2016年04月25日

【コラム】 「やがて君になる」仲谷鳰x「あの娘にキスと白百合を」缶乃 スペシャル百合対談!

仲谷鳰の缶乃の百合対談 女の子同士の特別な関係を描くガールズラブ、すなわち「百合」ジャンルにおいて、今もっとも熱いと噂される漫画家同士の頂上対談がここに実現!!百合ジャンル界隈の最前線に立つ二人の漫画家・仲谷鳰先生缶乃先生による夢のコラボレーション対談をガッツリとお届け!(インタビュアー:かーずSP
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1巻が発売されると同時に.「すごい百合漫画がはじまった!」とTwitterなどSNSを中心に盛り上がり、Togetterまとめのビュー数も跳ね上がり、重版を続けて話題沸騰!「月刊コミック電撃大王」にて連載中仲谷鳰先生「やがて君になる」(略称:「やが君」)。

かたや、こちらも百合ファンへの浸透度はハンパではなく、すでにドラマCDが通算4枚リリースされていて、今年開催された百合展2016でもメインビジュアルを飾るなど、華々しい活躍を見せる「月刊コミックアライブ」の人気連載!缶乃先生の「少女」×「キス」で贈る青春群像物語「あの娘にキスと白百合を」(略称:「あのキス」)。

女の子同士の特別な関係を描くガールズラブ、すなわち「百合」ジャンルにおいて、今もっとも熱いと噂される漫画家同士の頂上対談がここに実現!!

今回は百合ジャンル界隈の最前線に立つ二人の漫画家・仲谷鳰先生缶乃先生による夢のコラボレーション対談をガッツリとお届け!

百合漫画を描く上でのこだわりから創作論のぶつけあい、「こんな作品に百合を感じた」など最近の百合事情まで、百合を背負って突き進む両先生に大いに語っていただいた。


『マリみて』から女児向けアニメまで、百合作品の昔と今

───本日は百合漫画を語る上では欠かせないお二人のビッグ対談ということで、お忙しい中、ありがとうございます。お二人の出会いは今日が初めてなのでしょうか?

仲谷鳰(以下、仲谷):先日池袋で行われた百合展2016で初めてお会いしたので、今回で二回目ですね。

缶乃:仲谷さんの漫画はクールな作風だったので、仲谷さんもクールな人なんじゃないかと思ってました。実際にお会いしたら、クールなんですけど優しい、とても素敵なお姉さんでした。

仲谷:えーっ! なんですかそれ(笑) 私はお会いするずっと前から、同人誌即売会で缶乃さんの同人誌を買ってますし、もちろん以前から存じあげてました。

缶乃:私も、仲谷さんの同人誌は『やがて君になる』連載前から読ませていただいてました。その同人誌の元ジャンルはそれほど詳しくなかったんですけど、メロンブックスさんのWEBサイトで特設ページも組まれていて「これは凄い漫画だぞ!」って、ジャンルをよく知らないにも関わらず買ったんですよ。

───連載以前からお互い認識していたんですね。缶乃さんが百合作品に興味を持ち始めたのはいつからなのでしょうか?

缶乃:高校生の時に読んだ『マリア様がみてる』(集英社)を読んだのがきっかけですね。そこまではこのジャンルにあまり興味がなかったんですが、この作品でハマりました。

仲谷:すごく王道の入り口! どのカップリングが好きなんですか?

缶乃:黄薔薇の由乃が一番好きで、カップリングだと令ちゃんと由乃ちゃんです。仲谷さんは『マリみて』読みましたか?

仲谷:百合の金字塔なので、まず教養として1巻を読みまして、面白かったんですけど、なかなか小説は時間が取れずに続きが読めずにいます。今でも少しずつ読んでいるところですね。

缶乃:ぜひ『レイニーブルー』まで読んでください。

仲谷:私、百合クラスタの中で使われる「レイニー止め」って言葉もまだ理解してないんですが……。

缶乃:まあそれは気にせず、『レイニーブルー』まで買って読んでください。

仲谷:わかりました、読みます。

缶乃:仲谷さんが最近良かった百合作品ってありますか?

