2007年08月05日

【感想】[漫画] 今週読んだ漫画(2007年07月30日〜2007年08月05日)

・百鬼夜行抄 15巻(今 市子)

 なんか晶ちゃんと三郎さんの話の良い落とし所を探してるんだけど、上手く行かないなーみたいな、作者の苦心が見え隠れしているような気がしました。
相変わらず一定以上のクオリティで面白いんだけど、だいぶ長く続いているシリーズな上、基本1話完結というのが苦しいですよね。
 この巻では一部読みにくいという印象を受けた部分があったんですが、これは私の読解力のなさのせい…?

・夜桜四重奏 1巻(ヤスダ スズヒト)

 うーん、表紙は良いんですけど、中身がダメですね。
良くある異能力者物なんですけど、話は面白くないですし、漫画としても読みにくいです。
本来は絵が売りなんでしょうけど、表紙はともかく、漫画の絵のほうはお世辞にも素晴らしい出来って感じじゃないんで、その部分でも魅力は薄いですね。
作者は漫画家っていうよりイラストレーターって印象ですから、仕方がないのかなぁ。
 無理にストーリーに重みを出させようとして、有りがちな位置にまとまってしまっている感じがしました。
まあまだ漫画を描く事に不慣れな感じが全体から伝わってくるので、だんだんと慣れてくれば、話にしろ絵にしろ、作者らしい表現が確立し、面白くなってくるかも知れませんけどね。
「2巻の話は面白い」と作者の友人談として巻末に書かれていたので、2巻に期待でしょうか。

・いいなり!あいぶれーしょん 2巻(中嶋 ちずな)

 1巻でも結構やらかしてるてるなーと思ってましたが、2巻はそれに輪を掛けた過激っぷり。
「唯一の歯止めだった担当編集も壊れてきた」とか巻末に書いてましたが、ほんとに誰か冷静になって止めろよって思うぐらいの変態っぷりですw

 ただまあ、そのエロ方向、下ネタ方向への歯止めの利いて無さは面白いんですが、相変わらず設定のインパクト頼みなのが残念なところです。
実のところ話の根幹は結構在り来たりですし、展開のさせ方も引き込まれる上手さはなんですよね。
作者が下ネタ方向に重点を置いてるのは解るんですが、このインパクトだけで3巻、4巻と出していくのは厳しいでしょうから(過激さをどんどんエスカレートさせて行くにも限界があるだろうし)、今後ストーリーの方が充実してくる事に期待です。

・ドロテア 〜魔女の鉄鎚〜 2巻(Cuvie)

 1巻で魔女として狩られる被害者の側から、異教徒(異端者)達を狩る傭兵である加害者の側になった主人公ですが、まあ当然のように自分の行いに苦悩するという展開の2巻。
 1巻よりはだいぶ面白くなってきてますね。
一応3巻も買ってみようかな。


2007年07月29日

【感想】[漫画] 更新サボってた間に読んだ漫画(2007年04月30日〜2007年07月29日)

 えー、とりあえず大量に溜まってるので、更新をサボってた間に読んだ漫画を列挙しておきます。
サボってた間にだいぶ積読が減りました。
 さすがに全部感想書くのは辛いなぁ。
まあ星ぐらいは全部付けるとして、気になったのだけ感想書くかもしれません。


