2005年09月26日

ブラジャーとスカート

アキラさんヲンナとヲトコというおもしろい記事をトラックバックしていただいたので、「よし、それじゃいっちょ、母性というコトバをなくそうに続く、言葉狩りシリーズ第2弾「オトコ性とオンナ性というコトバをなくそう」というのを書くか」と思っていたのだが、アキラさんに先を越されてしまった
悔しいので、違ったものを書く。

実はわしは、ジェンダーというものがよくわからん。
が、あえてジェンダーフリーを語ってしまう。
我ながら図々しいヤツだが
「よくわからんなりに感じた(考えた、じゃないよ)ことをコトバにしてみる努力が、ジェンダーフリーにとって大切なんじゃないか」と思ったりしている。
という、お話。



子どものころ、ウーマンリブ運動というものがあった。
子どもなんでよくわからなかったのだが、一つ、いまだに忘れられないぐらい大きな疑問を抱いたことがある。
それは「女を縛り付けるブラジャーをはずせ!」と主張する女の人たちがいたこと。

ちょびっと胸が大きくなり始めたころ。
動くと邪魔だ。
邪魔なら、ブラジャーでとめたほうが動きやすくていいんじゃないの?
大人になってもっと大きくなったら、もっと邪魔だろうしぃ。
(これは、幸か不幸か杞憂に終わる…)
邪魔な人はブラジャーでとめる。
邪魔じゃない人はブラジャーしない。
これじゃ、ダメなわけ? と思ったのだ。


これから、10数年後。
フェミニズムに詳しい知人から聞いた話。
「ウーマンリブ運動に熱心な女の人の話なんだけど、セックスする時も平等に、相手と自分と順番に上になるようにするんだって」

これは、爆笑した。
イヤ、どっちが上だっていいんだけどさ、何も規則正しく順番にしなくても。
「今度は自分が上の番だ」とか考えるだけで、キモチヨサ半減じゃん。
そりゃ、そん時のお互いの阿吽の呼吸というか、ノリというか、どっちかが疲れててあんまり動きたくないといった事情であるとか、好みであるとか、いつも同じであきたとか(って、こんなこと詳しく書いてどうするんだよ、わし)
そういったもんであって、アタマで考えることじゃないでしょ。


この二つから思うことは
「これやって、誰かキモチイイ人がいるの?」ってこと。

たとえば、わしは「男はズボン、女はスカートという決めつけはけしからん」という意見には賛成。
わしは女だが、ヒラヒラが脚にまとわりつくのが鬱陶しくてほとんどスカートをはかない。
でも、もしかしたら男の人でも
「あのヒラヒラした感じがキモチイイ」と思って、スカートをはきたい人がいるかもしれない。
が、女がズボンはOKでも、男がスカートは現代日本ではなかなかはきにくい。

つまり「男はズボン、女はスカート」という決めつけによって、誰にも迷惑をかけない自分の快感を追求することを邪魔されている。
これは、けしからん。


いわゆる「男社会」の困ったところって、ここなんじゃないか。
快とか不快とかいった、カラダにくっついたところは
「些末なこと」「社会生活には関係ない、下意のこと」で
「大の大人(っていうのは、オトコのことね)が気にすべきことではない」。
だから、「なかったこと」にしちゃう。
きっと、カラダにくっついていることは一人一人違っていて「論理」化しにくいから、嫌いなんだよ。
いわゆるオトコっていうのは、いわゆる論理が好きだから。
※注:ここの「いわゆるオトコ」というのは、生物学的な意味ではありません。
「男社会でふんぞり返っているバカ」という、差別用語です(笑)


ウーマンリブだかフェミニズムだかわかんないけど
そのへんの運動でも、
「女を縛り付けるブラジャーをはずせ」とか
「セックスの時も平等に、男と女、同率で上になれ」とか言ったら
これは「男社会」の「論理」。

本当に、男女平等で自由な世界を目指すなら
「女でも、したくない人はブラジャーをしなくていい。男の人でも胸に肉が付いていて邪魔だったら、ブラジャーするといいかもよ」とか
「女が上でセックスしてもいいじゃん。二人で話し合って、キモチイイほうにしてね」
といったほうがいい。

なかったことにされているカラダのことを、ちゃんとあることとして
地に足着かない論理的なコトバじゃなくて、感覚的に通じるコトバで表す努力を重ねていく。
これが「男社会」を打ち破り
ジェンダーがフリーな社会を築く道なのではないだろうか。

ということで。
「いわゆるオトコ」以外の男性諸氏。
および、そんなバカな男にしっぽを振る「ウンコ女」以外の大人の女性たち。
いっしょに、「快」を追求しようではありませんか!



