2013年04月18日

愛しのインチキ・ガチャガチャ大全 ―コスモスのすべて― 「本物にはない魅力が満載!」

愛しのインチキ・ガチャガチャ大全 コスモスのすべて 「愛しのインチキ・ガチャガチャ大全 ―コスモスのすべて―」【AA】が、アキバでは16日に出ていてZIN秋葉原で見かけた。オビは『パクリにコピー、雑なつくりのガチャガチャ製品を粗製濫造してきたメーカー、コスモス。70〜80年代の子供の心に突き刺さった、約1000点に及ぶインチキガチャガチャをここに開陳!』。
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ZIN秋葉原店のPOP「80年代のちびっ子達に様々な思い出をくれたあの「コスモス」のアレやコレやをみっしり収録!!」

COMIC ZIN秋葉原店レジ前 12面展開

愛しのホッチー台紙「コスモス 世界一 シェア80%」 20円

昭和52年設立・昭和63年に倒産した玩具メーカー「コスモス」の、昭和50年代のガチャガチャ本「愛しのインチキ・ガチャガチャ大全 ―コスモスのすべて―」【AA】が、アキバでは16日に出ていてZIN秋葉原で見かけた

オビ謳い文句は『パクリにコピー、雑なつくりのガチャガチャ製品を粗製濫造してきたメーカー、コスモス。70〜80年代の子供の心に突き刺さった、約1000点に及ぶインチキガチャガチャをここに開陳!!』、裏表紙は『創業から倒産まで、わずか11年! 駄菓子屋の店先を賑わせた「赤いガチャガチャメーカー」の実態は……ほんと、無茶苦茶!「うどん粉をこねてスライムをつくっていた」、「ビックリマンシールをそのまま複写していた」、「近所の猫を捕まえて、ニセモノのなめ猫グッズをつくっていた」など、杜撰にして面白すぎる当時のコスモスの実態に迫る、元社員たちへの超ロングインタビューも!』になってる。

コスモス玩具のコレクターとして知られるワッキー貝山氏のブログ告知には『構想一年、写真点数1000点以上〜。140ページに渡る大スペクタル!なんか、もう、美術本みたいで、カラフルな仕上がりですよ。クスッと笑えるそんなページもあり、なかなかです。ロッチ、キン肉マン風、ダンガム、あの満月満月爆弾も!私のコレクター歴30年以上のまずは、集大成です』とのことで、 まえがきでも『コスモスの場合、本体の台紙で謳っているものとはまったくちがう、どうしようもないものも出てきたりしました。たとえば、模倣品…僕はオマージュと呼んでますが(笑)。その衝撃、嬉しさ、がっかり感が、人生を教えてくれたと思っています』、『当時のものすべて欲しかったから、10万点もの莫大なコレクションになりました。この本で、その手触りを感じてください。そして、なつかしんでください。はじめて見る人は衝撃を受けてください。当時の僕と同じ驚きを。あの頃、ガチャガチャの中に入っていて手が届かなかったものが、すべてこの本の中にあります』とも書かれてた。

また、当時のコスモス関係者インタビューもあり、『コスモスに入社し、所長に上り詰めたものの、その後にコスモスに反旗を翻した』()という阿部茂氏の「コスモスイズムいまも健在」「ガチャガチャで人生を学ぶ」や、『コスモスの中心人物として、その栄枯盛衰を肌で感じてきた男』()という鈴木暁治氏の「ロッチ事件の真相」、「知られざるクーデター」などがあり、当時の資料なども掲載していて、コスモスが活動していた11年間の年表もあった。
模倣に次ぐ模倣だからどれが正規品か分からない。会社自体もなくなってるし、その商品数も分からない。おそらく何億個という数があるんだろう。今もフルコンプ目指している最中。このコスモスに関しては探求すればするほど、ボトムレスな気がしてくる。きっと、コスモスという宇宙の全体像は誰も分からない。  ワッキー貝山氏のあとがきより

なお、COMIC ZINのTwitter紹介は 『ガチャを回す前のワクワクと、回した後のなんとも言えない気持ち――。そんな記憶を持つ全ての少年だった人達に読んで貰いたい』になってて、COMIC ZIN秋葉原店ではレジ前で12面展開して『本物にはない魅力が満載!!あの頃は「コレじゃない」だったけど今となっては「コレがイイ」!? 80年代のちびっ子達に様々な思い出をくれたあの「コスモス」のアレやコレやをみっしり収録!!』POPをつけてた。

「愛しのインチキ・ガチャガチャ大全 ―コスモスのすべて―」【AA】の感想には、暗之云さん『元社員のインタビューは2本、あまり長くはないのですが読み応えは十分。社長が色々と大変な人で、一緒に仕事はしたくないけど傍から見ている分にはこんな面白い人はいないと思われます。コスモスって社名にはあんな由来があったのか……。コスモスはなんというか、テキヤ商売がたまたま時流に乗って急成長を遂げて、全国的な規模になったけど、テキヤのまま消滅したという感じ。70〜80年代に咲いた時代の徒花コスモスの輝きをよく伝えてくれる一冊です』、V林田さん 『こうしてまとめて読んでみると、コスモスのガチャガチャの中身、ほんと半端ないな。いくら20円とか50円とはいえ……』、K.EXAさん『あまりの懐かしさについ買ってしまった。「あーあったあったこのオモチャ、俺持ってたわー」というのが満載過ぎて死にそうになった。オススメ』などがある。

