2014年09月05日

マンガでわかる(かもしれない)金融商品の基礎知識同人誌 「サクラ姫ネリマ証券4」

サクラ姫ネリマ証券 サークルSIESTAのコミティア新刊『サクラ姫ネリマ証券4』が、ZIN秋葉原店に入荷してる。まえがきによると『(株式投資の)ゲームの特性について』を「前編 素人は負けるのか?」、「後編 プロなら勝てるのか?」のマンガで解説され、表紙は『マンガでわかる(かもしれない)金融商品の基礎知識』になってた。

サークルSIESTAのオリジナル同人誌 「サクラ姫ネリマ証券4 株式投資編2」

株式投資の敗者とは 「どうよダンナ、この“敗者”は」
「なるほど “敗者”のくせに儲かってるわけか」

「我々は、無意識の内に“普通のゲーム”のセオリーに縛られている
株式投資が相当に特異はゲームであるということだ」

サークルSIESTAのコミティア109新刊、オリジナル同人誌『サクラ姫ネリマ証券4 株式投資編2』が、COMIC ZIN秋葉原店に入荷してる(zin専売)。

同人誌「サクラ姫ネリマ証券」シリーズは、表紙が『マンガでわかる(かもしれない)金融商品の基礎知識』になっている、証券会社営業の「毛呂山さくら」(ケロ山)と、彼女が営業をかける高校時代の生徒会長(会長)、会長の元同級生・桃のやりとりで金融商品を解説した同人誌で、第一弾では「毎月分配型投信」や「個人向け国債」、第二弾は「外貨預金」、第三弾では「株式投資」をテーマにしていた。

コミティア109新刊の『サクラ姫ネリマ証券4 株式投資編2』では「Episode7 ゲームの特性・前編 素人は負けるのか?」、「Episonde8 ゲームの特性・後編 プロなら勝てるのか?」の2話構成で、株式投資の勝ち負けや、株式投資をゲームとして考えた時のルール、投資信託(ファンド)、"勝つ"と"儲かる"の違いなどを描かれ、補足解説も収録してる。

投資信託(ファンド)という商品があります。私のような「株のド素人」の代わりに「プロ」が運用してくれるという、大変心強く思える商品(サービス)でございます。さて、私が株式投資を始めた当時、とても不思議に思ったのが投資信託のカタログ(目論見書)の「市場平均を上回る運用を目指します」という文言。つまり、運用のプロともあろうお方が「平均点を超えたらいいなぁ」とか言ってるわけですよ。よくわからんが、どうやらプロでも平均点を超えるのは簡単ではないらしい。なぜだ? まえがき

なお、同人誌『サクラ姫ネリマ証券4』の感想には、同人誌とか読んだり?さん『今回は儲ける=運用資金が+になって返ってくる為の考え方の解説みたいな感じでしょうか。〜読み応えもバッチリなので、一冊ガッツリと楽しめる本でした♪』、天下無敵の独り言さん『漫画としても面白いですが、読むのにかなり頭を使う作品です。考えさせてくれる本は良い本です。証券投資というとなにがなんだかわけがわかんねえ世界ですが、わけがわかんねえだけに魔窟なんだなあ、と改めて思いました。』などがある。

サークルSIESTA / COMIC ZIN通販「サクラ姫ネリマ証券4」(専売)

「手数料がバカにならない
のよ、率にしたらマイナス
6%よ」
「“負けることが多い”
なんてことはほとんど
無いのデスよ」
「腑に落ちない 理屈の
上では“素人でも負けない”
はずなのに」
「見よ、この1年間の運用成績!年利60%ですよ!」
「プロが運用!これが
投資信託(ファンド)という
仕組みなのです!」
「“自称・儲かっているファンド”でも日経平均を引き算すれば実態がわかる」

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【関連リンク】
サークルSIESTA / Information / Twitter / pixiv
「サクラ姫ネリマ証券4」サンプル
新刊「サクラ姫ネリマ証券4」表紙でございます(pixiv)
COMIC ZIN通販「サクラ姫ネリマ証券4 株式投資編2」(専売)

ページ数もあり、文字もコマも多いので、読み応えもバッチリ
頭を使う作品です。考えさせてくれる本は良い本です



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