2012年05月03日

【コラム・ネタ・お知らせ】今、巷では実際に身体を動かし、行動して問題解決を目指す『リアルゲーム』が流行してます。暇な人はやってみそ!

たまには美味しいものも食べに行きたい。趣味は多いしやりたいことも多い。世界遺産も見に行きたいし……。いやそれは私の話しか。(笑)みなさんはGWをどう過ごされてますか? もしよければ流行の『リアルゲーム』なんていかがでしょう? 今回はそのお話。
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ゲームをしよう。

いや、別に意味ないんだけど。。。
なんかこんなお面かぶんなきゃいけない気がしたんだよね(笑)

君は新入社員で、今日は体調が悪く頭が痛くてたまらない。でもこれから大事なお客さんのところに行く用事がある。いつもは頼れる先輩も、今日は出張でここにはいない。たまりかねた君がいつも厳しく、あまり話をしたくない怖い社長に相談すると……。社長は君をじろりと見るなり、こんな写真を引出しから取り出し机に置いた。

「この中に君へのメッセージがある」

そう言って社長は出て行ってしまったああ!

頭が痛いというのにこんな写真渡されてよけい頭が…。

響き渡る社長の笑い声……(もちろん笑い袋のあれでね)


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■ビジュアルアーツ20周年イベントへのお申し込みに感謝

出だしから奇妙でしたか?(笑)

いやいや、今回のテーマがそういう系だったもので、つい悪ノリしてしまいました。

でもお話しを始める前に、まずはこの話題から。

ビジュアルアーツ大感謝祭
報道発表会の記事(ファミ通.com)

先日の報道発表会で申し上げたように、横浜アリーナで行われるビジュアルアーツ大感謝祭のイープラス・チケット先行予約を4月20日〜30日で行わせていただきました。
このコラムを書いている時点ではまだ集計ができてませんが、大変たくさんのお申し込みをいただいているようです。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。

また、2012年5月27日からはチケットの一般発売がありますので、よろしくお願いします。


■豊かな人生にゲームは必要だ

さて……。

暇だよね(笑)

なに? みんなは忙しい?
いや、もちろん私だってある程度は忙しいけどさ(笑)

たまにはおいしいものを食べに行きたいし、趣味も多いし、やりたいことは多いし、世界遺産も見に行きたいし……。

そうそう、こう見えて仕事をしなきゃいけないし(笑)

でも……暇なんだ。

だって毎日同じようなことばっかりしてると、脳みそ腐ってしまうよ。だいたい毎日働くってどうなの?(笑)

100人くらいでマンモスを追いかけてた昔だって、1匹捕まえればまあ少なくとも一週間は働かずに暮らせたんでないの?

そしたらその間は家族みんなで山に果物をとりに行ったり、若者は度胸だめしに崖よじのぼったり、オヤジから家の作り方教えてっもらったりしてさ。結構楽しい生活だったんじゃないかと思うんだよね。

要するに働くのが嫌なんじゃなくって、毎日きまって同じことだけするのが苦痛なんだと思うんだな。

だからこそ、ぼくらは空いた時間でいろんな愉しみを求めるんだろうな。旅行や趣味や冒険や恋愛や……。

数年前カンボジアに行った。いろいろ言われてるけどかの国の人は毎日を有意義に生きてると思う。この写真は農村地帯のごく普通の家。思うところあって人々は出さないけど、みんな笑顔が素敵だったよ。近代化と幸福度は違うんだね。

そういうアナタにおすすめのゲーム。余暇を有意義に過ごせてカタルシスがあって友達も増えるというゲームを紹介しよう。

おっと、ゲームといっても、PCとかコンシューマとかネトゲじゃないよ。
今回はみなさんに『リアルゲーム』の面白さをお伝えしたいと思います。


■リアル謎解きゲーム

これはSCRAPさんなどが開催されているゲームイベントで、実際にどこかへ行って、イベントのように参加して、用意された謎を自分や仲間と一緒に解いて愉しむという参加型ゲームのこと。

私が知らなかっただけかもしれないけど、ふと気がつけばもうずいぶん一般的になりつつあって、読者のみなさんの中にはすでに何度か参加したことがあるという人も多いんじゃないかな?
一度やってやみつきになる人も多いらしく、そういうリアルゲーム好きーな人のことを『謎解きクラスタ』と呼んだりもするらしい。

『リアル謎解きゲーム』というと、ひと昔前にあった、殺人事件の犯人を探せ的なものを思い浮かべる方がおられるかもしれないけど、今流行してるのは微妙にそれよりスタイリッシュになっていて、無機質でむき出しの謎を純粋に解明していく形式が多いみたい。

たとえばこんな具合だ。


<とある密室型脱出ゲームの一例>

(1)最初にオリエンテーションを受ける
(2)部屋に入ると家具や物がいっぱいある
(3)引出の裏や壁の落書きから謎のキーワードを集めてくる
(4)そこからいくつかの単語を導き、どこかにある回答シートを探し出し、記入する
(5)最終的に導かれた答えをもうひと捻りすると脱出ワードに到達できる
(6)だが制限時間は1時間。
(7)平均正解率は1%〜5%程度

わかるかな?

