宮澤ひしを 苦楽外(くらげ) 「幻想の世界へと迷い込むファンタジー」




宮澤ひしを氏(=zngo氏)のコミックス「苦楽外(くらげ)」【AA】が公式発売日11日を迎えた。
今回発売になった「苦楽外」【AA】は、宮澤ひしを氏が自身のpixivやジャンプルーキー!に投稿され、太田出版【2019年下半期】太田エロティック・マンガ賞のエロティクス賞も受賞された表題作の商業書籍化で、「苦楽外」6話分と、短編「新人」の計7編を収録。
コミックス情報は『バスで寝過ごした男が辿りついたのは、海辺の田舎町。来たことがないはずなのに、男はその町に奇妙な既視感を覚える。帰りのバスもなく、町に留まらざるを得なくなったが、不思議な子供・カズキとの出会いを機に、男は旅することになる』で、裏表紙は『いつの頃からか、おれの心の片隅に、そいつは居た』、オビ謳い文句は『幻想の世界へと迷い込む、牧歌的かつ危険なファンタジー』になってた。
「苦楽外」【AA】の感想には、FLATFLOORさん『イルカは灰色だから道路を泳げるという、何だかよく分からないけど納得してしまう独特の世界観。海に潜ったせいで聞こえなくなる台詞の表現、コマ枠に貼り付いてるフジツボなど漫画的な遊び心も面白い』、Ricoさん『独特な世界観で描かれる記憶想起ストーリー』、藤本博さん『とにかく面白い。自分の中の“何か”がひとつ外れます』、きたはちさん『仕事や労働とは何なのかを問いかけられる』、乃んべえさん『筆致がほんとうに美麗』などがある。
なお、漫画家:山本直樹氏の帯コメントは『シームレスな現実-幻想-回想を自由回遊する快楽』と寄せられ、作者:宮澤ひしを氏が漫画を担当されているコミックス「漫画編集者が会社を辞めて田舎暮らしをしたら異世界だった件」の原作:クマガエ氏は、「苦楽外」【AA】の好きなシーン紹介で『イナイセの漫画家さん候補として初めて読ませていただいたのが「苦楽外」で、このフレーズを読んで「ぜひお願いしたい!」と思いました』などをツイートされている。
「苦楽外(くらげ)」コミックス情報 / 宮澤ひしを氏のTwitter



このへんは酸欠でみんな死んじゃったんだ」
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【関連リンク】
KADOKAWA / コミックビーム / Twitter
「苦楽外」コミックス情報(試し読みあり)
幻想の世界へと迷い込む、牧歌的かつ危険なファンタジー
宮澤ひしを氏のTwitter / zngo名義Twitter / pixiv / FANBOX / Fantia
苦楽外(くらげ)コミックス出ます
コミックビーム様で書籍化していただけることになりました!(pixiv)
収録されている19ページの短編漫画「新人」です
元々、太田出版さんのエロティック・マンガ賞にて賞を頂いた作品でして
「苦楽外(くらげ)」シリーズ(pixiv) / ジャンプルーキー!版
太田出版【2019年下半期】太田エロティック・マンガ賞 選考結果発表!
クマガエ氏:「苦楽外」で、このフレーズを読んで「ぜひお願いしたい!」と思いました
海辺の出会いから始まる、牧歌的で危険なファンタジー「苦楽外」山本直樹も推薦
【感想リンク】
何だかよく分からないけど納得してしまう独特の世界観
独特な世界観で描かれる記憶想起ストーリー
とにかく面白い。自分の中の“何か”がひとつ外れます
仕事や労働とは何なのかを問いかけられる
Pixivに発表されたときから読んでたので感慨深いし、なにより筆致がほんとうに美麗
以前に他の媒体で読んだ時よりも理解が深まりました
表紙買いしたら面白かったやつ。コマの外とか遊び心あって好き