鉄腕バーディー 15巻(ゆうき まさみ)
アレ国志 (末弘)
デトロイト・メタル・シティ 3巻(若杉 公徳)
ヒャッコ 1巻(カトウ ハルアキ)
未来日記 3巻(えすの サカエ)
新吼えろペン 7巻(島本 和彦)
鋼の錬金術師 16巻(荒川 弘)
びんちょうタン 2巻(江草 天仁)
ごくせん 15巻(森本 梢子)
二代目はこすぷれーやー 1巻(甘詰 留太)
ハチワンダイバー 2巻(柴田 ヨクサル)
銭 5巻(鈴木 みそ)
世界の孫 1巻(SABE)
豪放ライラック 6巻(桑田 乃梨子)
ワルキューレの降誕 1巻(冨士 宏)
からっと! 1巻(渡辺 祥智)
とめはねっ! 1巻(河合 克敏)
BLOOD+ 5巻(桂 明日香)
学園黙示録HIGHSCHOOL OF THE DEAD 1巻(原作:佐藤 大輔 作画:佐藤 ショウジ)
のだめカンタービレ 18巻(二ノ宮 知子)
スティール・ボール・ラン 12巻(荒木 飛呂彦)
アライブ 最終進化的少年 12巻(原作:川島 正 作画:あだち とか)
鉄鍋のジャン! R 2巻(西条 真二)
ミントな僕ら 1巻(吉住 渉)
ミントな僕ら 2巻(吉住 渉)
ミントな僕ら 3巻(吉住 渉)
ミントな僕ら 4巻(吉住 渉)
ミントな僕ら 5巻(吉住 渉)
ミントな僕ら 6巻(吉住 渉)
ラブ★コン 16巻(中原 アヤ)
高校デビュー 8巻(河原 和音)
おたくの娘さん 1巻(すたひろ)
おたくの娘さん 2巻(すたひろ)
ゴーストハント 1巻(原作:小野 不由美 漫画:いなだ 詩穂)
ゴーストハント 2巻(原作:小野 不由美 漫画:いなだ 詩穂)
ゴーストハント 3巻(原作:小野 不由美 漫画:いなだ 詩穂)
ユーベルブラット 5巻(塩野 干支郎次)
キャットストリート 6巻(神尾 葉子)
宙のまにまに 2巻(柏原 麻実)
いいなり!あいぶれーしょん 1巻(中嶋 ちずな)
誰かがカッコウと啼く 1巻(イダ タツヒコ)
もやしもん 5巻(石川 雅之)
CYNTHIA THE MISSION 1巻(高遠 るい)
チキタ・GUGU 7巻(TONO)
誰かがカッコゥと啼く 1巻(イダ タツヒコ)
ハチワンダイバー 3巻(柴田 ヨクサル)
謎の彼女X 2巻(植芝 理一)
ラビダビスター! 1巻(原作:三条 陸 画:亜月 亮)
悪魔くん 貸本版(水木 しげる)
パチンコ無間道 (青木雄二プロダクション)
TRIO De PINCH!! (ありが ひとし)
若おかみは小学生!―花の湯温泉ストーリー 1巻(原作:令丈 ヒロ子 漫画:おおうち えいこ)
オーバーマンキングゲイナー 6巻(原作:富野 由悠季 作画:中村 嘉宏)
夜刀の神つかい 11巻(原作:奥瀬 サキ 作画:志水 アキ)
ドロテア 〜魔女の鉄鎚〜 1巻(Cuvie)
鉄腕バーディー 16巻(ゆうき まさみ)
CHILDREN OF THE MOON (永緒 桂仁)
ガイスターバーン 1巻(山本 賢治)
ヴィンランド・サガ 4巻(幸村 誠)
パノラマデリュージョン 1巻(小原 慎司)
グイン・サーガ 1巻(原作:栗本 薫 漫画:沢田 一)
トニーたけざきのガンダム漫画 2巻(トニー たけざき)
ニコイチ 3巻(金田一 蓮十郎)
ふたつのスピカ 11巻(柳沼 行)
ふたつのスピカ 12巻(柳沼 行)
学園創世猫天! 1巻(岩原 裕二)
学園創世猫天! 2巻(岩原 裕二)
○本の住人 1巻(kashmir)
機動戦士Zガンダム デイアフタートゥモロー カイ・シデンのレポートより 2巻(ことぶき つかさ)
新ゲノム 2巻(古賀 亮一)
夜と星のむこう 1巻(今 市子)
DAWN 冷たい手 5巻(上田 信舟)
プリンセス・プリンセス+ (つだ みきよ)
放浪息子 6巻(志村 貴子)
ヨルムンガンド 1巻(高橋 慶太郎)
悪魔城ドラキュラ闇の呪印 1巻(佐々倉 コウ)
スイッチガール!! 1巻(あいだ 夏波)
KNIGHTS 1巻(ムラオ ミノル)
東京トイボックス 2巻(うめ)
春夏秋冬 (作画:蔵王 大志 原作:影木 栄貴)
まんが極道 1巻(唐沢 なをき)
世界の孫 2巻(SABE)
学園黙示録HIGHSCHOOL OF THE DEAD 2巻(原作:佐藤 大輔 作画:佐藤 ショウジ)
ヒストリエ 4巻(岩明 均)
高校デビュー 9巻(河原 和音)
目の玉日記 (小林 よしのり)
盗賊の水さし (今 市子)
砂の下の夢 2巻(TONO)
青い花 1巻(志村 貴子)


