2017年04月03日

【コラム】 ゲーマー必見!ポーカーを題材に少年少女たちの頭脳バトルを描く知的エンタメ青春小説「スクールポーカーウォーズ」!

維羽裕介「スクールポーカーウォーズ」 はい。どうもお久しぶりです!集英社Jブックス編集部 幻のシックスマンOです。フレッシュな気配につつまれたこの時期には、自分たちの淡い青春時代を思い出し、初心の心を取り戻してみては?今回はポーカーを題材とした知的エンタメ青春小説「スクールポーカーウォーズ」をピックアップ!
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今回とりあげるのは、確率を武器に戦う少年少女たちの青春を『さわやか』かつ『熱く』描いた傑作ポーカー小説「スクールポーカーウォーズ」(以下、スクポ)。

ポーカーという『知的』な題材に対し、『青春』・『熱血』といった一見相反する要素を上手く盛り込んだこの作品の魅力をご紹介いたします!

著:維羽裕介 イラスト:平沢下戸 「スクールポーカーウォーズ」
ポーカーに青春を賭ける少年少女たちを熱く描く (画像は発売中の1巻)

ってなわけで、今回も担当編集を直撃!「ガールズロボティクス」の回にも登場したJブックス1のサブカルキングS氏に話を聞いたっ!!

「スクールポーカーウォーズ」担当・サブカル大好き編集のS氏
自身もポーカーが大好きなプレイヤー
もちろんお金を賭けたことはありません!!ストップ賭けポーカー!!

――さっそくですが、作品のあらすじを教えて下さい!

S 『スクールポーカーウォーズ』の主人公である14歳の中学生・浦原甚助(以下、浦原)が通う学校ではポーカーが大流行しています。しかも、そこでは、学校を挙げて大々的に、サークルを組んでポーカーをすることが推奨されているんです。ただし、その裏には、数年前のとある事件がきっかけとなっていた…。

というのが、話の前提です。そしてそんな学校に、転校生の少女・江頭妙子(以下、江頭)が現れます。彼女にはこの学校のポーカーを牛耳る伝説サークルをどうしても倒したい理由があり、そこで、学校のぼっちだった主人公とチームを組むことになるんです。

その伝説サークルっていうのが、江頭のお兄さんがどうも創設に関わっていて、この学校でポーカーができるようになった裏にはいったい何があったのか? という謎を解くために、ポーカーで勝負をしていく話です

浦原甚助と江頭妙子。この2人の出会いによって物語は大きく動き出す

――熱い展開! でも、ポーカーって、「青春」とか「熱血」とは対極にありそうですよね。

S たしかにポーカーというのはギャンブルのイメージがありますね。この小説ではチップや手札で駆け引きを仕掛け、バンバン上をめざしていくんで、そこが青春スポーツ的に熱いところですね。その駆け引きの様子もスリリングな心理戦とミステリ的な手順で敵を制していくんで、すっごい読み応えがありますよ。

――たしかに読んでみると、すごいスポーツ的な熱さでした。

S 頭脳スポーツではあるんですが、チーム戦なので、友情だったりといった青春スポ根ものとしても、楽しめると思います。浦原と江頭、この2人がどうにかなるのかは読んでみてのお楽しみで!

――変わった立ち位置の作品ですが、立ち上げようと思ったきっかけは?

S 実は、元々作者である維羽裕介さんがkindleで自費出版をしていた小説でなんです。

僕はポーカープレイヤーなので、ポーカーの面白い話はないかと探していました。海外の作品だとたくさんあるんですけど、日本にはあまりなくて。そんな時、見つけたこの作品を読んで「これだっ!」って思い、すぐに維羽さんにコンタクトを取りました。日本だと“ファイブドローポーカー”が主流なのですが、ここで扱っているのは“テキサス・ホールデムポーカー”という世界では主流のルールで。世界スタンダードのポーカー小説が日本にある!ってのも驚きでしたね。

――では、海外のカジノにいったら基本的にはテキサス・ホールデムになるわけですか?

S そうですね。違うルールのものも遊ばれていたりはするのですが、一番メジャーなのはテキサス・ホールデムです。

――カジノ法案の成立とかもあって、もしかしたら、日本でもメジャーになる可能性もあるかも!?