仲谷前回のインタビューで『響け!ユーフォニアム』(原作:宝島社文庫 アニメは京都アニメーションが制作)が好きだって話をしたら、『あれは百合じゃない』っていう反応をいただいたんですが、途中で百合を感じられるシーンがあったら、私の中ではそれでOKだと思ってます。
もちろん全体を通してみると、『響け!ユーフォニアム』は百合作品とは呼ばないと思いますが、物語全体ではなくても、百合を感じられる部分があればそれでいいかなっていうスタンスです。

缶乃:わかります、私も同じです。例えば『プリキュア』(東映アニメーション)ってめっちゃ百合だと思って観てるんですけど、一番好きなのは『ドキドキ!プリキュア』で、その中に菱川 六花(ひしかわ りっか)って子がいて……。

仲谷:菱川かー!

缶乃:六花は主人公の相田 マナ(あいだ マナ)の相方なんですが、マナが他のキャラクターといろんな関係を作っていく事に嫉妬して悩むんですよね。自分が小学生の時に見てたら友達相手にもそういう気持ちになるだろうなって感情移入してたと思うんですけど、大人になってから観ると、めっちゃ百合だな!って。

仲谷:あはは(笑) 元から百合として描かれるものよりも、一般作品から百合を見出すほうが楽しいんですか?

缶乃:わりと最近そうなった感じです。前は百合作品を意識して百合姫コミックスなどを読んでいました。百合作品と呼ばれるものを選んで読んでいたのが、このごろは百合と謳っていない作品からも、百合を探すようになりました。

仲谷:缶乃さんの変化は『あのキス』を描き始めてからですか?

缶乃:んーどうかな。最近は『きらら』(芳文社)さんでやっているような4コマを読んで百合を感じるのが好きなんですけど、年齢を重ねると、シリアスで重いものを見るのが疲れてきたって事が関係してるのかもしれません。『あのキス』を描き始めてからというよりは、加齢による何か(笑)
こじらせて面倒くさい漫画が読みたい時と、そういうのは全部ナシにして何も考えずに読めるラブコメが読みたい時があって、今は後者の時期ですね。

仲谷:私は、百合作品を描き始めてから、他の百合作品を気にするようになったんですけど、缶乃さんは『あのキス』連載以降で百合アンテナの感度が変わったりはしましたか?

缶乃:特に変わったりはしてませんね。元々、百合好きに目覚める前から男女問わず同性同士の恋愛が好きだったので、それと女児向けアニメを見て百合だって思うのと、あまり感覚的に変わりはないですね。

仲谷::私もたぶん同じ感覚だと思います、百合好きというよりカップリング好きっていうことですよね。

缶乃:はい、カップリングが好きですね。BLと百合って、割りと兼ねてる人って多いですよね。

■男女でもBLでもなく、なぜ百合を描き続けるのか

───ではなぜ、BLではなく百合を描かれるのでしょうか?

缶乃:私は表情を描くのが好きで、感極まった表情を描くなら女の子の方が楽しいからです。しかも女の子が二人いたら、二倍でラッキーみたいな(笑)
私は恋愛そのものというよりは、恋愛に近い、もしかして違うかもしれないっていう曖昧な関係が好きなんです。でもそれを男女で描くと、ほとんどの読み手にこれは恋愛だと認識されてしまいます。その点女の子同士だと、もう少しフラットに見てもらえるかなっていう気持ちがあったりします。そういう意味では男性同士でもいいのかもしれませんが、女の子の方が描いてて楽しいなって(笑)

仲谷:『あのキス』は「恋愛」とか「恋」って本編では言葉として使わないですよね、そこは意識的にそうしているんですか?

缶乃:意識的に排除してるよりは、結果的にそうなっている感じですね。仲谷さんはどうして女の子同士の漫画を描かれているんですか?

仲谷:可愛い子と可愛い子が、可愛い事をしてたほうが可愛いじゃんって。

缶乃:私とめっちゃ同じですね!(笑)

仲谷:缶乃さんの方がもっとカッコいい言い方でしたが(笑)

缶乃:でも『やが君』の槙くんって男性じゃないですか、仲谷さんは百合作品で男性を出さないようにしようとは思わなかったんですか?

