2013年10月03日

【コラム・ネタ・お知らせ】 tone work's 2nd Project進行中です

tone work's こんにちは! 美少女ゲームブランドtone work'sのディレクター、丘野塔也です。このコラムには2回目の登場なのですが、Frillと言うブランドについて書かせて頂いた前回とは、だいぶ異なった雰囲気でお送りいたします(笑)
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■ビジュアルアーツ、21年目を迎えました

さてこのtone work's、元々は昨年行われました ビジュアルアーツ20周年記念キャンペーンの一環として、20周年記念ブランドという位置づけで誕生しました。
おかげさまで20周年記念キャンペーンは、横浜アリーナで開催したライブを中心大成功。たくさんのご参加をいただきまして、tone work'sのデビュー作 『初恋1/1』好セールスを記録しました。

……と書けばなんだかトントン拍子だったみたいで、実際「全部計算していたんですよね?」なんて聞かれることもあるんですが、ハッキリ言ってとんでもないです(汗)
ブランドデビュー作の売り上げは、どこまでいっても未知数。いくら大仰な看板を掲げようとも、いまのお客様はみんな目が肥えているので、外面だけ取り繕っても興味は持ってもらえません。とにかく喜んで貰える内容を積み上げようと、そう考えて必死で取り組んでいました。
なんというか、20周年の狂騒に取り付かれていたのは、我々開発陣も同じだったように思います。


■開発スタッフ、総力で挑んでいます

20周年記念ブランドだから、1作で終わり――ではありません!
『初恋1/1』が皆様に支えられた結果、晴れて第2弾を制作できることになりました! わー、ぱちぱち。
しかし実際のところ、第2弾制作のゴーサインが出るのには、なかなかの紆余曲折がありました。『初恋1/1』を超える規模感のゲームを作ろうとしたせいで、ペイできるのか?という部分の検討をしていたせいなのですが……。

とはいえ安全を見て小さな作品にすることはしたくなかった、というかそうするならtone work'sで作品を出す意味が無いと思ったので、前作以上のボリュームに拘りました。

いわゆる美少女ゲームは、大別して2つの方向性があります。
ひとつ大きな武器、たとえば『ギャグ』『ロリ』『ニッチ性癖』などに特化した部分で勝負する作品。
そしてもうひとつは全体の総合力で勝負する作品。
tone work'sは後者のブランドとして皆様と歩んで行きたかったのです。

総合力で勝負する場合、作品のすべてにおいてレベルを引き上げなければ、全体の完成度を大きく落としてしまいます。つまり『どこにも手を抜けない』という状況に陥るわけで、この細かな部分での拘りが、全体の予算を膨らませていくのです……。

というわけで、これが第2弾タイトルの予算書です!
本当にヤバいところは伏せていますが、これ、ガチの予算書です。

社内の人件費計算や、営業・広報予算はまた別計算なので、ここからさらに予算は増加します。

目標本数は20000本。簡単に達成できる数字でないことは重々承知なのですが、本当にお客様を満足させられるものはなにか?を追求すると、この規模感に行きつきました。 我々ビジュアルアーツ開発部としてはまさに総力戦、とにかく作品を面白くできることを、ひとつずつ妥協せずに積み上げていかなければ…!と励んでいます。

■こんな新作、作っています

『星に願いを。キミと一緒にいられますように――』

tone work's 第2弾の舞台は、夏。
明るくて爽やか、眩しい青春と、とろけるような甘さが詰まった等身大のラブストーリーをお届けします。
キーワードは『願い』『未来』『夢』。『初恋1/1』でご好評だった部分はそのまままに継承しつつ、より前向きで、夏の涼風のような軽やかな作風にしたいと思います。

tone work's 第2弾についてはホームページで制作告知を掲載しておりまして、ただいま開発の様子を毎日BLOGでお伝えしています。正式なタイトル告知は年末ぐらいになるかと思いますが、ご覧いただければ少しずつゲームが完成していく様子を確認できると思います。
たまに謎の雑談ネタとか入り交じるかもしれませんが、ご愛敬ということでひとつ……(笑)


■5から6へ。ヒロイン数、増加しました。

上記は『初恋1/1』のキービジュアルで、ヒロイン数は5キャラでした。今作はさらなる規模感を追求するために、もう1キャラ追加しまして、全6ヒロインでお送りしようと思います!
とはいえ、その分1キャラあたりのシナリオが薄まるようですと本末転倒なので、キャラクターごとのシナリオボリュームはそのままでお送りします。

今回も、複数の原画家様にイラストを担当をしていただいております。素敵な原画家様ばかりで、素晴らしいデザインを上げて頂いております。ご期待くださいっ!


