2018年01月14日

【コラム】 文房具は恋人だった!? 「文野さんの文具な日常」第2巻

榎本あかまる「文野さんの文具な日常」2巻コミックゼノンWEBコミックぜにょん編集部のYです。【THE 他力本願コラム】第5回は、みなさんが一度は目にしたことのある文房具満載でお送りする「文野さんの文具な日常」をお届け!少年少女だった在りしの日の記憶が、きっと蘇ってくるはずです!
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今回は新宿ゴールデン街でマンガが読めるバー『bar図書室』のマスター・「のんちゃん」こと岡部愛さんがお贈りいたします!




かつて、使ってるだけで可愛い!持ってるだけで人気者!休み時間はみんなで持ち寄って遊ぶ!という文具たちが存在した。今のシンプルかつ高機能なステーショナリーに馴染みのある若者には伝わらないであろう。これなんの役に立つの?!みたいなおもちゃとも思える文具に憧れた昭和の時代があったのである。

この漫画はそんな昭和文具に魅せられ、隙をみてはそれらをオフィスの隅で遊ぶ新入社員の文野さんと、それを横目に毎回懐かしさでワクワクさせられる主人公牧田のオフィスライフの話である。

業務の都合上、離れ小島で2人席になってしまった牧田の隣席は、いつ何時も動かない表情と鉄壁の塩対応として恐れられている新入社員の文野さん。


文野さんの文具な日常

文野さんへとっつきにくい気まずさを感じていた牧田であったが、ある時文野さんが使っている文具に目が止まった。

ロケット鉛筆

彼女が手にしていたのはロケット鉛筆である。これを読んでいる君はロケット鉛筆なるものを知っているだろうか?もちろん私は知ってる。小学生の時、クラスの誰もが持っていたのではないだろうか?20年近くぶりにロケット鉛筆って目にしたかも…。

35歳の牧田も同然に「めちゃくちゃ久しぶりに見た…!」と声を出さないにしても衝撃を受ける。そして一瞬にして昔の記憶が蘇ってくるようである。勝手に隣で思いをはせソワソワしている牧田の横で、全く気づかないほどに文野さんはロケット鉛筆に夢中である。

はじめは業務で利用していたロケット鉛筆だったが、どんどんそれをいじることに夢中になっていく。その彼女の表情は普段の無表情ではなく、見たことのない喜怒哀楽のあるイキイキとした表情であった。

満足げに笑みを浮かべた文野さんに思わず驚いて、声を上げてしまう牧田。気づいた文野さんはいつも通りの無表情でこちらを見て、素っ気ない一言を発する。レアなものを見たなと牧田は思うのであった。

この漫画では各話で懐かしの文具が文野さんの遊び道具として紹介される。ロケット鉛筆の他に多機能筆箱やまとまるくん、スーパーカー消しゴムなどなど、牧田の気持ちとリンクして懐かしむことができるはず。私も思わず、多機能筆箱を触ってる文野さんに羨ましい!と思ったところで共感してしまった。今すぐにでも触りたいと思った。

まとまるくん


スーパー消しゴム

またその文具たちに夢中になっている文野さんのことがどんどん可愛く見えてくるはず。普段誰にも見せない警戒心のない彼女の表情…それはまるで、普段はツンツンしている彼女が彼氏(文具)の前でしか見せないデレデレの表情!そんな表情を隣で独り占めできちゃうなんて、目が離せないに決まってる!

それにしても文野さんはどこでこの懐かしの文具を手に入れてるんですかね?多機能筆箱とか、もうほとんど売ってなくて手に入らないはずなのに…私はこれを読んでどーしてもミルキーペンが使いたくなったので文房具屋さんへ行ったのですが、売っておらず。悲しい〜。文野さんの入手方法も知りたいところです!


第2巻では食べ物消しゴムやにおい玉も登場します!「懐かし文具×美女のデレ顔」をぜひお楽しみください!

それでは、また次回、お会いしましょう!

コミックゼノンWEBコミックぜにょん編集部 Y / ライター:岡部愛さん


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