仲谷:思いませんでした。以前電撃オンラインさんのインタビューでは「男性もいる世界観の中で、あえて女の子を選んだ形で描きたい」って答えたんですが、「女の子だから好き」っていう子もいれば、「好きになったのがたまたま女の子だった」って子もいると思うんです。そういうところも含めてキャラの人格や個性を描きたかったので、それは男性もいる世界じゃないと描けないかなって思いました。缶乃さん的には、『やがて君になる』に男キャラがメインで存在するのってどう思います?

缶乃:槙くんは恋愛に直接絡んでこない立ち位置なので、あまり男とか女とか、今のところ意識して見ていませんでした。これが七海先輩や侑ちゃんにわかりやすくアプローチしてたら「男だな」って感じたと思うんですけど、今のところはそういうアクションを起こしてませんし、他の女の子に矢印を出してるわけじゃないので。

仲谷:なるほど、それは新鮮な感想です。

缶乃:槙くんについては受けだと思ってるだけです、堂島くん攻めの槙くん受け。

仲谷:ありがとうございます……って、あれ?(笑) 逆に『あのキス』には男性はまったく出てきませんよね。

缶乃:はい、連載開始時に、男の人は出さないようにしようと決まったんです。

■どこにキスするかは
それぞれ意味を込めて描いてます(缶乃)

仲谷:タイトルに「百合」を入れるのって挑戦的というか、勇気がいりませんでしたか?

缶乃:「百合です」って言っておかないと本来手に取って欲しい読者さんに届かないんじゃないかと思って。手に取ってもらうためには言っておこうと。内容的にも「百合」と「キス」がテーマなので、その二つのワードはタイトルに入れようと思っていて、一番語呂が良かったタイトル候補が『あの娘にキスと白百合を』だったんです。『やがて君になる』っていうタイトルはどうやって決めたんですか?

仲谷:タイトルに意味はしっかり込めていますが、候補の中でもなんとなく百合作品っぽい雰囲気のあるタイトルを選びました。1巻を出す時に百合好きにちゃんと届くように、(二人の女の子が見つめ合っている)表紙の絵の感じとか、帯の文章とか、百合感を出していこうっていうのは意識的にやりました。

缶乃:でもタイトルには込めなかったんですね。

仲谷:はい、でも百合好きな方には「『やがて君になる』ってタイトルは凄く百合だよね」ってよく言われるんですが、「入れ替わりものかと思った」って言われたりもします。

缶乃:「徐々にお前になっていく」みたいなホラーな感じ(笑)

仲谷:そうそう(笑) 『あのキス』では、一話一キスが確定してますよね。

缶乃:ええ、毎回キスシーンを入れようって言ったのは編集さんで、見せ場を作るのに、百合漫画ならキスシーンを入れるのがセールスポイントかなと(笑)

仲谷:わかります、キスの部位にもこだわってらっしゃるなあって。

缶乃:キスする場所には何かの意味はあるべきだと思っていて、それぞれ意図は込めてます。そういうのを一つづつ、編集さんが「キス」リストっていうのをExcelで作っていて、誰がどこにキスしたのかっていうのを表にしているんですよ。3巻の「つま先へのキスは服従を示す」とか(笑)

仲谷:「キス」リストがあるんですか、めっちゃ面白い! でもExcelって言われるとキスの情緒もなくなるっていうか(笑)

缶乃:「第○話で誰がどこにキスしたか」っていうのが続いていて、20話位になると、もうキスする場所がなくなってるよっていう(笑)

仲谷:キスにもバリエーション出していかないと、みたいな。私の方はまだ2回しかキスシーンを描いてないんですけど、やっぱり「ここが見せ場だ!」って威力があるので、そこに焦点が行くように盛り上げてます。格闘ゲームの必殺技みたいに、絶対当たるところまで持っていってから放つ感じで。

■親友が新しく入ってきた子に嫉妬しちゃう
「こじらせ」が好きなんです

───仲谷さんは『やが君』を描き始める前、『あのキス』を意識しましたか?