2007年06月29日

【感想】[アニメ]その他 2007年06月 アニメ新番組 総評

・湾岸MIDNIGHT

 漫画原作、原作は未読。1話のみ視聴。
 楠みちはるらしい作りで、頭文字Dとか好きな人は見ても良いんじゃないでしょうか。

・Devil May Cry

 ゲーム原作、原作未プレイ。アニメは1話のみ視聴。
 うーん、どうも有りがちな話ですね。
キャラとかも有りがちで、なんか恥ずかしいし…
 まあゲームの場合、ゲームシステムが主な売りなわけであって、設定とかストーリーが最重要なわけじゃないかならぁ(特に原作のようなアクションゲームの場合)。
あ、でもストーリーは新しくおこしてるのかな?
いずれにせよ、1話の感じでは見続けるのは辛いですね。

・鉄子の旅

 IKKIで連載していた、鉄(鉄道マニア)漫画が原作。原作は少しは読んだはずだけど、あんまり覚えてないなぁ。
アニメは1話のみ視聴。
 こういう趣味系漫画原作の癖に、鉄道って面白いんだっていう雰囲気が伝わってこないのが致命的ですね。
いや、作者は鉄じゃないので面白いと思ってないってのは解るんですが、作者に同行した2人は鉄なわけで、彼らの感動を見てる側に上手く伝えてくれないと、何が面白いのかまったく解らないなといった印象でした。
「今日もいっぱい、列車に乗れるぞ」って題字には笑わせてもらいましたけどねw

 回が進めば、作者が鉄道の面白い部分をだんだんと解ってきて、上手く我々に伝えてくれるようになるのかな?
まあ原作に忠実なようだから、原作漫画を読めばいいか。


2007年05月28日

【感想】[アニメ]その他 2007年05月 アニメ新番組 総評

・電脳コイル

 今期最高傑作は、まあこれでしょうね。
脚本も面白いですし、作画が鼻に付かない感じの良作画なのも嬉しいところです。
 イサコは電脳戦では最強かもしれないけど、生身ではどうなの? と思うところがあるけど、生身を攻撃しないのは大地の優しさなんだろか。
まあ、暴力沙汰はまずいだろうし、作品として目をつむってる所ってだけなんでしょうけど、物語的理由が欲しいなと思ったしだい。



 後は「AFRO SAMURAI」の放送があったみたいなんだけど、いつやってたんだろ…
まあ見れてないので感想はパスです。


2007年05月01日

【感想】[アニメ]その他 2007年04月 アニメ新番組 総評 その6

・地球へ…

 原作既読。
 画は新しくなってるけど、どうしてもプロットや展開で古いなと思わせる部分があるね。
でもまあ、全体的に良く出来てる印象。
 余裕あったら見たいけど、他にも見るもの多いから流石にきついかな。
まったくの初見の人は、見てもいいかも。