って、なんかHな感じでいいね(笑)


gegenga at 23:06│Comments(18)TrackBack(2)日常生活にいちゃもん 

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1. 論点と問題点の整理  [ 光るナス ]   2005年09月27日 18:32
*最後の部分に追記を1つ2つしました。(9/25 午後現在) 自分でワケ分からなくなっているので、論点と問題点を整理してみます。 しているうちに、またワケ分からなくなるんだろうなぁ・・・ (^_^;) まきこさん 「お前のために死ねる」「死んでくれ」 とも....
2. メゾ ピアノの新品が激安に買える通販ショップを探しました!  [ メゾ ピアノの新品が激安に ]   2007年06月20日 00:18
やっぱり、メゾ ピアノの新品はひとつは買っておきたいでしょう。無限にお金があればいいのですがそういうわけにはいかないので着回しは重要です。メゾ ピアノの新品があるとお洒落の幅が広がりますから、迷ったときにとても役立ちます。私もいい機会だと思ってメゾ ピアノの...

この記事へのコメント

1. Posted by まきこ   2005年09月27日 01:19
俳優の故宇野重吉は、暖かいのでロングスカートご愛用だったらしいですね。
確かに机に向かって書き物などをするときは、ズボンよりロングスカート(床までの)が暖かいかも。

私が大学3年で研究室に入ったとき、ある男の院生が私に「キュロット」とあだ名をつけて、「キュロットスカートって騙してると思うんだよね」といった。「お前のためにはいてるんじゃねえぞバカ」(口にはしなかった)。

前中心に大きなボックスプリーツのある形状の膝丈のキュロットスカートは、ズボンよりも半ズボンよりも動きやすいので愛用していたのです。これの5番みたいなの。
http://www.wonderrabbit.com/pleats.html
2. Posted by Voyage   2005年09月27日 05:54
はじめまして。お邪魔します。
私も覚えています、女性解放運動。

例えばピンクのヘルメットの方々。
子供ながら、「何やってんだか・・・」と思いました。
その後も、飛んでる女 だの クロワッサン症候群
だの、ついこのあいだまでは 負け犬 でしたか。
今度は何でしょう?
病名がつくとその病気の患者が増えるように、
こうした「くくり言葉」が発表されると、該当者が
増加しますよね。

私もOL時代、男並みに仕事をしたがって、でも
結局出来ないでケツまくる先輩♀の尻拭いをさせられました。
彼女はその後能力(?)を評価してくれない会社を辞め転職。
そして転職先の会社の社長(既婚)を女の最終兵器で奪取しました。
転職数ヶ月後のことです。

こういう♀とひとくくりにされるのって、
納得いきませんよね!





3. Posted by gegenga   2005年09月27日 11:17
>まきこさま
ウールのロングスカート。
冬の夜、一人机に向かう孤独をいやしてくれそうだなあ。
でも、あぐらがかきにくそうだからパス(椅子に座っても、なんだかもぞもぞ足を組んでしまう、落ち着きのないわし)。

そうそう、「自分のための」選択肢を増やす方向に行きたいですよね。
「他人のための」ではなく。

>「キュロットスカートって騙してると思うんだよね」
こういうバカは、一生、窮屈な思いしてろや。

と、思ってはいけないのでしょう。こういう人も巻き込んでいかないと。
が、ついつい「バカめ!」と言いたくなってしまう、未熟なワタクシ(笑)
4. Posted by gegenga   2005年09月27日 11:26
>Voyageさま
はじめまして。お越しくださって、ありがとうございます。

制度的なものを手に入れるためにはピンクヘルメットをかぶって戦うことも必要だったと思うのですが
今のように、制度的には平等なふりをして「ガラスの天井」があちこちにある社会では
違った戦法が必要なのかなぁと、考えたりしています。

とりあえず、いろんな「くくり言葉」にすすんでくくられちゃうようじゃ、まずいですよね。
「くくってもらいたい」「誰かに考えて欲しい、決めて欲しい」という自分の心と向き合うことが第一歩かな、と。

>こういう♀とひとくくりにされるのって
そう、これといっしょにくくるのは「いわゆるオトコ」で
このくくりに付けるレッテルは「バカ」(笑)
5. Posted by pamu   2005年09月27日 15:13
gegengaさまのブログを読んだ後に、(どういう繋がりか?)法務省の入札掲示を読んでいたら、
「人権問題教育ビデオ(ジェンダー・フリーの 職場づくり)」という公告がありました。

http://www.moj.go.jp/CHOTATSU/KOBETSUJYOHO/ippank435.html

58本しか作らないようなんですが、誰が見るのでしょ??
6. Posted by アキラ   2005年09月27日 18:30
TB、ありがとうございました。
>「なかったこと」にしちゃう。

