2019年01月11日

さよならローズガーデン1巻 「異国間百合、お嬢さまとメイド、文学少女」

毒田ペパ子「さよならローズガーデン」1巻 毒田ペパ子氏のコミックス「さよならローズガーデン」1巻【AA】が10日に発売になった。1900年のイギリスを舞台にし、裏表紙は『薔薇の庭で綴られる秘密の物語』で、KONの徒然日記 新館さんの感想『異国間百合、お嬢さまとメイド、文学少女…色々な要素が美麗な絵柄に盛り込まれています』などがある。
-

毒田ペパ子のm漫画「さよならローズガーデン」1巻
毒田ペパ子氏のコミックス「さよならローズガーデン」1巻【AA】発売
「わたしをころし(たすけ)て。時代の荊が苛むとしてもわたしは、あなたを」

「この国は…っ日本とは違うと思ったのに…っ!私はバカにされるために海を渡ったんじゃない…っ」
舞台は1900年のイギリス 「この国は…っ日本とは違うと思ったのに…っ!
私はバカにされるために海を渡ったんじゃない…っ」

「…あなた、他に行くあてはあるの?ないなら私の家にいらっしゃい。あなたの涙を止めてあげられるかもしれない」
「…あなた、他に行くあてはあるの?ないなら私の家にいらっしゃい。
あなたの涙を止めてあげられるかもしれない」

「ここはローズバロウハウス。歴代のブランドン伯爵が受け継いできた館よ」
「ここはローズバロウハウス。歴代のブランドン伯爵が受け継いできた館よ」
COMIC ZIN秋葉原店
特典:イラストカード
とらのあな秋葉原店A
特典:イラストカード
メロンブックス秋葉原1号店
特典:イラストカード

毒田ペパ子氏がpixivコミック内「マグシブ」で連載されているコミックス「さよならローズガーデン」1巻【AA】が、10日に発売になった。

『さよならローズガーデン』は、コミックナタリーによると『1900年のイギリスを舞台にした本作は、憧れの作家に師事するため、1人で渡英してきた九條華子が主人公。出版社に行っても門前払いされ、拠り所のなくなった彼女は、偶然出会った貴族令嬢アリス・ダグラスのもとでメイドとして仕えることになる。そんなある日、華子はアリスから「私を殺して」と思いもよらない言葉を言い渡され…』で始まるお話で、今回発売になったコミックス「さよならローズガーデン」1巻【AA】には第1話〜第5話や、オマケ漫画「メイド服っていいよね!」を収録。

発売日のアキバには、販促POPや毒田ペパ子氏のサイン色紙もあり、とら秋葉原店AのPOPは『憧れを持って渡英した日本人女性へ交す、貴族令嬢による禁断の約束。叶ったら2度と会えない“社会の荊”が邪魔する、19世紀の華麗で痛い秘密の日々!』で、オビ謳い文句は『わたしをころし(たすけ)て。時代の荊が苛むとしても、わたしは、あなたを――』、裏表紙は『薔薇の庭で綴られる、わたしたちの秘密の物語』になってた。

1900年イギリス。愛が、家族が、社会が荊だった頃。憧れの作家に師事するため渡英した九條華子。拠り所のない彼女をメイドに雇った貴族令嬢アリス・ダグラスにはある思惑があった。「私を殺して」。アリスの切なる願い、華子はその真意を探るが―― 裏表紙

「さよならローズガーデン」1巻【AA】の感想には、KONの徒然日記 新館さん『異国間百合、お嬢さまとメイド、文学少女…色々な要素が美麗な絵柄に盛り込まれていて、目の保養にもなります』、クロカンモカさん『時代に抑圧されながら作家を志す女の子のかなり骨太な物語』、ヨネヤさん『日本人メイドと英国人お嬢様の美しい主従百合で、同性ゆえの葛藤とか身分とか婚約者というかませとか諸々最高…』、パンナコッタさん『身分社会、性差別、同性愛への抑圧…。当時の世相を相当リサーチしたであろうことが窺える細かな描写の数々に圧倒された』、どらやきやさん『自らの生き方を時代に抑圧されながらも、性別や家柄を超えた絆にひたすらに感動』などがある。