・ぼくらの

 原作は5〜6話(巻じゃない)ぐらいまでしか読んでないのでほぼ未読。掲載誌のIKKIは読んでるんだけどねぇ。
鬼頭莫宏の異質さは評価するんだけど、苦手な作家なのよね。
 アニメ版はOP曲がすごく良いですね。
内容の方は1話の時点ではそんなに鬱っぽくないけど、OPとか登場人物をみると、今後鬱展開になるのは判ると思う。
キャラデは鬼頭莫宏 独特の不安感を抱かせる造形が抑えられてるけど、内容が充分暗いので、これぐらいがバランスが取れてていい気がしますね。

・CLAYMORE

 原作は5巻か6巻辺りまで既読。以降は単行本買ってないです。
途中で買うの止めてるのからも判るとおり、原作の評価は低いです。「エンジェル伝説」は結構よかったんだけどなぁ(ジャンル違うけど)。
 アニメ版の出来としては、原作程度の面白さは再現できてるのでこんなもんじゃないですかね。
まあでも、やっぱりたいして面白くないのよね。
展開がお約束すぎるからかな?

・スカルマン

 原作の石ノ森章太郎版は未読。
続編の島本和彦版は既読。
でも島本和彦版まったく関係無さそうだなぁw
 メディアファクトリーから出てる文庫版に、石ノ森版、島本版共に収録されているらしいけど、私が読んだのには石ノ森版は収録されてなかったはず。

 雰囲気があって好感が持てる作りなんだけど、今期は「Darker than BLACK -黒の契約者-」があるから、埋もれてしまいそうな気もするなぁ…
出渕裕がリファインしたデザインはなかなか良い感じ。
シリーズ構成も出渕裕って部分は興味をそそられますね。

 MEIMUがこのアニメ版のコミカライズを担当してるらしいけど、「キカイダー02」からの繋がりなのかなぁ。

・セイント・ビースト 〜光陰叙事詩天使譚〜

 うーん、流石に辛いなぁ。
前作も一応1話だけ見て切ったんだよね。
何か書こうかと思ったけど、まあいいか(ぉ
これ、そういう層の人には面白いのかな…

・Over Drive

 マガジンは読んでるんだけど、「Over Drive」は基本読んでないので原作未読のようなもの。
原作面白くないので、まあこんなもんでしょ。

・ハヤテのごとく!

 サンデーは読んでるんだけど、「ハヤテのごとく!」は基本読んでないので原作未読のようなもの。
 そこそこ見れる出来なので、「おねがいマイメロディ すっきり♪」をやってるアニメロビーの後の放送なのもあって結構見てます。

・スパイダーライダーズ 〜よみがえる太陽〜

 前作は3話ぐらいまで見て切り。
前作よりよっぽど真下耕一らしい作りになってたけど、こうなってきたのはいつぐらいからなんだろ。
他のキャラクターに比べて、千葉繁の役がインパクト強すぎて浮いてるなぁw



 これで、シュガーバニーズを除いた4月新番の感想すべて書いたはず。
シュガーバニーズも一応公式HPで公開してるダイジェスト版は見たんだけど、本放送見てないので感想は割愛しました。
 5月の新番組は今のところ2本で楽だなーw
「電脳コイル」期待してます。


2007年04月29日

【感想】[漫画] 今週読んだ漫画(2007年04月02日〜2007年04月29日)

 新番チェックと感想で全然書けてなかったけど、だいぶ落ち着いてきたので漫画感想再開。
内容は今週じゃないのが殆どだけど、タイトル変えるのも嫌だしまあいいかな(ぉ
ほぼ1月分だけど、今月は殆ど読めてないなぁ…

・シグルイ 8巻(原作:南條 範夫 漫画:山口 貴由)

 仇討ちの結末は次回に持ち越し、1巻冒頭に戻るのはまだまだ先になりそうな様子だなぁ。
アニメ化決定だそうで、そちらにも期待です。

・ジャイアントロボ地球の燃え尽きる日 1巻(原作:横山 光輝 脚本:今川 泰宏 漫画:戸田 泰成)