S はい。カジノ法案の成立でカジノゲーム全般が盛り上がってきてますからね。ゲーマーのみなさんは、青田買いのつもりで、今から覚えておくことをオススメします!

――スタートダッシュで巨万の富を得られるかもですね(笑)。ちなみに『スクポ』を呼んだら、ポーカーのルールを覚えられたりするんですか?

S 覚えられます!ルールもわかりやすくコラムにまとめて、用語集とかもついていますし。しかも、「教本代わりに使えます」というお墨付きをポーカーのプロからもいただいておりますのでオススメできるかと思います。
家のベットでレバーをいじってばっかのぼっちたちも、ポーカーをきっかけに、ぜひ外でベットしてみてください!

――はい、がんばります…。話は作品の内容に戻りますが、読んだ時に何が一番おもしろいと思ったのですか?

S 僕はキャラクターだと思っていて、この浦原君という主人公がとんでもなく自分のことばっかり考えているキャラクターなんです。そんな彼が自分の過去に犯してしまった失敗により、ずっとぼっちの状態が続いている。でも、そのぼっちが何かのきっかけで変われるんだということを示していく話なので、そこがまず共感できるポイントなんじゃないかなと思います。

で、そんなぼっちのもとに集まってくるキャラクターたちも個性的で面白いポイントです。だから“ぼっちがぼっちから脱出する”サクセスストーリーでもありますね。

――ぼくもぼっちぎみなので、染みてきます(笑)。

S しかも、転校生の江頭さんがバリバリチーム作りを手伝ってくれるわけです。ですので、超ひっぱり型の少女に引っ張り回されるという快感もあるかなと思います。そんな意味で、ひとりぼっちのドM読者にはオススメですね!ドM男子でも何かきっかけがあれば外に出れるんです!

超ひっぱり型の江頭さんに、引っ張りまわされる浦原
ドM男子にはたまらない!?

――(笑)。ひきこもりに悩んでる方はぜひ一読を!!ちなみに、『スクポ』はイラストも特徴的かと思います。さわやかでおしゃれ。イラストレーターさんを選んだ理由は?

S 『スクールポーカーウォーズ』のイラストは平沢下戸さん。平沢さんの作品がものすごく好きだったんです。キャラクターを描くのが上手なことに加え、構図的なセンスがすごく光る方。だから、ポーカーに読者の方が憧れるようなイラストを描いてくれるんじゃないかなと思ってお声がけしました。

平沢下戸先生の超美麗ピンナップも収録!
独特のアングルで描かれたイラストはさわやかでおしゃれ!!

――たしかに、表紙も目を惹くし、めっちゃハマッてました! つづいて、お気に入りのシーンを教えて下さい!

S 1巻目のラストですね。メンバーの五人が揃った時に江頭さんの宣言がチームをめちゃめちゃ引っ張ってくれる統率力のある言葉で、モチベーションをすっごいあげてくれるんですよね。この人のためになら頑張れると、読んでるこちらにも思わせてくれるシーンで、そこが大好きです!

――いいですね〜、引っ張ってくれる女のコ。そんな、『スクポ』は文庫でも発売されてるんですよね?

S はい、ご縁があって新潮文庫から「女王のポーカー」という名前でJブックス版の1巻・2巻の内容をほとんどそのまま、お手に取りやすいサイズで新潮文庫から出ております。

なので、お手に取りやすい新潮文庫版。挿絵も入ったJブックス版。という選択肢があります!

こちらが新潮文庫版(2巻)の表紙。ぜひ、チェックを!!

――最後に、これからの展開を教えて下さい!

S 今年の夏、ついに第3巻を刊行します! ぜひ、チェックしていただければ!

――ありがとうございました。ひきもりに悩んでるドM男子のあなた!桜満開!春という出会いの季節に『スクポ』を読んで外に飛び出してみてはいかがでしょうか!!

S ぜひぜひ。読んでいただければ、飛び出せるはずです!

――ちなみにですが、Sさんも休日は家を飛び出してポーカーを?

S もっぱら家でネトゲ三昧ですね。

――説得力ゼロ!!


「スクールポーカーウォーズ」2巻書影
共に発売中 B6判/定価:(各)1,200円+税

さらに詳しい情報は特設サイトに掲載中!!

集英社ジャンプJブックス編集部 シックスマンO


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