なお、作者:毒田ペパ子氏は、あとがき漫画で『これでもかと好きなものをつめこんでいる本作です。とくにメイド服は描くのも見るのも大好きなので、楽しさMAXです。〜ですが楽しいことばかりでもなく…。漫画を描くにあたって、当時の日本と英国の女性史や同性愛史について文献を詳しく調べていくうちに、想像を絶する辛さを知り、一人でワァワァと泣いたりもしました…』、『現代と通じるところも多くある、夜明け前のような時代の彼女たちの物語。のんびりと見守っていただけたら嬉しいです』などを描かれている。

「さよならローズガーデン」1巻コミックス情報 / 毒田ペパ子氏のTwitter

「私は彼の本で女性も夢を持てると勇気をもらったんです…!
私も彼のような作家になりたくて… だから…っ」

「そ、…その条件って…?」
「あなたにヴィクターを紹介するための条件は、たったひとつだけ」

「華子、私を殺して」

「華子…共犯者になってくれる?」
「愛を他人が支配するなんておこがましい」
「(どうして私を受け入れようとするの)」
「望むなら、世界の果てへ共に逃げたって構わない」
「(今すぐあの薔薇の庭へ駆けていきたい)」
「(私はもう二度と、同じ過ちを犯すわけにはいかない)」


【関連記事】
ボーリングxメガネっ娘マンガ てんぴん1巻 「ボウリングはじめるってよ!?」
毒田ペパ子のニュース - アキバBlog

リリウム・テラリウム 「Twitterで話題の美少女探求者EDの贈る珠玉の作品集」
私たちは恋を描けない1巻 「漫画家を目指すギャル×お嬢様の疑似恋愛百合物語」
佐久間結衣 わるいおんなのこ1巻 「咲き魅せる、美しく黒い毒百合たち」
百合掌編集 突然の百合 「酸いも甘いも悲喜こもごも…40組の百合カップル」
サジちゃんの病み日記1巻 「ストーカー少女の最凶でサイコな偏愛ライフ♥」
百合結婚オムニバス漫画 ゆりこん1巻 「百合カップルたちの最幸の結婚物語♥」
とどのつまりの有頂天1巻 「放課後は巫女部。ガールミーツガール・コメディー!」
百合のニュース - アキバBlog

【関連リンク】
マッグガーデン / マグシブ / Twitter
「さよならローズガーデン」1巻コミックス情報 / 店舗特典情報
pixivコミック「さよならローズガーデン」連載ページ
連載時から加筆され、本作の特徴である「描き込み」がさらにパワーアップしています
薔薇の庭で綴られる、茨に閉ざした想いとわたしたちの秘密
カバーデザインの嬉しいサプライズを図にしました。2枚目は色校のブレてる写真です
毒田ペパ子氏のTwitter / pixiv / Tumblr
日本人の女の子が英国で貴族令嬢に拾われるおはなし。(1)
直筆イラスト入りサイン色紙飾っていただけてうれしいな…!
「さよならローズガーデン」1巻いよいよ明日発売!です!
ときわ書房本店:美しい描き込み、理解されぬ恋の形を描く物語

私を殺して…英国令嬢×日本人メイドが織りなす「さよならローズガーデン」1巻

【感想リンク】
異国間百合、お嬢さまとメイド、文学少女…色々な要素が美麗な絵柄に盛り込まれ
一見優雅なヴィクトリア朝という時代が、実は身分制、男尊女卑、同性愛差別
同性愛に対する偏見や差別が今より強かった時代
先生はこの時代が好きなんだなあと実感させていただきました
当時の世相を相当リサーチしたであろうことが窺える細かな描写の数々に圧倒された
時代に抑圧されながら作家を志す女の子のかなり骨太な物語
同性ゆえの葛藤とか身分とか婚約者というかませとか諸々最高…
自らの生き方を時代に抑圧されながらも、性別や家柄を超えた絆にひたすらに感動
なにより、やりとりの中で紡がれる言葉がうつくしかった…
当時の身分差と差別の中で咲く百合 素晴らしすぎます…
背景の建物や庭が綺麗で、雰囲気ばっちりです。これは面白い!
絵が綺麗で可愛いしイギリスと大正浪漫の世界観がどストライクだった
同性愛は社会的死に値する時世で葛藤する様は儚く美しいですね
非常に質の高い本格百合作品が登場しました。少し影のある雰囲気も良い感じ
さよならローズガーデン 1巻 感想 - 読書メーター


この記事は商業誌 カテゴリーに含まれています |Ajax Amazon Edit