【コラム】大異世界転生時代の“最強”はコレだ!『修羅の紋』担当者インタビュー!


原作:川原正敏 漫画:甲斐とうしろう
この企画は、どのように誕生したのでしょうか?
――「“陸奥圓明流”が異世界に!」。そう聞いて皆さん、耳を疑ったんじゃないでしょうか?「編集者からの提案なのでは?」と思った方もいらっしゃったと思います。ですが、この企画は何を隠そう川原先生から直々にご提案いただいて誕生したんです!
現在『修羅の紋』と同時連載中の「龍帥の翼 史記・留侯世家異伝」の打ち合わせが終わった際に、川原先生が「実はもう一本ネーム(ネーム…話をチェックするために作るラフな下書きのこと)を描きました」と仰いました。そこで見せていただいたのが、「修羅の紋」第1話のネームです。
名作ファンタジー「海皇紀」を執筆された川原先生がお描きになる異世界ファンタジー、しかも主人公は陸奥の一族。面白いに決まっていました…!「月刊少年マガジン」に掲載された第1話も、おかげさまで大反響をいただき単行本も大ヒットしています!
それはすごいですね…1話目のネームを読んだ時の思い出を詳しく教えてください!
――実は1話目のネームは2種類あったんです。違いはシンプルで、完成版ではラストに『修羅の紋 ムツさんはチョー強い?!』とタイトルが入ったページがありますが、もう1つのパターンでは、それが冒頭1ページ目にありました。
川原先生に2つのネームを手渡され「まずは読んでください」と。作品の概要を全く聞かずに読み始めました。2つのネームのうち、僕はたまたま掲載バージョンから読み始めたんです。当然この時の僕は「“陸奥”が異世界に行く」なんてことは、微塵も頭に浮かんでおりません笑。ネームを読み始めると
「ファンタジー漫画かぁ!コメディタッチで楽しいなぁ!」
「あれ? これ…この技…この主人公、陸奥じゃね?」
「…陸奥じゃん!!!」
といった感じで、幸運にもこの物語を存分に楽しめたんです。作中の主人公が“陸奥”だとわかった時の興奮は忘れられませんね。

すでに15万部を突破している本作ですが、ヒットの要因は何だと考えていますか?
――「川原先生ご自身が原作を執筆している。」ということが、最大の要因ではないでしょうか。陸奥×異世界ファンタジーというヒキの強さはもちろん、川原先生ご自身が描いていらっしゃるからこそ、『修羅の門』『修羅の刻』ファンに刺さったんのだと思います。
「雷」「獅子吼」「弧月」…“陸奥圓明流”の技が異世界の魔物を倒していく様は、まさに千年不敗!技を活かした敵の倒し方など、“陸奥圓明流”を生み出した川原先生にしか描けないアイデアが詰まってるんです!
「次は何の技で、どんなモンスターを倒すんだろう?」という異世界バトル漫画としての楽しみ方がちゃんとできるのも、本作の魅力の一つです。


最後に、発売したばかりの2巻の見どころを教えてください!
――主人公一行は“陸奥”の紋章を消す術を知る大賢者を探す旅の途中ですが、2巻では新キャラが続々出てきます!


感涙のドラマあり、強敵との白熱バトルあり、相変わらずのゆる〜いコメディあり。1巻の魅力がさらに高まった2巻となっておりますので、ぜひともご一読ください! どんな“陸奥圓明流”の技が繰り出されるかも、お楽しみに!

「修羅の紋」第1話はマガジン公式アプリ「マガポケ」にて無料で読める!
月刊少年マガジン編集部
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