仲谷:やっぱり百合漫画を描く時点で『あのキス』は無視できない存在に既になっていましたから、自分の連載を作るに当たって精読させていただいています。そこは置いておいても、『あのキス』を手にとったときの、最初の感想は「やっぱりこの人すごく上手いー!」って(笑)

缶乃:いえいえ! ありがとうございます(笑)

仲谷:私の中では、少女漫画風じゃない百合漫画というのが新鮮でした。恋愛がテーマではあるんですけど、表現や線がカッチリしている感じとか、コマ割りが少年漫画寄りというか。自分も割と、そういう所では少年漫画的に描いている部分が多いので、共通するところがあるのかなと思って見ていました。

缶乃:私はあまり少年漫画を読まずに育ってきて、どちらかというと少女漫画ばかり読んでいたんですが、絵が少女漫画っぽくないのは自分でも思うので、そういう意見を聞くと、やっぱりなって感じです。

仲谷:私にはそこが読みやすいポイントなんですよ。なので百合作品でこういうのが出てきてくれて嬉しいです!

缶乃:私も『やがて君になる』の第1話を読んだ時にまず「絵がすごい上手い!」と思ったのと、第1話では侑ちゃんが男子からの告白をどうするかって話だったので、ここからどういう百合漫画になっていくんだろうって思ってドキドキしてました。
1巻全部を読ませていただいた感想としては、七海先輩を応援したい自分と、恋する気持ちを理解できない侑ちゃんの気持ちに共感するっていう、二つの気持ちになってます。たぶん私が侑ちゃんの立場だったら、七海先輩すごい怖いだろうなって思うんですよ。自分は「わからない」って言ってるのにすごくぐいぐいくる。なのに受け入れていく侑ちゃんは、すごく優しい子だなって思いながら読んでます。

「やがて君になる」のワンシーン

仲谷:なるほど(笑)

缶乃:でも七海先輩には「先輩、めっちゃ頑張って!」って、ウチワを仰いで百合の炎を盛り上げたい的な(笑) 具体的には、七海先輩が侑ちゃんの家に行った時の話は全部好きですね! でも女の子も好きな人の家に行ったら、ああいう感じになるんじゃないかな。

仲谷:そう言ってもらえて良かったです(笑)

缶乃:あと私、佐伯先輩が気になるんですよ。佐伯先輩は、七海先輩が選挙の応援演説に侑ちゃんを選んで、親友の自分が頼りにされてないのかもしれないって不安を抱いていたと思うんですけど、そういう「こじらせ」は好きですね(笑)

「やがて君になる」佐伯沙弥香

仲谷:やっぱり「こじらせ」好きですか! 私も「あのキス」の十和子が好きです(笑) 私はこじらせないと物語が描けないところがあるんですけど、『あのキス』は素直に明るくキラキラしてる中に、意外とこじらせてる部分を持っている子がいるのが意外というか。難しい感情を描きつつ、爽やかに仕上げているのが魅力的だと感じます。

缶乃:『あのキス』は1巻5話分で話にケリを付けると自分で決めているので、あまりこじらせすぎるとその中で話が終わらないので、十和子の出てくる3巻で、こじらせた面白味を全部描くのは難しいと感じました。なので佐伯先輩のようなポジションの子はすごい好きなんですよ……っていうのは、さっき『ドキドキプリキュア』で菱川が好きって言った時点で、もうバレてると思うんですけど(笑)

仲谷:はい(笑)

缶乃:なので、佐伯先輩がこれから二人にどう絡んでくるのか楽しみです。

仲谷:「沙弥香=菱川」って結構言われるんですけど、菱川の声優は寿美菜子さんで、今回『やがて君になる』のPVを作っていただいたんですが、七海燈子の声が寿さんなんですよ。

缶乃:ええ。なので『やがて君になる』のPV拝見した時に、「寿さんだ、やったー!」とガッツポーズでした(笑)

───キャラに声がついた時のお気持ちってどうでしたか?

仲谷:声はイメージ通りでした。今までは描いている時に、キャラの声って私の中では具体的じゃなかったんですが、PVで声がついてからは、ネームする時でも脳内で喋っているのが声優さんのイメージになりましたね。『あのキス』もドラマCDが出てますけど、どうでしたか?

