【コラム】故人系名探偵ヒロイン・シエスタが、11月25日発売のMF文庫J新人賞受賞作「探偵はもう、死んでいる」など３作品を紹介！ : アキバBlog

2019年11月16日

【コラム】故人系名探偵ヒロイン・シエスタが、11月25日発売のMF文庫J新人賞受賞作「探偵はもう、死んでいる」など３作品を紹介！

二語十「探偵はもう、死んでいる。」＆鶏卵うどん「かまわれたがりの春霞さん隣の席のあの子は俺の嘘が好き」＆ひなちほこ「特殊能力統轄学院叛逆の優等生と悪魔を冠する少女の共犯契約」

こんにちは！MF文庫J編集部です！第15回MF文庫Jライトノベル新人賞受賞３作品「探偵はもう、死んでいる。」、「かまわれたがりの春霞さん」、「特殊能力統轄学院」の11月25日発売を記念して、今Twitterで密かに人気を集めている.、故人系名探偵ヒロイン・シエスタが紹介してくれるようです！

シエスタ

シエスタ(以下、シ)：探偵の仕事は、依頼人の利益を守ること。こうして依頼を受けたからには、しっかり紹介しないとね。初めまして、シエスタです

君塚君彦

君塚君彦(以下、君)「そして俺がシエスタの助手、君塚君彦だ。この大仕事、任されたからには精一杯務めるからよろしくな

シ：え、今日呼ばれたのは私だけのはずだったんだけど？何しに来たの？

君：補欠なのにうっかり大会に来てしまって気まずい思いをする部活生みたいな扱いはやめろ！俺だってちゃんと呼ばれて……あ、本当だ、俺の名前書いてない……

シ：……はい。というわけで、まずは私が登場する第15回MF文庫Jライトノベル新人賞《最優秀賞》受賞作「探偵はもう、死んでいる。」から始めるね

著者：二語十　イラスト：うみぼうず　「探偵はもう、死んでいる。」　
11月25日発売

君：これがカバーイラストか。ライトノベルとしてはかなりチャレンジしたものになってるな

シ：そうだね。さっきのやり取りがまるで無かったかのように解説に加わってる君もかなりなチャレンジャーだよ

君：チャレンジと言えばこの本、なにか初回限定版の仕様が存在するって聞いたぞ？

シ：うん。初版分に限り、二語十先生書き下ろしSS「チェキは1枚800円＋税になります」入りのうみぼうず先生描き下ろし「猫耳メイドverシエスタ」のリバーシブルカバー仕様になっているみたいだよ

君：なるほど。じゃあこれは、発売されたらすぐに書店に買いに走らないとな

シ：間違いないね。私は発売日の朝一番にお店に並んで買おうと決めているよ

君：じゃあ俺は今のうちに予約、予約っと……。……ところでさっきから絶妙に説明口調になってるが大丈夫か、これ

シ：そもそもステマを依頼してきたのは編集部だからね、なんの問題ないよ

「探偵はもう、死んでいる。」初回限定リバーシブルカバー

君：これは……

シ：これは？

君：…………

シ：私の猫耳メイド姿を見た助手が使い物にならなくなったので、ここで一旦あらすじ紹介

あらすじ
「お客様の中に探偵の方はいらっしゃいませんか？四年前、地上一万メートルの空の上で聞いた台詞から、俺と彼女の物語は始まった。俺・君塚君彦は完全無欠に巻き込まれ体質で、謎の黒服に謎のアタッシュケースを持たされたあげく、ハイジャックされた飛行機の中で、天使のように美しい探偵・シエスタの助手となった。
それから――「いい？君が蜂の巣にされている間に、私が敵の首を取る」。「おい名探偵、俺の死が前提のプランを立てるな」。俺たちは、世界中を旅しながら秘密組織と戦う、目も眩むような冒険劇を繰り広げ――やがて死に別れた。
一人生き残った俺は高校生になり、再び日常というぬるま湯に浸っている。なに、それでいいのかって？いいさ、誰に迷惑をかけているわけでもない。だってそうだろ？探偵はもう、死んでいる。

シ：というわけで、このお話は私の死から幕を開けるんだ。そんな中でただ一人生き残ってしまった助手は、果たしてどんな物語を紡いでいくのか。その行く先を見届けてくれると嬉しいな