ワッキー貝山氏のホームページ / 趣味の部屋・懐かしのガチャガチャ

アニメ消しゴム
「キャラクターグッズとして成立する最低ラインとは。そうした哲学的問いに対する答えは、オバQと999の間にある」

ガンダム風&ダンガム
「違和感という独創性を堪えたガンダムじゃないガンダム」

筐体
「"赤いガチャガチャ"が日本各地に10万台。その奇跡!!」

あの人が描いた台紙
「名も無きイラストレーターが担った、イメージ戦略の屋台骨。かわいい女の子がトイレキーホルダーを持ち歩く荒唐無稽を、なんのてらいもなく描き切る」
アクセサリー部 第一課(装身具)「髪留め金具をつければ、あれもアクセ、これもアクセ」
ポリヘッド「ヒーローたちの頭部を、どう処遇すればいいのか問題」
ガラガラ蛇のタマゴ?「作りのセコさを逆利用した、ある種の自虐ネタでもある」
ウルトラマン風消しゴム
「遥か昔の仏像の趣」
うんち「子供は、うんちが好き。コスモスだって、うんち大好き!!」
火薬系
「コスモス的ミニマリズムの極地」
キーホルダー「缶詰をキーホルダーにする想像力」
ゲームウォッチ消しゴム「本物との激しすぎる落差に落涙」
武具「時あたかもビーバップ全盛期。タイマングッズの数々」
【紹介グッズ一覧】(もくじ)
アクセサリー部(装身具) / ポリヘッド / アニメ消しゴム / イタズラ / 印刷部(ジグソー一般) / ウルトラマン風消しゴム(その他) / えりまきとかげ / うんち / 化学部(化成品) / 火薬系 / ガンダム風&ダンガム / キン肉マン風消しゴム / キーホルダー / 消しゴム(その他) / 金属部(釣り具一般) / 光学部 / ミニ商品 / 水素爆弾 / スーパーカー消しゴム / 第一精密部(プルバック・ホイール・組物・模型) / ダイカスト部(ガン) / タレント消しゴム / 電子部(ゲームウォッチ・メロディーラジオ・時計・オルゴール) / あの人が描いた台紙 / ドラえもん風 / 子供銀行 / ドリフ風 / ビックリマン(ロッチ) / なめ猫風 / バッジ / ピンクレディー / ピストル / ポントビー / ファミコン&ゲームウォッチ / ファンシー部 (空気物・ソフトぬいぐるみ)/ プラスチック / 武具 / プロレス&スモウ / ルービックキューブ / 野球グッズ / ロボット / 蛇口 / 筐体 / 芸能人 /20円〜50円ガチャ台紙 / 100円、BOX機ガチャ台紙 / カプセルインカプセル

【関連記事】
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【関連リンク】
双葉社
ワッキー貝山氏のホームページ / 趣味の部屋・懐かしのガチャガチャ
ワッキー貝山氏のブログ / Twitter
ワッキー貝山 - Wikipedia
池田浩明氏のブログ「パンラボ」 / Twitter

ヤマトコスモス
ヤマトコスモスブログ「コスモスは山賊のような海賊だった」 / Twitter
コスモス復活大作戦!
コスモス・COSMOS自販機写真特集
コスモス (玩具メーカー) - Wikipedia

昭和の香り漂う怪しいガチャガチャ「コスモス」がiPhoneアプリで復活
デイリーポータルZ:コスモスの真っ赤な自販機を探して
赤い玩具用自動販売機「コスモス」があった時代
ロッチ、そしてコスモス製怪しいおもちゃの思い出
「ロッチ」のシールを売り出したコスモスはその後どうなったか
駄菓子屋の思い出 - コスモスまとめ - NAVER まとめ
コスモスのガチャガチャ - 関心空間

【感想リンク】
約1000点の異形玩具の数々。『インチキガチャガチャ大全』
ガチャを回す前のワクワクと、回した後のなんとも言えない気持ち――
無法地帯の昭和の日本の真実を克明に記録しています。懐かしいし悔しい!
"ロッチのシール"と聞いて思い出しませんか?今見たらヒドすぎて笑えます!!
社長がなんというか、個性的という域を超えて狂人というほか無い人物だったようで
「あーあったあったこのオモチャ、俺持ってたわー」というのが満載過ぎて死にそうになった
ほんと半端ないな。いくら20円とか50円とはいえ……
ゴミとおもちゃの境界線上。あまりのしょうもなさがアートの域
「インチキ」が「詐欺商法」ではないギリギリのラインだったのが、今思えばよかったのかも
容易に想像できる素晴らしいジャンク臭の本。集める方もよく集めたな


愛しのインチキ・ガチャガチャ大全ーコスモスのすべてー愛しのインチキ・ガチャガチャ大全ーコスモスのすべてー [単行本(ソフトカバー)]
著者:池田 浩明
出版:双葉社
(2013-04-17)

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