缶乃:私の中では元々、喋ってたキャラと喋ってなかったキャラがいて、喋っていたキャラは「これで私の中にある声のイメージが読者に伝えられる」と思って嬉しかったです。喋ってなかったキャラは、「こういう声で喋ってたのか」と新鮮な気持ちでした。
黒沢ゆりねはずっとドラマCDが決まる前から水橋さんの声で喋ってたので、「これをみんなにも伝えられるな」って。白峰あやかは脳内で喋ってなかったので「ああー! こういう声だったのか、白峰可愛い」って感じです(笑) ドラマCDができる前後でキャラのイメージが変わることはないんですけど、でも収録直後は描いてるキャラはその声で喋ってました、今はだいぶ落ち着いてきましたけど。

■仲谷鳰と缶乃、仕事のスタンスは共通してる!?

缶乃:仲谷さんの漫画、ほんとに絵が上手いなって思うんですが、これアシスタントは使われてます?

仲谷:いえ、一人で描いてます。

缶乃:背景も含めて、これ全部一人で描いてるんですか? すごい……。

仲谷:缶乃さんはアシスタントさんを雇われているんですか?

缶乃:たまに友達に手伝ってもらうんですけど、私も基本は一人です。あまり知らない人と一緒に漫画を描くのが怖くて……人見知りが原因なんですが(笑)

仲谷:すごくわかります! 私も人見知りなので……。単純に人とコミュニケーションを取るのが苦手というのと、自分の仕事は全部自分でコントロールしたいって、どうしても思ってしまって。仕事で漫画を描いていくにはあまり良いことではないんだろうと自覚してるんですけど。

缶乃:大人っぽいコメントですね。

仲谷:言ってることは凄い子供なんですけどね(笑)「コミュニケーション取れないから一人がいい!」って(笑)

缶乃:あはは(笑)

仲谷:でもこれ一人ですか、凄いなあ。『あのキス』は背景も丁寧に描き込んでありますよね。

「あの娘にキスと白百合を」より

缶乃:私は空白恐怖症みたいなところがあって、余白があると埋めちゃうんです。むしろ仲谷さんの画面は余白も画面の構成要素として綺麗に使っていて、いいなって思っています。

「やがて君になる」より

仲谷:ありがとうございます! 私も聞きたいことがあるんですが、『あのキス』って第1話の扉絵でキャラをいっぱい描かれているじゃないですか。後ろの方に4巻でようやく出番が回ってくる町田郁がいるんですよね。群像劇を描かれる上で、最初にどこまで考えていたのかって気になっていたんです。

「あの娘にキスと白百合を」第1話扉絵

缶乃:郁は特例ですね。最初から出そうと思っていてエピソードも考えていたんですけど、優先度がそれほど高くなかったので、後回しになっていったんです。2巻3巻で連載が終わるなら登場しないつもりだったんですが、4巻まで続けられたので出せたんですね。なので、そんなに先まで考えているわけじゃありません(笑)

仲谷:そうなんですね。園芸部と天文部の話も、全部が綺麗に繋がっているから、最初から考えていたのかなって。

缶乃:いき当たりばったりなんですけど、そう見えていたら嬉しいです(笑)

───今日は二人でたくさん話してみて、いかがでしたか?

仲谷:そもそも前からファンなので、馴れ馴れしくお話してしまってすいませんみたいな。

缶乃:いえいえ、ありがとうございます。『やがて君になる』はクールな画面という印象だったので、仲谷さんもクールな人で「こんな軽薄な漫画を描く人は知らないわよ」って言われたらどうしようと思っていたんですけど、優しい方で嬉しかったです(笑)

仲谷:軽薄って! 言うわけ無いです! 今回はお話しする機会を頂いてありがとうございました。『あのキス』の好きなところや好きなキャラをお伝えできたのでファンとして満足です…。『あのキス』と『やが君』では百合漫画というくくりでも違う部分が結構あると思っていたんですが、缶乃さんご自身とは自分と共通するところが意外に多くて嬉しかったです。
やが君もあのキスに負けないように頑張りますので、どちらもよろしくお願いします!

───本日はありがとうございました。

インタビュアー:かーず(かーずSP


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