2004年07月08日

P2Pネットワーク上に流出した捜査書類ファイルを人力で回収(削除)する京都府警

InternetWatchによると、日本が世界の誇るハイテク犯罪捜査の京都府警では、AntinnyによってP2Pネットワーク上に流出した捜査書類の回収(削除)を人手でやっているらしい。まさに税金の無駄遣いだ。
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警察庁は「捜査書類が外部に漏れるなど前代未聞」と強いショックを受け、早急に流出した情報を回収するよう両警察に命じた。だがピュアP2PであるWinnyネットワークにはサーバーも存在せず、いったん流れ出た情報を回収するのは不可能に近い。だが面目を非常に重んじる組織である警察にとって、内部資料が漏洩した状況を放置するというのは耐え難いことだった。窮しきった警察が頼ったのは、セキュリティ企業のネットエージェントだった

Winnyネットワーク上で流れているファイルを削除することはできないが、少なくとも意図的に特定のファイルをアップロードさせている者を特定することはできる。それらの者に対し、ひとりずつアップロード中止を要請していけば、いずれWinnyネットワークにはそのファイルは流れなくなる――そう考えたのだ。 」


ひとりずつアップロード中止を要請とはスゴイね。そんな作業をする奴に税金が回っているかと思うとムカツクのだが。


Winnyで逮捕された人の捜査方法も合わせて掲載されているが、非常に原始的な捜査手法らしい。Winnyでファイル公開していて逮捕された人がでた時の新聞記事では「府警は独自の技術を開発し、暗号も解読して発信者を特定した」と報道していたようだが、ウソだったようだ。

「WinnyBBSで放流告知をしていた男性をピックアップし、その男性が告知していたノードに京都府警本部内のパソコンにインストールしたWinnyを接続させた。そして実際に放流された映画のファイルをダウンロードし、直接的な証拠とした。非常に明快な捜査手法だった。」


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京都府警のWinny捜査はローテク【公開日誌】at 2004年07月08日 10:05
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