これは、「日本的」でもありますねぃ。

大学時代の話ですが、スコットランド人の教授が、よく赤と黒のチェック柄のスカートをはいていたのを、カルチャーショックな眼差しで見ていたのを、思い出しました。
本人、得意げというか、当たり前っぽかったですけど (^o^)。
7. Posted by 非国民   2005年09月27日 23:19
<赤と黒のチェック柄のスカート>、あれはあれで、創られた伝統だったりもするのですけど。

『暮らしの手帖』の編集長だった花森安治さんも、スカート姿が似合ってましたね。
8. Posted by Voyage   2005年09月28日 00:12
再コメントです。

私は海外在住ですが、この国の言葉は
名詞がジェンダーで分類されます。
中性名詞を含めて3種類のジェンダーですが
sushi とか tofu とか、
誰がどうやって新来語のジェンダー決めるんだろう?
と、不思議に思って訊ねたことがあるのですが、
ただ「わかる」のだそうです。
どうやってわかるのかは今でも私にはわかりません。







9. Posted by アキラ   2005年09月28日 10:41
>Voyageさん
おぉっ! 面白い!
是非、分かるようになって下さい!
そして、どんな感じか教えて下さい (^o^)
10. Posted by gegenga   2005年09月28日 13:12
>pamuさま
この58本という、ハンパな数字は何事?

見たいです、私。
法務省が考えるジェンダーフリーな職場ってどういうものか、興味津々。
きっとものすごく白々しいビデオなんだろうなぁ。
TSUTAYAで貸し出してくれないかな(笑)

11. Posted by gegenga   2005年09月28日 13:16
>アキラさま
こちらこそ、ありがとうございます。

なかったことにしちゃうのはきっと世界的にあることなんでしょうが、やはり日本は得意かな、なんて思ったりします。

あのスカート、子どものころテレビで見てすごく驚いた記憶が。
文化的な差なんて考え方、子どもにはできませんからねぇ。
「変なの」と思った。

それが「変」じゃなくて「違い」で、「いろいろあって当然」と思えるようになるまで、かなりの年月が必要だった気がします。
12. Posted by gegenga   2005年09月28日 13:21
>非国民さま
スコットランドであれを断固拒否するのは、日本で男がスカートをはくのと同じぐらい抵抗があるのかな。
どこの世界にもあることですよね。
そして、地域ごとに違った形で出てくる。
いい悪いは別として、こういうのっておもしろいなぁ。

花森さんのスカートは、私がはくより似合っていると思います(笑)
13. Posted by gegenga   2005年09月28日 13:24
>Voyageさま
すんごい、おもしろい!

私も常々どうやって決めるのか疑問に思っていたのですが、そうかぁ、「わかる」のかぁ。
名詞の性が「わかる」って、どんな感じなんだろう。
あぁ、「わかる」を味わいたい!

アキラさんも書いているとおり、是非、わかるようになって教えてください。
14. Posted by 和美   2006年01月25日 03:53
男ですが、スカートのちゃらちゃらするのが大好きです。裏地も大好きです。
ボリューム感も大好きです。

セーラー服も大好きです。

家からスカートで外出していますよ。
勿論プライベートはスカートオンリーです。

スカートと女性って本当に素敵ですね。
15. Posted by gegenga   2006年01月25日 16:36
>和美さま
はじめまして。
お越しくださって、ありがとうございます。

ホームページなど、拝見しました。
正直に言って、最初、ちょいと驚きました。
そして、驚く自分がまだまだだな、と思いました。

そうですよね、やっぱりいるんですよね、男の人でもスカート好きな人。
いて当たり前だもんなぁ。
16. Posted by まきこ   2006年01月25日 21:18
和美さん、こんにちは。
ちょうど最近、あるFM番組の「おすすめサイト」のコーナーでメンズスカート倶楽部の紹介を聞いたところでした。

そのときDJは男性だったのですが、サイトのトップの言葉を紹介したあと「はいてみたいと思う男性は・・・」と言ったので、「そうそういませんよね」と言うのかと思ったら、「たくさんいますよね。私だってはいてみたいと思ったことは一度や二度じゃありません」といったので、すごく新鮮でしたよ。
(言葉、もちろんそのままじゃありませんが、大体そんな感じ)
自分の気持ちに合うファッションを追求したいですよね。
17. Posted by gegenga   2006年01月26日 10:30
>まきこさま
そうかぁ、やっぱり、はいてみたいと思う男性はいっぱいいるんですね。

それで試してみて、やっぱりイヤならもうはかない。
よいと思ったらはき続ける。
そんなことが当たり前になるといいなあ。
18. Posted by aya   2006年03月20日 14:59
5 わたし ブラは85A ショーツL ガードル76か79
です。 前はブラつけて寝てました。
きついけど なんとなく いい感じなの。
でも 肩紐がずれてこまちゃうのよ

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