謎の提示が理屈抜きにポーンとあるところが特徴的で、それがオシャレだったりもする。壁になにやら数字が大書きしてる部屋なんて、ファンタスティックでしょ?

また、これとは逆に広域を移動してゲームを行う位置ゲーなんていうのもあるね。みんなやったことあるかな?

位置ゲー(Wikipedia)

どちらも百聞は一見にしかず。

両方ともやってみるとよくわかるが、とても楽しい。特に前者は時間制限があるし、けっこう身体を使ったり汗をかいたりもするんだ。仲間と協力して謎を解くので、コミュ力だってちょっぴり必要だよ。


チームで解決するゲームは仲間との協力が必須。こういう時には積極的に才能をひらめかす人が自然リーダーになっていく。

ボードゲームやPCゲームなどの室内ゲームと決定的に違うのは、参加する自分のテンションがぜんぜん違うってことかな?

人間はテンションによって、頭の回転や能力がぜんぜん違ってくる。
だから火事場のなんとかで、テンションがあがると思いもよらない活躍をすることがある。

ゲームだって同じで、実際にどこかへ出かけて、身を持って体験するゲームは緊張感もあればアドレナリンもフル稼働。いつもよりうんとアクティブで思いがけない発想をしてしまうことがあるんだ。そういう「自分の知らない自分」と出会えることも、こういう体験型ゲームのいいところかも知れないよ。


■D.C.III 〜ダ・カーポIII〜のイベント

ところで、このリアルゲームとわが萌え業界とは今まであまり関連がなかったんだけど、やはり同じゲームクラスタ同志ということもあり(笑)、そろそろこれを積極的にやろうという機運が高まりつつあるようだ。

渋谷PARCOにまさかの「ダ・カーポ」登場 展示会とリアル謎解きゲームを開催

これは実は、サーカスさんの『ダ・カーポIII』の販促企画なんだけど、渋谷PARCOの中でリアル謎解きゲームをするというもの。
この前うちの社員もロケテストで参加させてもらってたのだけど、とっても面白くて気に入ったみたいだよ。

難易度はちょっぴり高めに設定されているらしく、謎構成のバランスもよくて『謎解きクラスタ』の人たちにも評判がいいらしい。
その口コミが広がったのか、最初は有料だし立地的にも我々に馴染の薄い渋谷ってことで心配されてた参加者数も、当日券参加組を含めぐんぐん増えているんだそうだ。やっぱバーチャルだろうとリアルだろうと、いいものは正当に評価されるんだね。

いわばバーチャルの恋愛ゲームの販促企画で、こういうリアルゲームを使うなんてのは今まではなかったけど、今後はだんだん増えていくんじゃないかな?

もちろん萌えにはストーリーラインが必要で、世界観やキャラクターも必要だ。そういう意味では無機質に謎を提示するスタイルのリアルゲームとは若干同化しづらい側面があるものの、その部分はこれからの課題だろう。

現在はそれほど関連のない両方の世界観が、うまくリンクされてリアルで体験して解読した謎が、バーチャルの中に活かされてより楽しめるような新しい展開も、そのうち期待できるかもね。

これがCIRCUSさん新作『D.C.III 〜ダ・カーポIII〜』だ!
なんとシリーズ10周年とのことで、おめでとうございます。パルコで開催中の謎解きは汗だくになること必死(笑)

■Rewrite Harvest festa!でも考えてます

もちろん、私もいろいろ取り組んでいます。

ということでわがKeyの『Rewrite Harvest festa!』でやってみようかな?

現在極秘のうちに、このタイトルはさまざまな販促企画を計画している最中なのだけど、その中での企画と連動して、秋葉原のお店さんなどにご協力をお願いする形で、リアルゲームを計画してみようかと考えてます。

題して『リアル鍵っ子ゲーム in Rewrite Harvest festa!』

秋葉原に来てもらって、カフェかどこかでオリエンテーションの用紙や謎セットを受け取る。そして秋葉原の各所に散りばめられたヒントを見て、Keyと『Rewrite Harvest festa!』に関連した謎を解明していく。んで、制限時間に正解を持って帰ってこられたら、正解のハンコを押してもらって終了。

みたいな感じで考えていて、価格や中身についてはまだなんにも考えてないんだけど、スタッフも参加したり、きっちりロケテストをやったりして、しっかり練り込んだいいものにしたいね。

これは『RewriteHervestfesta!』の1シーン。物語中、瑚太朗と朱音がオカ研の活動で森に探索に行ったときに遭遇した「ある物」とは……?