 OVA版とは設定が近いけど、話は違うといった感じで、ストーリー面での繋がりは無いです。
 張ったりは効いてるんだけど、あくまで張ったりであって、けれん味といった感じにはなってないのが残念かな。
1巻最後のどんでん返しも、なんだかなぁって感じだったしね…

・ドージンワーク 3巻(ヒロユキ)

 どんどん上手くなっていく(相変わらず下手ではあるが)“なじみ”には違和感があるなぁ。
なじみは下手なままの方が、読む側としては嬉しいんだけどw
 アニメ化だそうですが(公開時期は不明)、下ネタのないこの作品はたいして面白くないと思うんだよね。下ネタ全開でいくのかなぁ。

・エマ 8巻 DVD付き特装版(森 薫)

 通常版と2種類あったのですが、例のごとく踊らされて特装版を買ってしまいましたorz
エマ8巻の購入において通常版か特装版か悩んでいる場合は、結論から言うと、相当なマニア以外特装版を買うのはお勧めできません。
DVDの中身は新作カットがあるとはいえ、アニメ第一幕の総集編だし、新作カットも総集編の繋ぎのためのカットであって、新たなエピソードが描かれているわけではありません。
 漫画の方は素晴らしい出来。
本編は完結しているので本作は短編集なのですが、ケリーの若い頃の話や将来に悩むターシャなど、キャラクターに対する愛を強く感じる短編ばかりで、どれを取っても面白い。
 この短編シリーズは後2巻ほど出るそうなので、全10巻で完結という事になりそう?
そういえば、森薫に今後どんな作品を描いて欲しいかというアンケートが入ってましたw

・二十面相の娘 8巻(小原 慎司)

 まあこんなもんかな。
なんというか、複線が殆どなくて一本調子な感じだったのと、序盤から中盤のエピソードで話に厚みを持たせられなかったのが問題だったのかなぁ。
 終わったものはしょうがないので、次作の「パノラマデリュージョン」に期待です。


2007年04月28日

【感想】[アニメ]その他 2007年04月 アニメ新番組 総評 その5

・BLUE DRAGON

 原作ゲームは未プレイ。
 どうも作画に波があるなぁ。まあそこが“ぴえろ”らしいといえばらしいんだけどさ。
あのデザイン簡素で描きやすそうでいて、案外ごまかし効かず作画の粗が目立つねぇ。
 内容の方は結局ありがちというか、むき出しのプロットを見るような作り物臭さが抜けない感じで微妙かな。
第1話でブルードラゴン登場までもって行きたかったのは解るんだけど、序盤での日常描写や主人公グループのやり取りが少なかったせいでそう感じたのかな。
あとコンテが悪いのか、テンポが良くないという印象をうけました。

・シャイニング・ティアーズ×ウィンド

 原作未プレイ。
 うーん、OPからして迫力無くてだるい作りだなぁ。
保志総一郎の歌唱力は本業じゃないから問題にはしないけど、作画だけでなく楽曲の方もお粗末なんで目も当てられない…
 本編の方も始終だるい作り。
よくゲームのシナリオそのままにアニメ化すると酷い作品になるけど、これは原作のシナリオ自体が酷いんじゃない?w
 たぶん4月新番の中では一番酷い出来の作品なんじゃないかな。

・sola

 1話しか見て無いけど、ヴァンパイア物なのかな?
solaって題名で空がテーマっぽいのに、空の景色が美しくないのはどうなんでしょ…

・鋼鉄神ジーグ

 本作は「鋼鉄ジーグ」の続編という形になるようですね。
前作は見たことなし。
 そういえば、なんだかOPの曲が、HEATGUY-JのOPのFACEに曲調がそっくりだなぁとか思ってたら、編曲がFACEを作曲したTRY FORCEだった。
 内容はまあ非常にらしい作り、興味なかった人を振り向かせるほどではないけど、見ようと思ってた人には期待どおりのノリで、満足な出来栄えなんじゃないかな。


