2016年10月10日

【コラム】 TVアニメ「奇異太郎少年の妖怪絵日記」奇異太郎役・五十嵐裕美さんインタビュー!

アニメ「奇異太郎少年の妖怪絵日記」 五十嵐裕美インタビュー こんにちは。マイクロマガジン社の宣伝担当Mです。10月5日より放送スタートしたTVアニメ「奇異太郎少年の妖怪絵日記」。今回は、主人公・奇異太郎の声優を担当して頂いた五十嵐裕美さんにインタビューしてきました。
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■奇異太郎役・五十嵐裕美さんインタビュー
奇異太郎役・五十嵐裕美さん

──原作の印象を教えてください。

五十嵐裕美さん(以下、五十嵐):原作コミックは絵日記というだけあって、起きたことを奇異太郎が振り返るという形の一人称です。他のキャラクターがしゃべったことも、奇異太郎が後から思い出しているという視点というのがすごく面白かったです。そして1ページに1枚のイラストと文章というのも、絵本のようで面白いと思いました。

ただ、原作は一度起きた出来事を振り返るという、奇異太郎が一歩引いた視点で描かれているんですが、アニメは出来事が起きた瞬間という視点で描かれているので、達観したような原作の奇異太郎よりも表情やリアクションが激しいんです。

原作のような「ということがあった」というよりは、「今起きてるんだよ!」というテンションの時があるので、原作のノリとアニメのノリは変わってくるなとは思いました。

──奇異太郎を演じるうえで心掛けたことや大変だった点を教えてください。

五十嵐:ショートアニメなので、タイトなスピード感に追いついていくことが大変でした(笑)。また他の妖怪がすごいテンションなので、こちらの演技も家でひとりで練習している時とはまた違ってきますね。

演技に関しては、音響監督さんからは一線を引いてるようなクール感を出したり、やる気がないようなダウナーな部分を出してくださいと言われたりしたんですが、奇異太郎くんは奇行に走るというか、私の予想の上をいく行動をとることが多い変なキャラなので、見た目はクールなのにやっていることは全然クールじゃないというギャップが難しかったですね(苦笑)。

つい格好良くやろうとしちゃうと違うキャラになっちゃう。

──特に奇異太郎が歌いながら服を脱ぐシーンは、苦戦されていたように見えましたが……。

五十嵐:そうなんですよ。やっぱり最初は結構ダウナーなキャラで押していたんですが、そうすると「もっとテンション高めに!」という指示がきて、「あれ? ダウナーなのにもっとテンションを上げるの?」みたいに不思議な気持ちになってしまって……。

私はわりと型にはめがちなので、奇異太郎くんは演じるのが難しいキャラクターでしたね。逆にそこが面白くもあるんですが。

■意外なことに、本作がアニメ初主役

──五十嵐さんの演じるキャラクターで、男の子役というのは珍しいような気もします。

五十嵐:私、声優をやり始めた頃はもらう名前ありのキャラクターが、ほとんど男の子だったんです。その後、小さい女の子もやるようになって、いつの間にか女性キャラクターばかりになったという感じなので、実は久しぶりの男の子役なんです。

そして、なんと今回がアニメで初めての主役です。自分は主役をやることなくこの業界を去る、と言っていたくらいなんです(笑)。

今までいろんな主役を演じられる方を「荷が重そうだな」と思いながら見ていたんですが、やっぱり荷が重いですね。やっぱり主役の器のある人ってすごいと思います。主役はセリフの量も多いですし、それをやり抜く精神力とかパワーみたいなものは、今まで自分が使ってきていないエネルギーなので、本作を通じてちゃんと身に着けていきたいですね。

全部終わった時に、ちゃんと座長として立てていられたらいいなと思いますけど、……いやー今日は反省点がいっぱいですね(苦笑)。

──奇異太郎は色々な妖怪と出会うキャラクターですが、本作に登場する気になる妖怪はいますか?

五十嵐:個人的に気になる妖怪は雪ん子ですね。かわいいと思います。あと、あまり元気がないキャラが好きなんです(笑)。はかない感じがすごく好きですね。

──妖怪に関するエピソードなどはありますか?

五十嵐:私のあだ名が「ゆきんこ」っていうんですが、狐面の女を演じている喜多村英梨さんが「肌が白い」「北海道出身」というざっくりした連想ゲームみたいな感じでつけてくれたあだ名なんですよ。私の父がそれを聞いた時に「ゆきんこって妖怪じゃん!」って言って、「え?そうなの?」って思ったのを思い出しました(笑)。

本当に喜多村さんにはいつもお世話になっていて、今回ご一緒できるということでずっとドキドキしていました。アフレコの前に、とりあえず「ご迷惑をおかけするかもしれませんが……」ってLINEを送ったりしました。

■ぞっとする怖い話が……入るはずのない猫の鳴き声が!

──ちなみに、実際に妖怪を見たり存在を感じたことはありますか?

五十嵐:ホラー作品をやっていた時期に別件でレコーディングをしていたら、そこにいるはずのない猫の声が入っていたことがります。それで「何だったんだろうね」って言いながらマネージャーさんと外に出たら、そこに猫がいたんです! でもそのスタジオで飼っていたのは犬だし……。っていう経験があります。

そのほかにもオーディションテープを録っている時、私にだけノイズが入っていたりとか、ホラー作品をやっている時は何かとあるので、やっぱり「そういう存在」ってあるのかなと思いますね。『奇異太郎少年の妖怪絵日記』を始めてからは、まだそういう経験はしていないんですが、作品が作品だけに何か面白いことが起きると楽しいんですが(笑)。

──それでは最後に視聴者の皆さんへのコメントをお願いいたします。

五十嵐:原作は原作ならではの良さがあるんですが、アニメでは同じシーンなんだけど発信の仕方が違っています。原作は奇異太郎の一人称視点で進んでいくのに対し、アニメではみんなで一緒にいるわちゃわちゃ感を楽しんでいただけるので、アニメを見た後で原作を読んでみると、本当に「絵日記」を読んでいるような気持ちになれると思います。

別のアプローチで同じシーンを描くというのが面白いので、原作ファンの方もまた新たな気持ちで楽しんでいただけると思います。ぜひよろしくお願いいたします。

■アニメ放送中!1話はニコニコ動画で無料公開

いかがでしたでしょうか。五十嵐裕美さんのアニメ初主演となる「奇異太郎少年の妖怪絵日記」は、TOKYO MXにて毎週水曜日22時33分〜、サンテレビにて毎週水曜日24時03分〜から放送中です。

ニコニコ動画では第1話が無料放送されておりますので、「観てみようかな」と思っていただいた方は、下記より御覧ください!

次回は、すず役の仲田ありささんにインタビューいたします。乞うご期待!

(C)影山理一 / マイクロマガジン社・奇異太郎少年の妖怪絵日記制作委員会


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