2008年03月03日

渡辺ペコ「ラウンダバウト」

 渡辺ペコのマンガ「ラウンダバウト」1巻(集英社クイーンズコミックス)を読みました。渡辺ペコは、雑誌「spoon.」の女性クリエイター特集で紹介されていうのを見て、読んでみたいと思っていたのです。そしたら、タイミングよく知人がコミックスを貸してくださったの。
 主人公は中学生の女の子、真(まこと)。彼女の愉快な中学生ライフがエピソードの積み重ねで語られます。真は、美容院のために貯めていた小遣いを、好きな漫画家へのプレゼントに使ってしまう。仕方なく家族に髪を切ってもらうが、仕上がった髪型はマコトちゃんカット。でも気にしない。おしゃれとは無縁、ダサくていい加減でマイペース。このおおらかさがいいんですよ〜。
 真たちが性教育の授業を受ける話が面白かった。ヒニンの方法を教えてもらって、男子や男の先生をへんに意識しちゃったり、第二次性徴期のゆらゆらした感じがリアルで懐かしい〜。そのあと真たちは、友達の家に集まってAVを見る。もうその無鉄砲な冒険心が愛おしいっちゅーか。実は、私も高校生の頃、友達を自宅に集めてAV(18禁アニメ)の観賞会を開いたことがあるんですよー(男子含む)。見てる最中に親が帰ってきた。親はそりゃもうビックリしていたよ。あ〜〜恥ずかしい青春の思い出だ・爆笑。私の思い出話はどうでもいいんですが。そういう恥ずかしくて笑えるエピソードがいっぱいです。

 日常生活マンガは少女マンガの大きな流れとして昔からあるけれど、この作品はちょっと新しい感覚かも。主人公の真が、ヘンで可笑しいのです。彼女の「将来の夢」には笑ったわ。最近、少女マンガのヒロイン像が多様化してきている気がします。のだめのように、個性的で可笑しいヒロインが作品の魅力を増してると思う。少女マンガのヒロイン像の変遷っていうのも、面白いテーマですなぁ。

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