■デモやるよりゲームやろうず

ここ10年、いろんなイベントを開催したりしてると、いわゆる「非リア充層」と呼ばれてる人たちのある変化に気づかされる。

今までは部屋にいてネットを見たり、ゲームで遊んでいた人たちがそのノウハウや情報を活用し、スマホもって外に出て、なにかを成し遂げようとしているように見えるんだ。

たとえば最近盛んな国粋主義などの政治活動、自然保護や、あるいはや企業批判を目的とした不買運動……。

こういった類の批判的活動に積極的に関わっていこうとする人たちが出始めてきたように思うんだけど、みなさんはそう感じませんか?

もちろん肉体活動より精神活動を好む人たちが思想性に傾倒していくのはごく当然のことだと思うけど、しかしそれが楽しいかどうか、無駄な責任や批判を惹起しないかどうか。今の信念がやがて自分の中で変化していくことがあるとしたら、それと今の活動の整合性をどこでどうつけていくべきか、あらかじめよく考えておく必要がある。

非常に僭越だし、こういうこと言うべきじゃないかもしれないけど、もし許してもらえるとしたら、こう申し上げたい。

『デモやるより、ゲームやろうず!』

だいたいエンタメに関わる人間ってのは、そういう風潮に責任があるんじゃないかね?(笑)それ以上の愉しみやコミュニティーを提供できてないってことにさ。

もともとゲームってのはそういった現実にあるムズカシイ問題の中から、無責任に、かつ純粋に解決のカタルシスだけを楽しむためのものなのだから…。


■採用試験にオヌヌメ

話しを元に戻そう。

ここで『リアル系ゲーム』の意外な側面をひとつ。

何人かで参加する形式のリアルゲームをやってみると、人間性やその人も持っている素養がよくわかって楽しい。

問題をさっと把握する人、ただおろおろするだけの人、集められた謎を横断的に考えられる人、同じことに固執してしまう人、コナンのように素晴らしい推理力で回答がひらめく人……。

このことを積極的に活用すると、たぶん非常に現実的な採用試験や、研修に使えるんじゃないかと思う。

さっきも言ったように、ゲームは現実の諸問題をその問題点だけ純粋にかつ楽しくピックアップするものだから、それを解くことによって現在の問題解決力や持って生まれた資質もわかってしまうし、楽しみながらそれをいくつかやることで、現実的な問題解決力もアップさせることが出来るんだな。

いずれ大企業が東京ドームなんかに万人単位の学生を集めて、リアルゲームでその年の採用者を決定するイベントを行う、なんてことも行われるかもしれないよ。うーん、なんて胸熱。

でもねー、マジでそうなったら今度は就職活動でリアルゲームを勉強する専門学校とか講座とかできちゃうんですかね?うーむ。


補記 1
萌え系を得意とした、こういうリアルゲームの企画や運営を行う会社があります。
ご照会はコチラ → contact@eventier.co.jp

補記 2
ビジュアルアーツ大感謝祭でも参加が100人程度ならリアルゲームをやってみたいとスタッフの弁。あれだけの会場と規模でイベントをやるわけだし、それはかまわないのだけど、100人という人数がなあ。でもそれ以上は危険などの問題も増大しちゃう。希望者をうまく抽選したりするのが出来るか心配。まあ、今ならまだそれほど殺到はしないかな?

補記 3
私の若い時にこういうゲームがあったら絶対はまってるね(笑)うーん残念、かえすがえすも生まれた時代が早かった。いや、できれば戦国時代に生まれたかったから、もしかすると遅かったのか?(笑)

補記 4
え? 冒頭に出てきた問題の回答? だってここに書いたらみなさん考えないでしょ? ぜんぜん簡単なんだからちょっとは悩んでほしいな。……ということで回答編は私のtwitterで。



■ ニコニコ超会議に参加! なんか凄かった!
ニコニコ超会議という大規模イベントに、Keyとして参加してきました! これが……凄かった……!
アルパカさんとのツーショット撮影会や、AV女優の撮影会、迷路に耐久原型制作にステージライブに……まさにニコニコといえるようなイベントでしたよ!
そんな中に出展しました、Keyブースの様子などをお伝えしまーす。

これがKeyのブース!コミケとは違って、ちょっと小洒落た感じのブースになりました。

イベントで販売したのは『Key+VOCALOID』です。Key楽曲と初音ミクが素敵に絡み合ってます! CDは一般販売も行いますので、是非ゲットしてくださいね。

VA20周年イベント・ビジュアルアーツ大感謝祭の告知もどどーんと!

会場に展示されていた、D1SLに参戦しているドリフト競技車両と、Keyブースを彩ってくれたコンパニオンさんです。そのうちドリフトしているところも見に行きたい!

【バックナンバー】
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今回は人によりちょっぴり耳の痛いお話し、ゲームや音楽の違法アップ、ダウンロード、そしてネットによる生放送について、です
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