2007年04月26日

【感想】[アニメ]その他 2007年04月 アニメ新番組 総評 その4

・Darker than BLACK -黒の契約者-

 実写の刑事ドラマっぽい雰囲気と、能力者物の展開が絶妙なバランスで共存してて好印象ですね。
壁の設定が良く解らないというか、あの世界に住む人たちがいだいてる壁への感覚に違和感を持ったものの、他はだいたい良い感じかな。
 キャラ原案は「クーデルカ」や「いばらの王」で有名な、漫画家の岩原裕二だった。
でも本編の絵はそんなに岩原裕二の特徴は出て無い印象。
 まだ2話までしか見れてないけど、今後とも期待大です。

・ウエルベールの物語 〜Sisters of Wellber〜

 作画面でも物語の面でも色々と面白かったのに、最後のボルジュラック(AI戦車、つまるところロボット)の登場のせいで、すべてがぶち壊された感があるなぁ。
あの戦車いらないんじゃない?w
まあ、戦車を抜きにして考えれば期待できそうです。

・かみちゃまかりん

 原作未読。
 OPはALI PROJECTの曲も含めて良い雰囲気をかもし出してるんだけどなぁ。
肝心の中身がテレ東夕方アニメ枠という事を考慮に入れても、第1話からあまり作画がよくないわ。
演出や構成の仕方は所々面白いのに、低予算なのか作画への負担を軽くしようとしている部分や、作画自体の能力が足りてない部分で結構損をしているように思う。
通常パートとギャグパートのノリは、「まもって!ロリポップ」に凄く近いものを感じるんだけど、同じなかよし連載作品ということで雑誌のカラーの影響が大きいのかしら。

・風のスティグマ

 うーん、残念ながら粗製濫造されてる量産ライトノベルの域を出ないなぁ。
1話を見る限りでは大化けはしなさそう。

・魔法少女リリカルなのは StrikerS

 とりあえず、もう“なのは”は魔法少女じゃないよなぁw
ネームバリュー的になのはって題名に付いてはいるものの、なのはが主人公ではなくて新キャラのスバルが主人公になるのかな?
 内容については、書くと厳しい評価しかできないので置いておきます。
無印も途中で切ったし、前作も1話しか見てないんですが、一番受け付けない理由はネーミングセンスの恥ずかしさなのかなぁ。
そういえばなんで、必殺技の名前がDivinなんたらなんだろう…

・桃華月憚

 「ヤミと帽子と本の旅人」と原作製作会社、アニメ制作スタッフ共にほぼ同じって事を考えると、らしい作品って所なのかな。原作は未プレイ。
 1話でいきなり最終回直前と導入にあたる話をやって、あとは時系列を逆に、1話ごとに過去に遡っていき、時系列の最後の話を最終回にやるって構成な様子。
ちょっとアクロバティックすぎる構成じゃないかなとは思うけど、こっちとしては期待してなかったのに、3話まで見る事になっちゃったから戦略としては成功してると言えそう?

・爆丸 -バトルブローラーズ-

 プロローグで世界設定とか本来導入になる部分を、全部語りで説明しちゃうのはどうなんだろう…
商品のゲームシステムは結構単純そうだけど、基本はカードバトルなのかな?
 昔同じような商品で、球状の形態からロボットに変形するプラモデル(食玩だったかも)を売ってた記憶があるなぁ。

・この青空に約束を 〜ようこそつぐみ寮へ〜

 原作未プレイ。
 第1話は最初すごくありがちな設定と展開で、どうしてアニメ化されたのかまったく解らない感じだったけど、一応最後に主人公の発言で異質な部分を示してくれた感じかな。
でもそれだけって印象だったんだよね。
 生徒会の部長の声がなんか折笠愛の声に聞こえたんで、そんな事はあるめぇと思ってたら本人だったのにはちょっとビックリしたw


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