2013年06月14日

【コラム・ネタ・お知らせ】 俺の妹がこんなに可愛いわけがない最終巻 伏見つかさ先生へ「ラストについて」「次回作」などインタビュー!

俺の妹がこんなに可愛いわけがない 伏見つかさインタビューライトノベル「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」が、6月7日発売の12巻で感動のフィナーレを迎えました。伏見つかさ先生ならび担当編集者のインタビューも最終回!『「俺の妹」のラストについて』『次回作は?』などインタビューをお届けします!★「俺の妹。」最終巻のネタばれが入っています(取材・文:かーず、ノトフ)
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■「完全なる桐乃エンド!」

───最終巻を書き終えた瞬間、どんなお気持ちでしたか?

伏見つかさ(以下、伏見):毎週毎週アニメの脚本会議で『いつ上がりますか?来週ですか?』と言われてましたので、『書き上がった! 安心した!』という思いでした。『これでもう桐乃たちを書くこともないのかな……』とも思ったのですが、アニメの仕事はまだまだたくさん残っていますし、(ニコニコ動画の)コラボ小説「俺の妹フェス2」など、『俺の妹』が終わったという感じはすぐになくなりました。「Far Cry 3」をやる暇もなく、休みなく仕事をさせていただいているので本当にありがたいことです。

(一同笑い)

───執筆は順調だったのでしょうか?

伏見:あやせに関しては10巻の時点でほぼ書き上がっていたので問題なかったのですが、黒猫との決着シーンはかなり大変でした。

───各章、笑いどころがたくさんありました。2章のあやせと京介の買い物も良かったですね。

伏見:あそこは10巻で書き足りなかったので、今回書けてよかったです。オールスターということでフェイトさんも登場します。

───12巻はリア以外はヒロインほぼ登場のオールスターでしたね。

伏見:本当はリアも出したかったんですけど、リアが次に日本に来るのはナイスバディになってからなので、今回は登場しませんでした(笑)

───3章で笑ったのは警官に職務質問を受けていたシーンです。

伏見:あれは何度か職質を受けたことがある、担当編集の三木さんに取材しました(笑)。

三木一馬(担当編集者。以下、三木):実際マジあんな感じですからね!読んでる人はあまりピンとこないかもしれませんけど……職質受けた人には、すっごいわかる話ですよ……!『これ何?』とか『これ君の彼女?』とか、なんか階段を三段上から見下されて話されている感じで、自分が矮小な人間に思えてくるんです(笑)。

───麻奈実パートでは、桐乃の「ねぇ、今どんな気持ち?」がクマーAAっぽくて吹きました。

伏見:ゲームとは状況が違うので、当然麻奈実は違う形のリアクションをすることになります。兄妹を殴るという辛い役目を、かっこよく果たしてくれたと思います。

───加奈子の告白には驚きました、この後、かなり炎上しそうなんですが……

伏見:大炎上してしまうんですけど、一年後には、もっと人気になっています。加奈子ですから。

───赤城瀬菜と真壁はカップルになりましたね。

伏見:5巻の初登場時から、この二人はくっつけようと決めていました。赤城(兄)はめちゃくちゃ怒るけど、結局認める。ただし京介はそうじゃないよね、というテーマを書こうと考えていました。

───12巻は全体的に美少女ゲーム(ギャルゲー)を意識した構成になっていて、原点に帰った印象を受けます。

伏見:そうですね。狙って1巻っぽいシーンを書いています。すべてに決着をつけて禁断の道に突っ込むという痛快な物語は、電撃文庫で、直接描くのは、とても難しいですし、桐乃を幸せにするエンドにしようと決めた以上、彼女の今後には、可能な限り良いレールを敷いてやらなくてはいけないし……非常に悩みました。結果は、読んでいただいたとおりなのですが、再読する方向けに、蛇足ながらコメントさせていただくと、

「完全なる桐乃エンド」
・「最初の人生相談と同じように、兄妹は、二人だけの秘密を抱えて終わる」

12巻は、そんなお話です。

「俺の妹」最終12巻より キスをする桐乃と京介
■伏見つかさ先生の気になる次回作は?

───伏見先生の次回作を楽しみにしてるファンも多いと思います。新シリーズのご予定は?

伏見:すでに書き始めてはいますが、まだまだ試行錯誤している段階です。

───ヒントになるイメージワードはありますか?

三木:今の流行やトレンドを題材にしつつ、『わかるわかる』というキャラクター達が元気に動きまわる……そんなお話になればと思います。ずいぶん前からスタートはしていますので、近々発表はさせていただけるんじゃないかと思います。

───アキバBlog&かーずSP企画「俺の妹」インタビューも長く続きましたが、これで本当の最後です。それでは、ラストのメッセージを読者の皆さんへお願いします!

三木:本当に、電撃文庫の中でも異質な作品でした。ずっとアキバBlogさんやかーずさんの好意でやっていただけているっていうのが、そもそも異質な作品だと思いますし。たとえばタレント化企画Twitterなど、いろいろ自由にやらせてもらった稀有な作品だと思います。それをファンの皆様にも楽しんでいただけて、一緒に盛り上げていただけたからこそ、ここまで持続できました。なので、すごく幸せな作品だったんじゃないかと個人的には思います。最終巻も、応援してくださった皆様に報いるようなものが提供できたと思いますので、その気持ちを共有してもらえると嬉しいです。

伏見:主人公二人については、今後も大変だろうけども、幸せな結末になったと思います。作品が終わっても、もうちょっとだけ覚えていていただけたら嬉しいです。年月が経っても、ふと桐乃たちのことを思い出してくれる人が一人でもいたなら、桐乃たちはいつまでも、元気にアキバあたりで遊んでいるんじゃないかな、なんて思います。最後まで読んでくださって本当にありがとうございました。次回作もよろしくお願いいたします。

───伏見先生、三木さん、お疲れ様でした。素敵な作品をありがとうございました!

取材・文:かーず(かーずSP)、ノトフ(ノトフ

【関連リンク】
アスキー・メディアワークス / 電撃文庫
電撃文庫「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」最終12巻書籍情報
電撃文庫「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」原作公式サイト
アニメ2期「俺の妹がこんなに可愛いわけがない。」公式サイト
伏見つかさ氏のブログ「LUNAR LIGHT BLOG」
イラスト:かんざきひろ氏のブログ「tabgraphics_blog」 / Twitter
俺の妹がこんなに可愛いわけがないとは - ニコニコ大百科
俺の妹がこんなに可愛いわけがない - Wikipedia

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