの前に初お披露目でした。ヨネさん、つかみはオーケーなかんじっす。
 試合は、2ー0でグランパスの勝利!
 試合後は、近くの居酒屋で祝勝会。お店の中は、赤い服を着た人たち(=サポーター)でいっぱい。仲間たちとまったり飲んだり語ったりしてました。こういう空気っていいなぁ〜。試合観戦とそのあとの飲み会がセットで楽しいのよね〜。
 スタジアムの横を流れる山崎川は、梅の花が満開でした。あと1ヶ月もしたら桜並木が満開になるんだろうな。

2007年03月02日

NHK「スーパーバレエレッスン」

 NHK教育テレビで火曜日に放送してる「スーパーバレエレッスン」。見ようと思いつつ、つい見忘れてしまうのですが。今週は、大好きな振付家キリアンの作品が課題だったのでチェックしました!
 キリアンの振付けは、「音を身体で語る」というかんじ。音楽と身体の動きとの緊張感が気持ちいいのです。動きにも独特なリズムがあって、ゆったり流れたかと思えば突然倍速の動きになったり、緩急のつけ方が面白い。でもやっぱり、音とあわせるのが難しいのね〜。今週のレッスンを見ていて実感したわ。いや〜、生徒さん、全然音にのってないし苦笑。

 ところで、この「スーパーバレエレッスン」という番組、すごくマニアックで不親切で愉快なの!いきなりテレビでキリアン作品のレッスンを見ても実際に踊れるわけもなく。パリ・オペラ座バレエのレッスン風景をただ観賞するという趣旨なのね。好きだなぁ、このマニアックさが。

gc4332 at 23:12|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!その他