2018年12月18日

スマホ育児について色々と話題ですが、少し前に出たChild Development誌の特集号について、現在わかっているところを簡単にまとめてみます。.好沺璽肇侫ンやタブレット端末が子どもの発達環境の一部を形成していて,これらをなくすのは現実的ではない,極端な長時間使用は悪影響,が前提です。

以下は個人のスマホを持たない乳幼児に限定した話です。まず, 2才以下の乳幼児でもテレビ電話で祖父母とコミュニケーションでき,できる子は,日常的に他者と注意を共有することも得意(因果関係はわかりません)。
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/epdf/10.1111/cdev.12833

また,テレビ同様に,ただ単純に動画視聴(特にファンタジーもの)をすると,その後の注意のコントロールがうまく行かなくなりますが,相互やりとりを含むコンテンツ視聴後は注意のコントロールに影響はない。動画視聴は受動的であるためだと思われます。
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/epdf/10.1111/cdev.12820

こういうと動画視聴が悪いことのように聞こえますが,影響自体はテレビ視聴とあまり変わりません。スマートフォンの場合,いつでもどこでも見せられる点が違うので,テレビと同様に,必要なときに必要なものだけ見せて,長時間視聴は控えるというのが大事だと思われます。

親も長時間使用は控えたほうがよさそうです(耳が痛いですが)。スマホを使っていて他の人とコミュニケーションしないことをTechnoferenceというそうですが,特に母親が極めてTechnoference傾向だと,子どもの問題行動が増えるそうです。もちろん母親が悪いのではなく,育児を担う時間が母親のほうが長いためです。
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/epdf/10.1111/cdev.12822

長時間使用の悪影響は,やはり視力(両眼視),睡眠,コミュニケーション欠如等々になると思います。

まとめると,当たり前の結論になりますが,
長時間使用は色々と悪影響
テレビ電話や相互やりとりコンテンツはポジティブかもしれない
動画視聴はテレビと同じような影響がある
でも研究は少ないので,今後これらの考えは変わりうる



gccpu at 06:27コメント(0) 
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