2021年01月10日

コミカライズ ペスト2巻 「疫病、暴動、自粛、医療崩壊…これは想像の世界」

原作:カミュ&漫画:車戸亮太「ペスト」2巻 カミュの小説を車戸亮太氏がコミカライズされている「ペスト」2巻【AA】が9日に発売になった。裏表紙は『凡庸な町が突如として熱病に侵される。ノーベル賞受賞作家・カミュの代表作を激情のコミカライズ!』、オビ謳い文句は『疫病、暴動、自粛、医療崩壊…これは想像の世界。だが“今”では現実だ』だった。
-

車戸亮太がコミカライズ「ペスト」2巻
カミュの小説を車戸亮太氏がコミカライズ「ペスト」2巻【AA】発売
「疫病、暴動、自粛、医療崩壊…これはたった1人の想像の世界」

「封鎖ってどういうことだ」
「封鎖ってどういうことだ!?」 「ペストだって隠してたのか!?」
「オレたちの仕事はどうなるんだ!!」 「知事を出せー!」

「やっぱりこんな騒ぎに」
「あぁ…やっぱりこんな騒ぎに…
(しかし、こんなに人が集まって…もし…感染者がいたら…)」

「オレはペストだぁぁぁ」
「オレはペストだぁぁぁ!!!」 「!」
アニメイト秋葉原本館
とらのあな秋葉原店A
COMIC ZIN秋葉原店

カミュの小説を車戸亮太氏がコミカライズされ、Bバンチで連載されている「ペスト」2巻【AA】が、9日に発売になった。

原作の『ペスト』は、ノーベル文学賞を受賞したフランスの作家:アルベール・カミュが1947年に出版されたペストが発生した都市を舞台にした小説で、コミカライズ1巻発売時のコミックナタリーによると『194X年4月、アルジェリア北西部の港町・オランでは町中のいたるところに鼠の死骸が散乱していた。嫌な予感がしながらも、鼠だけに収まってくれればと考えていた医師のリウー。しかし、リンパ腺に強い炎症を起こす患者が次々と出始め……』から始まったお話で、コミカライズ2巻では感染爆発中(第2巻巻頭の登場人物&あらすじ)。

今回発売になったコミカライズ「ペスト」2巻【AA】には、第10話から第19話を収録し(もくじ)、裏表紙は『この病は人から何を奪うのか――』、『凡庸な町が突如として熱病に侵される“不条理”を描き、共感を呼んでいるノーベル賞受賞作家・カミュの代表作を、車戸亮太が激情のコミカライズ!本性が試される忍耐の第2巻』、オビ謳い文句は『町は閉ざされた。それでも、生きるために――』、『疫病、暴動、自粛、医療崩壊…これはたった1人の想像の世界。だが、“今”では現実だ』だった。

鼠の大量死も謎のリンパ疾患も、全てはペストによるものだった。県知事の命令により都市封鎖されたオラン。血清も尽きる中、それでもなお医師・リウーをはじめ、人々は懸命に職務を全うする。初めはひたむきに耐えていたが、やがて―― コミックス情報

なお、コミカライズ「ペスト」2巻【AA】の折込チラシは『原作累計160万部突破!』、『都市封鎖されたオラン。医師・リウ―をはじめ、人々は懸命に職務を全うするが…』、『それでもなお、生きるために』になっていて、AQMさんの感想は『ここ1年の間にニュースで見たような逸話ばかりでうんざりします。もちろんペストと新型コロナウイルスは症状も致死率もまったく別の病気なんですけど、人間社会のリアクション、なんでこんな似てんの…』などを書かれている。

「ペスト」2巻コミックス情報 / 車戸亮太氏のTwitter

「…ペスト特有の症状は見られませんね」

「医者がいる…」 「感染るんじゃないか…?」 「ペストの病院から来たかも…」
ヒソヒソヒソヒソ

「街頭から人々が消え…町は静寂に包まれた。ペストから身を守るため…
固く閉ざされた家々…」

「お疲れのようですね」「今は休んでいられませんので」
【1日の死亡者数 300名を越える!!】
「診療所を出て、町の外へ行くまでの間に…ペスト菌に感染するかもしれません」
「肺ペストとなると飛沫で感染が広がります、今までの予防策では対処出来ません」
「囚人保健隊を作って人手を確保するという案が、一部役人から出されていました」
「勝手に有志で集まって、勝手に病院に集合し、勝手に下働きします」


【関連記事】
コミカライズ ペスト1巻 「194X年4月、凡庸な町が熱病に侵される"不条理"」
車戸亮太のニュース - アキバBlog

新型コロナウイルスで緊急事態宣言&休業要請 4月19日(日)のアキバの様子
GW開催から中止になったコミックマーケット98、冊子カタログ発売 エアコミケ開催告知も
新型コロナウイルスのニュース - アキバBlog

【関連リンク】
新潮社 / Bバンチ / Twitter
「ペスト」2巻コミックス情報 / 連載ページ
都市封鎖、血清の不足、暴動、静まる町、狂乱…
漫画:車戸亮太氏のTwitter
不条理文学の至宝が漫画で読めます!
とある町を恐ろしい流行病が襲う、カミュの代表作「ペスト」コミカライズ(第1巻発売時)

新潮社「ペスト」書籍情報
アルベール・カミュ - Wikipedia
ペスト (小説) - Wikipedia
70年前の長編小説「ペスト」が改めて読まれている理由
再注目されるカミュ「ペスト」70年前の名著は"コロナ時代"を予見していた(2020/05)
カミュ「ペスト」は教えてくれる。"疫病という不条理"に反抗する最後の方法を(2020/05)
新型コロナの予言に満ちた小説「ペスト」が示す感染症の終わり(2020/03)
カミュの小説「ペスト」在庫切れ相次ぐ 伝染病の脅威、後手に回る行政(2020/02)

【感想リンク】
この漫画はよくできていて、それだけに読んでいてしんどい



この記事は商業誌 カテゴリーに含まれています |Ajax Amazon Edit