君：なあ、シエスタ。ちなみに聞くが、あの猫耳は今どこに……

シ：その話はもう終わったから。続いてキャラクター紹介

夏凪渚（なつなぎ・なぎさ）　「ここで帰るとか言ったら“倍殺し”だから」
名探偵の死から一年後、主人公のもとに現れた同級生の依頼人。容姿端麗、天真爛漫、直往邁進――コロコロ変わる表情と激情的なその性格は、ぬるま湯に浸った主人公を、再びあの世界へと連れ出していく

斎川唯（さいかわ・ゆい）　「世界一さいかわなアイドル斎川唯ですよ！」
恵まれた容姿と名家出身ゆえ、世間をなめ腐るようになった系アイドル。キャッチーなメロディとクレイジーな歌詞でファンを魅了する。まんまと主人公をも沼に沈め、依頼を解決してもらおうと画策する

シャーロット・有坂・アンダーソン　「…アナタに愛称で呼ばれたくはないんだけれど」
かつてシエスタをマームと呼び、師事していた少女。様々な軍や組織を渡り歩いていた武闘派エージェントだが、頭を使うのは少し苦手。なぜか主人公とは折り合いが悪く、いつも低レベルな喧嘩を繰り広げていた

シエスタ　「ちょうどよかった。君――私の助手になってよ」
地上一万メートルの空の上で、主人公を助手に任命した名探偵。才色兼備、天衣無縫、十全十美――彼女がそこに現れるだけで、花は咲き、鳥は歌い、事件は終わる。昼寝と、助手をからかって遊ぶことが生きがい

君塚君彦（きみづか・きみひこ）　「理不尽だ！無理矢理雇ったのはお前だからな！」
地上一万メートルの空の上で名探偵から助手に任命された、可哀想な主人公。立てば事件、座れば事件、歩く先にまた事件。巻き込まれ体質のDNAは、今日も彼にあらゆる理不尽を運んでくる。

君：俺たち以外も一筋縄ではいかなさそうな奴らばっかりだな

シ：当たり前だよ。そう簡単に君塚ハーレムは作れないからね

君：そんなものを作る気はない！

シ：ああそっか、君は私一筋だもんね

君：一言も言ってねえんだよなあ……

シ：というわけで、次に紹介するのは店舗購入特典。二語十先生書き下ろしのSSなど特典盛りだくさんになってるから、気になるお店をチェックしてね。すべての特典を集めた方には特別に――

君：お、なにかまた別のプレゼントでもあるのか？

シ：――何かあるわけではないけど、私がとっても喜びます

君：……みんな、シエスタを喜ばせてやってくれ

アニメイト特典：二語十書き下ろしSS入り4つ折りペーパー
SSタイトル：君塚×シエスタ【ある日名探偵の助手にされた俺が、なぜか彼女と一緒に暮らすことになったんだが？】