■より豊富に、よりエッチなシチュエーションを。

前作『初恋1/1』でご好評いただいた部分もありましたが、同時に不満の声もいただきました。そういった意見は素直に受け止めて、改善していき、さらに楽しめる作品を作ろうと頑張っています。

そんな中あった不満のひとつが「エッチシーンをもう一歩」。エロくない訳じゃないし頑張っているのは分かるんだけど、もうひと味欲しい…! というご意見を頂きました。

ハイパーエロメディアクリエイターを自称する私、丘野としては沽券に関わる問題です……!
第2弾ではより豊富なシチュエーションとシーン数を用意して、この問題にお応えしようと思っています。基本の全裸エッチ、制服エッチがあり、夏らしい水着や浴衣エッチがある。更にここから各ヒロイン毎のエッチシーンでの個性をより強く持たせて、時にマニアックに、時にハードに、ドキドキで胸が痛くなるようなエッチシーンをお届けしていきます!


■心まで、歌声を響かせたい。

音楽面では絶賛の声を頂いた『初恋1/1』。今回もそのご好評を引き継ぐべく、素晴らしいコンポーザーの皆様と、歌姫によるヴォーカルを収録いたします。6人のヒロイン毎に、イメージソングとエンディングソングをご用意。さらに主題歌を合わせて全13曲が作品を彩ります
画像は前作のものですが、今作もご期待下さい。


■告白、恋人。そしてその後まで。

話は遡りますが、昨年の9月〜12月まで、『初恋1/1』追加シナリオを無料配信いたしました。20周年タイトルに、多くの方がご期待いただけたことへの感謝の証だったのですが、ありがたいことに、この追加シナリオが大きなご好評をいただきました。

追加シナリオで描いたのは、主人公とヒロインが告白して、恋人になって、お互いの想いを確かにして………さらに、その後のエピソード。
下の画像はその追加パッチでの一幕です。

『初恋1/1』では、主人公はヒロインに愛を誓いますし、ずっと一緒にいよう、などと甘い台詞も向けます。でも、実際のところその後どうするの?その子を守っていけるの?という部分への答えは、本編では匂わせる程度でした。そこの回答をしっかりと描いたことが、ご好評に繋がったのかなと強く感じました。

第2弾では、ひとつ新機軸を用意しています。
学校を舞台にした、青春と恋愛のストーリーを、まずしっかりと描きます。いわゆる一般的な美少女ゲームよりも、さらに尺をつかって丁寧に描いていきます。出会いや、気持ちの揺れ動き、告白から恋人同士になって、甘々な日々を過ごすまでをもちろん描きます。

さらにその上で、ヒロインたちとの『ずっと一緒にいられますように』という願いに、どうやって応えていくのか? その部分をアフターエピローグとして全キャラ描いていきたいと思っています。

結果、シナリオ規模感は従来の1.5倍になってしまいましたが……。(笑)
『等身大の恋愛』を標榜するtone work'sとしてはその部分をどうしても表現したいと思いました。


■全国も、廻ります

まだ公開前の作品なのに、長々とお付き合いいただき、ありがとうございます!

最後に……今回も全国営業を行うべく粛々と準備を進めております! 本格的な始動は年明けからになると思いますが、全国を回ってお客様と触れ合い、直接作品のPRを行っていきたいと思います。
前回はオリジナル痛車を作って駆け回りましたが、今回はさすがにそこまで予算が回りませんでした!(涙)
でもいまよりもっと売れるブランドになったら、きっと新型痛車を作って大地を駆けさせたいと思います!

スタッフ一同今からマスターアップ直前の勢いで頑張っておりますので、年末の作品発表をお楽しみどうぞ!
それまでは開発BLOGとニコ生で情報をチェックしてみてください!

(文章:tone work's 丘野塔也)

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