ゲーマーズ特典：二語十書き下ろしSS入り4Pブックレット
SSタイトル：君塚×シエスタ【カジノ界に君臨せし、白き王】

メロンブックス特典：二語十書き下ろしSS入り4Pリーフレット
SSタイトル：君塚×シエスタ【本当に他意はない。本当に他意はないからな？】

とらのあな特典：二語十書き下ろしSS入りイラストカード
SSタイトル：君塚×シエスタ【このあと滅茶苦茶――】

WonderGOO特典：ポストカード

COMIC ZIN特典：イラストカード

電子書籍特典：二語十書き下ろしSS
SSタイトル：君塚×夏凪【こんなところで名探偵っぷりは見せなくていい】

BOOK☆WALKER限定特典：二語十書き下ろしSS
SSタイトル：君塚×シエスタ【名探偵VS〇〇しないと出られない部屋】

君：さらに特設サイトでは文庫換算で100ページ超の大増量試し読み、マンガ版試し読みやキャラクター紹介なども公開中みたいだな

「探偵はもう、死んでいる。」特設サイト

シ：また、来週にはお待ちかねのスペシャルPVやとっても豪華な皆様による推薦コメントなども公開予定だから、楽しみにしててね

「かまわれたがりの春霞さん隣の席のあの子は俺の嘘が好き」　
著者：鶏卵うどん　イラスト：八尋ぽち　 11月25日発売

君：続いては、《優秀賞》受賞作「かまわれたがりの春霞さん　隣の席のあの子は俺の嘘が好き」をご紹介

シ：いつの間にか主導権まで握り出した

君：主人公は、嘘を発信するのが好きな男子高校生・卯曽月誠斗。彼の元に、嘘つき妖精デビが現れ「ＵＰキャンペーン」を打診してくるらしい

シ：「ＵＰキャンペーン」とは、嘘をつくと「ＵＰ」が貯まり、そのポイントで願いを叶えるというものみたいだね

誠斗が妹・愛を騙して１００ＵＰを稼いでいる

君：じゃあその主人公の願いっていうのが物語のキーになるわけか

シ：ご名答。誠斗は意中の相手「大空真森」をＵＰを溜めて恋人にしようと思い立つんだけど、それに必要なポイントは１００万Ｐ。誠斗はどうにかしてそれを集めようとする、っていうのが大筋のストーリーだね

君：なるほどな。……けど、タイトルにもある「春霞さん」はどこにいったんだ？誠斗の好きな相手は「大空真森」なんだろ？

シ：うん。１００万Ｐという大きな壁が立ちふさがった誠斗の前に、まさに救世主のように現れたのが「春霞さん」なんだよ

君：熱い展開きたな、これ

シ：彼女を恋人にできるUPポイントはなんと０Ｐ。どうやら彼女は元から誠斗のことが好きだったらしくて、しかも彼女は嘘に騙される天才で、いきなり１つの嘘で５００ＵＰものポイントが貯まるんだ

誠斗の嘘に騙される春霞陽

君：UP自動発生装置！……倫理的にどうなのかというは置いておいて

シ：君とは違って誠斗は良心にさいなまれながら、春霞さんに嘘をついてポイントを稼いでいくんだ

君：俺を貶めることに関してお前の良心は痛まないのかという問題はさておき、誠斗がどんな楽しい嘘をつくのかは特設サイトで一部掲載中だからぜひ見てくれ

誠斗がついた嘘のイラスト。この画像は完全にフィクションです

シ：と、そんな時。誠斗のもとに、恋する「大空真森」から連絡が来るんだ

君：お、ついにフラグ成立か？

シ：はあ、そんな簡単に恋愛は上手くいかないよ。だから君はいつまで経っても童t……

君：なるほど。実は大空と春霞は親友で、春霞を騙すつ悪いやつが現れたと、誠斗は大空に襲撃されてしまうのか

シ：ごめんごめん、泣かない泣かない

君：泣いてねえ！あらすじに戻るぞ。……で、誠斗はどうやってそのピンチを乗り越えるんだ？

シ：うん、誠斗は「春霞の反応がかわいくてつい嘘をついてしまう」と誤魔化すんだ

君：なるほど、ここでも上手く嘘を使いこなすわけか。見習いたいもんだな

シ：君はすぐ顔に出るから無理だよ。そして、実は春霞さんのことが大好きな大空真森はそんな詭弁に騙されて、二人は春霞大好き同盟を組むことになるんだ

君：すれ違いラブコメここに発生って感じだな

恋する相手、大空真森

シ：面白いのはまだまだこれからだよ。もともと地味で内気な女の子だった春霞さんも、誠斗とかかわる中で徐々に変化が訪れるんだ。髪をあげ、イメチェンした超絶美少女の彼女が、こちら――

イメチェンした春霞陽

君：別人……！

シ：メインヒロインここに爆誕って感じだね

君：まさにラブコメの最前線……。俺たちの物語も、今からでもこういう路線に変えられないもんか？

シ：あれ、君塚ハーレムに興味はないんじゃなかったの？

君：ラブコメ＝ハーレムってわけじゃないだろ……多分？

シ：――はい。と、いった感じでストーリーが進む「かまわれたがりの春霞さん」はどうだったかな？はたして誠斗と春霞、そして大空の青春の行方は？気になった人はぜひ手に取ってみてね

君：総評：とにかく春霞さんがチョロカワイイ

春霞さんがチョロカワイイ

君・シ：「かまわれたがりの春霞さん」をお楽しみに

「特殊能力統轄学院叛逆の優等生と悪魔を冠する少女の共犯契約」　
著者：ひなちほこ　イラスト：シエラ　11月25日発売

シ：じゃあ最後に「特殊能力統轄学院叛逆の優等生と悪魔を冠する少女の共犯契約」を紹介するね

君：タイトルからして、厨二心をくすぐるカッコいい物語になってそうだな

シ：さすが永遠の中学二年生、お目が高いね。まずこの作品の舞台は、思春期の少女に、妄想を具現化する力が発現してしまうことがある近未来日本なんだ

君：おい、今俺は褒められたと見せかけて盛大にバカにされなかったか？

シ：そして、この力を発症してしまうと、保護と力の制御の教育を名目に学院へ強制的に入学させられてしまうんだ。そんな学院を舞台にした、厨二心満載の異能バトルストーリーになっているよ

君：めちゃくちゃカッコいいな……俺もそんな学院で異能バトルを繰り広げたかった……あ、痛いのは無しで

シ：うんうん、君らしくてとても良いと思う

君：さてはまたバカにされたな？

シ：この物語の主人公は「叛逆の優等生」紫門詠哉

君：肩書きがまたカッコいい

シ：各地にあるどこかの学院に連れ去られた幼なじみの情報を手に入れるため、組織の監理官を目指し自ら学院へ入学。優等生を演じその機会を狙っているんだ

君：なるほどな。じゃあその学院でまた、色んな人物と出会っていくと

シ：その通り。ヒロインは「悪魔を冠する少女」、最強クラスの能力者・アスモデウス。彼女は、本名を捨て学院の犬として働くことの対価として、生き別れの王子様との再会を目指しているらしい

君：ほう、二人とも何か目的が……しかもお互いに誰かを探しているっていう構図か

シ：みたいだね。実は私はもう、とある秘密に気づいてるんだけど、今はまだ内緒にしておこうかな。真相が気になる方は、ぜひ作品をチェックしてみてね

君：ここに来てじらすのか……もう少しぐらいヒントをくれてもいいだろ？例えばヒロインの能力の秘密とか

シ：だめだめ。アスモデウスの能力の詳細は、作中でもとびっきりのトップシークレットだよ――ただ

君：ただ？

シ：その名前となっているアスモデウスは、伝承によると「七つの大罪では色欲を司る」と言われたり、「ソロモン王の指輪を盗んだ」話があったり──そういえば、カバーイラストによく見ると指輪が？そしてこんなイラストも──

アスモデウスの裏の姿

シ：そんな謎めいた姿を見せる一方で、たいやきが苦手だったり──

たいやきに怯えるアスモデウス

シ：ココアが大好きだったりする一面も

ココアにほっとするアスモデウス

君：さらに、学院には他にも魅力的な美少女たちも？

シ：なんで美少女の話題になった途端カットインしてきたの？

学院で出会う様々なキャラクターたち

シ：ここまで美少女が多いというのも、何やら怪しいポイントかもね？っていうヒントだけ残して、最後にとっておきのイラストをお披露目

《契約》の瞬間

君：指輪が重要なのは、どうやら間違いなさそうだな

シ：今からあなたを殺します」なんて物騒なセリフも飛び出してるね。人探しに脅迫に、大変なことになっている本編だけど、……え、死者まで出てるの？

君：だったら、依頼は名探偵にどうぞってか？

シ：だね……って、言いたいところだったけど、私はもう死んでるからなあ

君：…………

シ：ごめんごめん、泣かない泣かない

君：だから泣いてなどいない！……が、一応向こうを向いててくれ

シ：はいはい。と、いうわけで以上、第15回MF文庫Jライトノベル新人賞受賞作の紹介でした。11/25発売の「探偵はもう、死んでいる。」、「かまわれたがりの春霞さん隣の席のあの子は俺の嘘が好き」、「特殊能力統轄学院叛逆の優等生と悪魔を冠する少女の共犯契約」をどうぞよろしくね

MF文庫J新人賞受賞　特設サイト

君：……よろしく

シ：ティッシュいる？ほら、鼻噛みな。チーンって

君：……締まらねえなあ

シ：……締まらないねえ

MF文庫J編集部

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